ボクシング

【不可能ではない】ボクシングを独学で習得する方法を解説するよ!【コスパは最悪】

リングに向かう選手の画像

ボクシングって独学で習得できるのかな?もし可能ならどんな方法で練習すればいいんだろう?

今回は、「ボクシングを独学で学びたい人」が抱えるこんな疑問に答えていくよ!

質問に答える前に、僕のボクシング歴を話すと次のとおり!

  • 週5のジムワークを2年継続
  • 対外試合に出場した経験あり
  • お世話になったジムは計4か所

正直、ボクサーとしては強くないけど、それなりに長い期間、ボクシングに関わってきたから、参考になるはず!

それともう一つ!

この記事を読むあなたは恐らく、

  • 大学生
  • 高校生
  • 若手の社会人

このあたりのいずれかだと思う。


この記事の最後では、そんな人に絶対に価値のある情報も伝えてるので、ぜひそっちも読んでみてね!

ソウ

知ってる人と知らない人で、数年後にはかなり致命的な差がつくよ!

結論:ボクシングの独学は可能…だけど

リング上で戦う選手の画像

まずはこの記事の結論を先に説明すると、

  • ボクシングを独学で学んでスキルを身に着けることは理屈的には可能
  • でも、難易度が高いし、コスパも悪いからオススメしない!

こんなかんじ!

独学でボクシングを学ぶのが難しい理由

バンテージを巻いている選手の画像

どうして独学でボクシングを学ぶことが難しいかというと、

  1. 練習相手がいないと非常に効率が悪い
  2. 誤ったフォームや考えが身につく恐れがある
  3. モチベーションを維持するのが難しい

こんな理由があるから。

それぞれ説明していくね!

独学が難しい理由①:練習相手がいない

ボクサーの画像

当たり前だけどさ、ボクシングって対戦相手がいて初めて成立するスポーツだよね?

対人スポーツにおいて、他人の協力を得ないで上達しようとするのは途轍もなくコスパが悪いんだよね。

このことを理解するために、別のスポーツを例に出して考えてみるよ!

例えばあなたが野球チームの監督だったとして、

  1. 毎日500回素振りだけを繰り返してきた選手
  2. 毎日100回の素振りに加えて、ピッチャーが投げた球を100球打っている選手

チャンスの場面で起用したいのはどっちの選手かって考えたら当然②だよね。

こんなかんじで、

対人スポーツにおいて、人と関わらずに行う練習は、基礎練習の範囲から抜け出すことはないんだ!

だから、いくら一人で猛練習を行ったとしても、スパーリングなどの実践練習が出来ない限り、成長することは難しいかな。

独学が難しい理由②:誤りに気づけない

ボクシングをしてる選手たち

例えば、DVDや参考書などで「ストレートは腕が伸び切ったタイミングで当てる」と説明があったから、それを意識して練習するとしようか。

その場合でも、

  • 疲れで集中力が欠けて意識から抜ける
  • そもそも最初から正しいフォームになっていない

こんなふうになって、練習がうまくいかない事はよくある。

こうならないためにも、第三者に動きを確認してもらって、謝りを指摘してもらう必要があるんだ。

ソウ

人間は自分のイメージ通りに動けない生きものだから、正しい知識をインプットしてても、実際の動きはイメージとズレてることはよくある話

独学が難しい理由③:モチベーションの維持が難しい

トレーニング中の男性

一人で練習すると、モチベーションの維持が難しい理由は3つあってさ、

  • 自分の練習の方向性に自信が持てない
  • 周囲にライバルがいないから踏ん張れない
  • 自分の中でスイッチが切り替わらない

こんなかんじ!

①練習の方向性に自信がもてない

いざ独学でボクシングを習得しようと始めれば分かるんだけどさ、

自分が今やってる練習で本当に上達できるのか分からないから、ものすごい不安なんだ!

ましてや今は情報過多の時代。

本やネットなど、ボクシングの技術に関する情報なんていくらでもアクセスできてしまうから、情報を仕入れれば仕入れるほどに方向性がぶれてしまうわけ。

今やってる方向と逆方向の正解を見つけてると、途端に不安になってくるし、メンタルも落ち込んで、練習に身が入らなくなってくるってわけ。

②周囲にライバルがいない

ボクシングの練習って、ものすごく単純にいうと

「3分間『何か』をひたすら殴り続ける」ことを何セットも繰り替えす

こういうことだからさ、

  • 1ラウンドに打つパンチの回数を減らす
  • セット数を減らす

こんなことをすれば簡単に練習の強度を下げることができるんだ。

だから、強くなるには、自分に厳しくなる必要があるんだけど、それには他の選手たちの存在が必要不可欠なんだよね。

例えば、サンドバック打ちでヘトヘトになって、もう止めようかと思うときに、横で頑張ってる選手がいるとさ、

「アイツが頑張ってサンドバックを叩き続けてるんだから、俺も負けてられない!」

こんな気持ちになれるんだけど、これが一人だとこうはいかない。

心の中にいる甘い自分に打ち勝つことって想像以上に難しいんだよね。

③練習モードへの切り替えが難しい

家でのトレーニングって自分を「練習モード」に切り替えるためのスイッチがうまく入らないから、モチベーションが上がりづらいんだ。

ソウ

「人は環境の生き物」なんて言葉もあったりするくらいに、人って環境に左右されるからしょうがないよね。

ボクシングを独学で学ぶ方法

ボクシングジムの風景

じゃあ、絶対にボクシングを独学で学ぶことは不可能なの?

