結論からいえば、ボクサーでもウエイトトレーニングはやるべき。
この記事では、
- ボクサーがウエイトトレーニングをすべき理由
- 「筋トレで動きが鈍くなる」という意見への反論
- ウエイトトレーニングに必要なもの
などについて解説するよ。
僕がボクシングを始めた頃は、
「信用できる情報がどこにも見当たらない…」
と、いつも悩んでいた。
ネットや本など、どこを調べても、
- 科学的な根拠がないアドバイス
- 文字がひたすら羅列されて読みづらい記事
- 当たり障りないことしか解説してない情報
こんなジャンク情報しか見つからなかった。
だから、この記事では、
- 具体的で突っ込んだ情報を、
- なるべく根拠を示しつつ、
- 分かりやすく・読みやすい記事
をモットーに解説したよ。
この記事でウエイトトレーニングの重要性は理解できるはずなので、ぜひ参考にしてね。
僕のボクシング歴3年以上、筋トレ歴は5年以上。初心者には参考になるかと
目次
ボクシングにウエイトトレーニングが必要な理由
ボクシングで強くなりたければ、ウエイトトレーニングはぜひ取り入れたい。
ボクサーがウエイトトレーニングを取り入れるべき理由は、
- 打たれ強くなる
- ディフェンスにキレが生まれる
- フットワークが軽くなる
など様々。
ただ、ボクサーがウエイトトレーニングをすべき一番の理由は、
効率的にパンチ力をアップできるから
筋トレでパンチ力がアップする
ウエイトトレーニングの重要性を理解するために、まずは次の公式を見て欲しい。
パンチ力 = 1/2 × 体重 × パンチの速さ × パンチの速さ × 衝撃を逃がさない力
この公式は中学・高校で習う「運動エネルギー」を求める公式がベースとなっている。
物理学の原則にならった考え方なので、基本的には間違いない。
この公式の考え方はコチラの記事で解説してるよ
この公式から分かるとおり、パンチ力を決める要素は次の3つ。
- 体重
- パンチの速度
- 衝撃を逃がさない力
そして、この3要素はいずれも、筋トレで大幅に改善できるんだ。
これらの要素とパンチ力の関係性は、コチラを参考にしてね
筋トレでは「負荷を調整できること」が重要
次に効率的な筋力アップのポイントについて解説するよ。
筋トレで重要なポイントは次の3つ。
- トレーニングの頻度は週2回
- 「7~12回しか持ち上げられない」負荷で3~5セット
- タンパク質が中心の食事とプロテイン
注目したいのが「②運動の負荷」。
トレーニングの負荷が、
- 100回連続でできる
- 1回もまともに出来ない
こんな状態だと、筋力アップは期待できない。
「適切な負荷」はトレー二ングで本当に大事
ここで気づいたかもしれないけど、
- 腕立て
- スクワット
- 腹筋
など、自重トレーニングでは「適度な負荷」に調整するのは難しいんだ。
その一方、ウエイトトレーニングでは、扱うウエイトを変えれば、負荷は1㎏単位で調整できる。
だから、
パンチ力を上げるために、ボクサーはウエイトトレーニングをすべき
こんな結論になるんだ。
ウエイトを使った筋トレは3ヶ月足らずで成果が出る
ウエイトトレーニングではキレが悪くならない
それは誤解なんだ。
「筋肉量が多い=動きが遅くなる」なら、100m走の選手は全員ガリガリなはず。
でも、世界最速のウサイン・ボルトの体重は94㎏もある
ただし、筋トレは一つの筋肉だけを集中的に動かすので、身体全体を使う「パンチ」って運動が下手になる可能性はある。
とはいえ、一度覚えた「パンチ」という動きを忘れるなんて、
- パンチの練習は全く行わない
- 週6でウエイトトレーニングだけをする
こんな事をしない限り、まず起きないので、気にする必要はないかと。
ウエイトトレーニングを始めるときに必要なもの
最後に、ウエイトトレーニングに必要なものを解説するよ。
- トレーニングする場所
- プロテイン
必要なもの①:トレーニングする場所
まずはトレーニングをする場所を決めていこう。
具体的には、
- トレーニングジムに通う
- 器具を買って自宅で筋トレ
のいずれかになるかと。
個人的にはトレーニングジムがオススメ。
- さまざまな器具が使い放題
- 自分のスイッチを切り替えるキッカケになる
- 「お金を払ってる」ってプレッシャーがモチベーションになる
ただし、トレーニングジムは毎月固定で1万円ほどかかる。
なので、
「なるべくお金をかけずに筋トレをしたい…」
って考えるのであれば、自宅でウエイトトレーニングをやることになる。
自宅でトレーニングをやる場合、次の2つは揃えたいところ。
- ダンベル
- 懸垂バー
自宅で筋トレする方が、トレーニングジムに行くより安上がり
必要なもの②:プロテイン
筋トレで重要な栄養素が「タンパク質」。
というか、現代人の大半はタンパク質が足りなすぎる!
