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Unityを使ってApp Storeに脱出ゲームを4本リリースして分かったことを解説

僕はこの一年間でApp Storeに4本の脱出ゲームをリリースしました。

その過程で色々と感じたことや学んだことも増えてきましたので、

  • 脱出ゲームをリリースするまでの方法をどう学んだか
  • 実際に脱出ゲームをリリースして分かったこと

などについて書いていきます。

個人の備忘録的な要素が少し強めですが、脱出ゲーム作りに興味がある人は参考になるかと。

脱出ゲームの作り方の学び方

はてなマークの画像

一年前、僕は初めてUnityに触れました。というか厳密にはこの記事を書いている時点ではまだ一年も経過していません。

そんな僕がUnityを使った脱出ゲームの作り方を学んだ方法を解説します。

①スタジオ島津で学ぶ

脱出ゲーム作り初心者だった僕にとって、大変参考になったのが、「スタジオ島津」というYouTubeです。

  • カメラの移動
  • アイテムの取得
  • 謎解き

などなど、脱出ゲーム作りの基礎は全てここで勉強させてもらえます。

ちなみに、YouTubeプレミアムに入らないと見れない箇所が半分くらいありますが、ここはお金を払いましょう。(月額1,000円程度)

Unityの参考書は一冊が3,000円くらいだと考えれば、だいぶ安いですし、で他の中途半端な教材を見るよりも参考になります。

②小さな脱出ゲームを作って公開する

スタジオ島津で脱出ゲーム作りの基本を学んだら、小さくていいので、自分で1から脱出ゲームを作ります。

10分程度でクリアできる規模で、謎もシンプルなものでOK

  • スタジオ島津で作成したコードをコピペしつつ
  • 細かいギミック作成などは試行錯誤して作りつつ

どうにかこうにか、ゲームが完成させます。

そして、ゲームが完成したら、

  • App Store
  • Google Play
  • Unityroom

など、場所はどこでもいいので、作ったゲームを公開します。

初めての作品を世の中に公開することを躊躇うかと思いますが、変なウイルスを仕込んでいるわけでもないので、問題ありません。

ちなみに私も一作目からApp Storeで公開しました

③いただいたコメントを参考に本格的に開発する

ゲームを公開すると、ユーザーさんから評価をいただけます。

デザインがダメだけど、アイデアは面白い

さくさく進んで面白かったけど、ゲームのボリュームが少なめ

など、いただけるコメントは様々ですが、どのコメントも本当に参考になります。

2〜3本ほどゲームをリリースすると、5〜6件ほどのコメントが集まりますので、それらのコメントを参考にさせていただいて、本格的な脱出ゲーム作りに移行していきます。

ちなみに、本格的な脱出ゲームを作る際は、あらかじめスタートからゴールまでのフローを作っておかないと、ゲームを作っている途中で頭が混乱します。

なので、Drow.ioというサイトを使いつつ、事前に攻略フローを作るようにしましょう。

広告の入れ方

アプリに広告を入れる際の選択肢としては、

  • UnityAds
  • AdMob

が一般的みたいですが、僕の場合はUnityAdsを使いました。

広告を表示する場所は他の方が作った脱出ゲームを参考に、

  • バナー広告:ゲーム画面の上部に常設
  • インタースティシャル広告:初めての部屋に入る際、一回閉じたアプリを再開する際、クリア画面からタイトル画面に戻る際、「ゲームを中断する」ボタンを押した際に表示
  • リワード広告:ヒントを見る際に表示

こんな感じで広告を表示するようにしました。

ちなみにUnityAdsの設定に関しては、かにおさんのYouTubeがかなり参考になります。

また、広告を入れる場合、ATTに対応する必要がありますが、このATTを実装する際も、かにおさんの動画がかなり参考になります。

ATT対応とは、アプリを初めて起動した際に表示される「トラッキングを許可しますか?」的な表示をさせることです

なお、初収益が発生してから気づいたんですが、UnityAdsだと、

  • PayPalからしか送金してもらえない
  • ドルで振り込まれる

などなど、地味にめんどくさそうだなと感じてますので、次回ゲームをリリースする際はAdoMobを使ってみたいと思っています。

App Storeにゲームを公開する方法

プログラミングの画面

App Storeにアプリをリリースする際に参考になったのが、この2つのサイトです。

Unityで作ったゲームをApp Storeで公開までに行う作業は地味に多いのですが、前半については1つ目のページが、後半については2つ目のページがそれぞれ参考になりました。