もちろん、そういうわけではないと思うし、一応の回答も用意した。

ただ、正直、ハードルは高い。

ソウ

素直にボクシングジムに入会した方がいいんじゃない?ってレベル

具体的な方法について、さっき「ハードル」として説明した3つの課題に対応するかたちで説明するね!

①練習相手を見つける方法

独学でボクシングを学ぶ人が練習相手を見つけるには2つ方法があると思っていて、それが、

  1. 近所のジムに片っ端から電話をして「スパーリングをお願いしたい」と頼み込む
  2. スパーリング大会にエントリーして、実践の中で技術を学ぶ

こんなかんじ!

ただ、①はジムにすごい迷惑がかかると思うから、よく考える必要がある。

というのも、ジムからすれば、

  • お金がもらえるわけでもない
  • 選手がケガをするリスク
  • よく分からないヤツをジムに入れるリスク

こんなかんじでデメリットばかり。

ソウ

とはいえ、好意的なジムが無いとは言い切れないので、まずは挑戦!

次に②について。

スパーリング大会はけっこう頻繁に行われてるので、何度も出場すれば、かなり経験値は貯まってくる!

ただ、仮に毎月、大会に出場しても、1ヶ月で得られる経験値はたったの4分(2分×2ラウンド×1日)

これがジムに通っていれば、1か月で得られる経験値は60分(3分×2ラウンド×10日)ほどになる。

つまり、

  • 独学:1ヶ月で4分の実践経験
  • ジム:1ヶ月で60分の実践経験

こんなかんじで、ジムに入会してる人とは15倍の差がつくことになる!

正直、コスパは悪いよね。

ただ、こういった方法をとれば独学でも実践スキルを学ぶことが出来る!

②自分の誤りに気付く方法

自分の誤りに自分ひとりで気づくのは難しい。

独学で頑張るのなら、自分の感覚を信じてとにかく試行錯誤をするしかないと考えている。

  • 自分のフォームを動画にとって、それを参考にするDVDと照らし合わせながら確認をする
  • どうパンチを打ったら、より衝撃が伝わるか、自分の感覚をもとに色々と試す
  • 試した結果をもとに独自のノウハウをメモにまとめていく

こんなかんじかな!

③モチベーションを保つ方法

これは方法が二つあると思ってる。

  1. どうしてもボクシングを学ばないといけない理由を明確にしておく
  2. モチベーションの上がる本を定期的に読む

こんなかんじ!

①についてだけど、ここまで説明したとおり、独学でボクシングを学ぶのは本当にコスパが悪い!

それを承知で独学したいってことは、どうしてもボクシングを学びたい強い動機があるんだと思うんだ。

なら、その動機を忘れないように紙に書き留めておいて、辛くなったらそれを見返してみよう!

一方の②だけど、ボクシングのレジェンドたちの自伝は読んでるとテンションがあがるね!

もし、独学でボクシングをやっているのが苦しくなったら定期的に彼らの本を読み返してみよう!

ソウ

レジェンドたちの逸話はモチベーションアップに効果的!

ちなみに、個人的なオススメは内藤大助さんの「いじめられっ子のチャンピオンベルト」

ボクシングを始めるかどうかに限らず、モチベーションを上げてくれるので、ぜひご一読あれ。

独学でボクシングを学ぶのは不可能ではない!

「まとめ」と書かれた画像

今回の記事で説明したことをもう一度振り返ると、

Point
  • ボクシングの独学はハードルが高い
  • 素直にジムに通った方が圧倒的に効率が良い
  • とはいえ、不可能ではないので、「どうしても」というのなら、挑戦する価値はある

こんなかんじ!

正直、かなり厳しい道だし、前例もほぼ無いけど、だからこそ挑戦をしても面白いかもしれないね!

ソウ

「絶対に独学で学ぶ!」という熱意のある人は頑張ってね!

さて冒頭に説明したとおり、最後に少しだけ話が変わるよ。

この記事を読んでいるあなたは恐らく、

  • 大学生
  • 高校生
  • 若手の社会人

このあたりのいずれかだと思う。

そんなあなたに、最後に一つだけ伝えたいことがあるんだ!

僕には、学生時代に死ぬほど後悔してる経験がある。

誰でも出来ることなのに、学生時代にそれをしなかっただけで、

  1. 友人との間に、年収に数百万円の差が生まれた
  2. 本気で「これに命を懸けたい!」と思った仕事に就けなかった

こんなふうになってしまったんだ。

「僕と同じ後悔をする人を、一人でも減らしたい!」

そんな思いで書いたので、よかったら次の記事もぜひ読んでね!

ソウ

これを知らないと、マジで数年後には決定的な差がついてるよ…

それともう一つ!

この記事では「ボクシングを独学で学ぶことの実現可能性」について説明してきたけど、このブログではほかにも、

こんな記事も紹介してるから、よかったら読んでいってね!

それでは!