その中でもボクサーのタンパク質の不足はかなり深刻
- 「プロテインを飲むと太る」
- 「プロテインを飲むとマッチョになる」
- 「細マッチョになりたい人はプロテインは不要」
など、かなり見当違いな意見が未だに散見されるけど、それらは全て間違い。
とりあえず、筋肉を付けたいならプロテインを飲んでほしい。
プロテインの有用性や悪評への反論は全て次の記事で解説したので、ぜひ読んでみてね
そんな場合は、「ビーレジェンド」ってプロテインを選んでおけば、まず間違いはない。
僕が実際に飲んだ感想は次のとおり。
- 単純に「美味しい」
- 料金がかなりお手頃
- 値段に対してタンパク質が多く含まれてる
こんなかんじで割とオススメ。
それと、プロテインは水に溶かして飲むので、シェーカーも忘れずに。
ちなみに、
- 「プロテインを選ぶときの着眼点を知りたい」
- 「他にオススメのプロテインはないの?」
- 「ビーレジェンドを飲んだ感想をもっと聞きたい」
こんな人は次の記事で、詳しく解説してるので、ぜひ読んでみてね。
プロテイン選びに悩むボクサーには、日本で一番参考になる記事だと自負してる
ウエイトトレーニングに懐疑的な人へのオススメ
冒頭で解説したとおり、
- パンチ力がアップする
- ディフェンスにキレが生まれる
- フットワークが軽くなる
などの理由から、ボクサーであれば、ウエイトトレーニングをすべき。
そうであれば、「プリズナートレーニング」って自重トレーニングで負荷を調整することも可能。
元囚人(プリズナー)で、米国の監獄では「コーチ」と呼ばれていた著者が、
- ジム通いはムダ!
- 自宅や公園など、どこでも鍛えることができる!
- やるべきメニューはたった6つ!
こんな主張のもと、本書では、自重トレーニングでいかに身体を鍛えるか解説してる。
例えばメニューの一つとして取り上げられてるのが、腕立て伏せ。
一番軽い負荷だと、「壁に向かって腕立て伏せ」というリハビリ用のメニューが紹介されてる。
その後、少しづつ負荷をあげて、いわゆる普通の腕立て伏せになり、
その後も細かく負荷が調節できて、最終的には片手腕立て伏せでトレーニングをすることになる。
実際、僕もこの本を参考に鍛えたら、片手腕立て伏せが少し出来るようになったので、
「筋肉はつけたいけど、ジムに通うのは面倒だなぁ…」
って思う人はぜひ買ってみてほしい。
ちなみに、このプリズナートレーニングは、
- 基本編
- グリップ&関節編
- スピード&瞬発力編
と全部で3冊出版されている。
初心者が買うべきは、さっきリンクを貼った基本編(「基本編」とは書かれていないけど…)なので、買い間違えに注意。
ウエイトトレーニングの重要性を解説したよ
今回の内容をまとめるよ。
パンチ力のアップに効果的なので、ボクサーであればウエイトトレーニングはぜひ取り入れるべき。
ウエイトトレーニングをやる際は、
- トレーニングジムへ行く
- ダンベルを買って自宅で鍛える
このいずれかが効率的だけど、プリズナートレーニングでも負荷の調整が可能。
また、たんぱく質を充分に摂るためにも、ぜひプロテインを積極的に活用したい。
おすすめのプロテインは「ビーレジェンド」
ビーレジェンドを飲んだ感想としては、
- 単純に「美味しい」
- 料金がかなりお手頃
- 値段に対してタンパク質が多く含まれてる
こんなかんじなので、「どのプロテインを選べばいいか分からない…」って人はこれを選べば間違いないかと。
こんなかんじかな。
ということで、この記事はここでおしまい。
ここまで読んでくれてありがとう。
こんなかんじで僕のブログでは、
こんなボクシングに関する様々な情報を発信してるので、よければ覗いてみてね。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
それでは!