ちなみに、どちらのサイトも割と細かく書いてくれていますが、アプリの公開は慣れてしまえば2時間ほどで作業が完了します。

実際にリリースして感じたこと

「ポイント」と書かれた画像

さて次に、実際にアプリをリリースして感じたことを書いていきます。

とりあえず最初は2Dの脱出ゲームから作るべき

脱出ゲームは大別すると2Dと3Dに分けられますが、ゲーム作り初心者のうちは2Dで作ることをかなりおすすめします。

2Dと3Dだとゲームの作りが全く変わって、具体的に言うなら、

  • 2D:複数の絵(パネル)を用意しておいて、それを瞬時に切り替えることを部屋の中にいるっぽく見せる
  • 3D:実際に3Dのオブジェクトを用意して、カメラを動かすことで部屋の中を探索する

こんな感じです。

要するに、絵を準備するだけで済ませられるか、実際に3Dオブジェクトを設置するかの違いですが、この差はゲーム開発初心者にとってはかなりデカいです。

なので2Dのゲームを何本か作ってコツがつかめたら、早めに3Dのゲーム制作に取り掛かるのがオススメ

2Dゲームは、フリー素材をダウンロードすることになるがちですが、そうすると、デザイン面がイマイチになり、結果的に低評価になりやすいです。

こういった点からも、早めに3Dの脱出ゲームに移行して、必要な素材はAssetStoreで入手することをオススメします。

意外とダウンロードされる

前評判で聞いてはいたのですが、脱出ゲームというジャンルは根強いファンが一定いるようで、新作の脱出ゲームは一定数以上のダウンロードが期待できます。

控えめに言っても1,000回以上はダウンロードされます

コメントは本当に参考になる。そして本当に嬉しい

アプリをリリースするとコメントをいただける場合がありますが、これ、本当に嬉しいです。

ゲームを作るのって結構ハードで、作り終えた瞬間は「もうゲーム作りはいいや」って思うんですが、コメントを見ると、「もう一本だけ作ってみようかな!」って気持ちにさせられます。

「よかったよー」と言う評価を見れば、当然ですが、めっちゃ嬉しいです。たった一件のレビューでも本当に嬉しいです。

マジで、その1件のレビューを見ただけで、一週間はご機嫌でいられるくらいに嬉しいです

一方で、「面白くない」という評価もすごく参考になります。「むかつく」とか「くそっ」って気持ちが湧き上がるかなと思っていたのですが、そんなことは全くないんですよね。本当に。

それに優しいユーザーさんは、具体的にどこがダメだったのかをしっかり書いてくれるので、本当に参考になります。

どちらにせよレビューは本当に嬉しいです。コメントをいただいた方、多分、この記事を読んではいないだろうけど、心の底から感謝してます。

独りよがりな謎は低評価の嵐

これは脱出ゲーム作りに慣れてきた人が注意したいポイントかなと思っています。

謎のネタを考えていくと、「こんな簡単でいいのかな」と思ったりしますが、ここで変に凝ったギミック考えると、間違いなく低評価の嵐となります。

開発者は答えを知っている状態で謎を解くので、どんな問題も簡単ですが、ユーザーは初見でその謎を解くわけなので、

「独りよがりな謎になっていないか?」

という視点は非常に大事かなと思います。

むしろ「楽勝」ってレベルでちょうど良いかも

あとは独りよがりな謎になるくらいなら、使い古された謎もちょいちょい挟んで、ボリュームを増やそうと意識する方が良いかと思います。

ユーザーの思考の隙をつくと高評価になりやすい

一方で、評価が高くなりやすいのが「ユーザーの思考の隙をつくような謎」です。

  • ドアを押して開けて部屋に入ったけど、そのドアの裏側にヒントが隠されている
  • 序盤で使ったアイテムを終盤で再利用する
  • 最初に何気なく表示されたメッセージが最後の謎を解く上でヒントになる

などなど、「あー!そういうことか!」と、ユーザーにアハ体験をさせられると、評価が上がりやすいです。

ただ、これもやりすぎると、先ほどの「独りよがりな謎」になって、低評価の嵐となる可能性があるので、加減には注意が必要です。

リアル脱出ゲームがさじ加減を決める際の参考になるかと

最後に

「まとめ」と書かれた画像

僕はゲームを公開したことで、ユーザーさんからの声が本当に励みになるし、参考にもなると言うことを実感しました。

漫画の最後の方のページで「読者さんからのお便り、いつも楽しく読ませてもらってます」と言うコメントしている作家さんを見ますが、その気持ちがよく分かりました。

ゲーム開発に限らず、「実際にやらないと分からない」と行ったことはたくさんあるかと思います。

なので、この記事を読んで、少しでもゲーム開発に興味を持ったら、ぜひ挑戦してみてください。

それでは!