今回は、「これからボクシングを始めようか悩んでる人」が抱えるこんな疑問に答えていくよ!
質問に答える前に、僕のボクシング歴を話すと次のとおり!
- 週5のジムワークを2年継続
- 対外試合に出場した経験あり
- お世話になったジムは計4か所
まぁ低レベルボクサーだけど、試合の出場経験もあるし、ボクシング未経験の人にとって参考になるかと思うから、最後まで見ていってね!
「ボクシングジムって怖い人が多そう」って理由でボクシングを始めようか悩んでる人
目次
結論:ボクシングジムにヤンキーはほとんどいない
この記事の結論を先に話すと、
ボクシングジムにヤンキーはほとんどいないよ!
まぁ、観測範囲は都心部周辺のジムに限定しされちゃんだけどね。
ヤンキーをどういう定義で考えるかにもよるんだろうけど、少なくとも、
こういう「街ですれ違いたくないヤバいタイプの人」は基本的にボクシングジムには生息しない!
どちらかというと、ぱっと見が普通な10~20代男性が7割以上。そして、30~50代の男性が2割、女性が1割くらい。
- 普通な10~20代男性:75%
- 30~50代男性:15%
- 女性:10%
ザックリこんなかんじかな!
体感的には、「ヤンキー」や「ヤバい奴」が全くいないジムの方が多い!
キックボクシングジムだと悪そうな人が若干いるけど、それでも基本的にはほぼ存在しないと思って問題ないレベル。
「ボクシングを始めたらモテるのか」って記事でも説明してるけど、外見的に怖い人ってボクシングジムに基本的に生息してないないんだよね。
どうしてイメージと違って、ボクシングジムにはヤンキーが存在しないのか。理由を僕なりに考えてみたから解説するよ!
ボクシングって想像以上に大変だし地味
ボクシングジムにヤンキーがいない理由は単純で、
ボクシングは想像以上に地味だし大変だから!
これが理由だと思う。
ボクシングってものすごく大変なのよ。
①スタミナ的にツラい
実際にボクシングをやってみれば分かるけど、1ラウンド3分って長いのよ。
- シャドーボクシング
- サンドバック打ち
このへんのメニューなら3~5ラウンドくらいは余裕だよ。
でも、「ミット打ち→スパーリング→試合」とより実践的なメニューになるにつれて、しんどさは増していく。
それこそ、試合(2分×2ラウンド)なんかだと、スタミナは温存してるつもりなのに、心臓はバクバクで、本当に死にかける。笑
最初の数回で退会したら、ミット打ちまでしかできないけど、3分2ラウンドもミット打ちをやれば、普通にヒザに手をつくレベルで息が上がる。
②練習が単調
だいたいどこのジムも最初の数か月はこんなメニューをこなすことになるんだ。
- アップ
- シャドーボクシング
- サンドバック打ち
- ミット打ち
- サンドバック打ち
- 補強メニュー(筋トレ)
- クールダウン
これを1ラウンド3分のリズムに合わせて大体1時間半くらいこなすイメージかな!
実際に毎日メニューをこなせばすぐに分かるんだけど、
毎日毎日シャドーボクシングとサンドバックとミット打ちばっかりで、メチャクチャに飽きる!
これ本当。
「社会人が勉強することの重要性」の記事でも説明したとおり、新しい刺激がないと人はすぐに飽きるからね!
当然だけど、同じメニューでも自分なりに練習は工夫するよ?
- ワンツーのタイミングを変えたり
- フットワークを使ってみたり
- ミット打ちで指導された箇所を修正しようとしたり
こんなかんじね!
でもね。
実践経験が少ないと、練習のバリエーションなんかたかが知れてるから!
まぁ考えてみたら分かるんだけどさ、
1時間半の間、ひたすらにワンツーだけを鏡の前やサンドバック相手にやってたら確実に飽きる!
③全然成長しない
それでもさ、単調な練習中にを繰り返す中で、少しづつでも自分の変化を感じ取れるなら頑張るモチベーションも湧き上がると思うよ?
でもね、ボクシングってマジ成長しない。
「週5で3ヶ月ボクシングジムに通ったらどれくらい成長するのか」って記事でも説明してるけど、ジムによっては3ヶ月程度ではほとんど変化が見られない!
これまで僕がやってきたものを例として出すなら、
これらは頑張った分だけ成長するし、正しく本気で努力すれば、1か月前の自分とは見違えるほどに成長する。
でも、ボクシングはそうじゃない。
もはやボクシングの強さって、最初から決まってるんじゃないかって疑いたくなるレベル。
だからモチベーションが続かない
ボクシングって大変なのよ。
- スタミナ的にしんどい
- 練習が単調
- 全然成長しない
こんなかんじだから、モチベーションを保つのは本当に大変。
だから、中途半端なヤツには続かない。
要するに、
「受験勉強や社会の理不尽すら耐えられないなら、ボクシングの過酷さになんて当然耐えられない」
これがボクシングジムにヤンキーが存在しない理由じゃないかな!
ネットや漫画でみかける「あの光景」
ちょっと余談。
よくネットで見かける、先輩ボクサーがヤンキーにキレて言う、
こういうシーンは見た事がない。
まぁ仮にやろうとしても、トレーナーや会長にほぼ100%止められるんだけどね。
でも、仮にヤンキーとボクサーがスパーリングをしたら、ほど間違いなくヤンキーの方がボコボコにされると思うけどね。
「ボクシングは最弱」とか言ってボクシングを軽く見てるヤツはいるけど、格闘技の技術を舐めたらいかんよ。
ボクシングジムにいるのはオーラのある選手たち
話を「ボクシングジムにヤンキーは多いのか」って質問に戻すね。
一般的な感覚でいうところの「ヤンキー」や「ヤバいヤツ」はボクシングジムには存在しない。
これは間違いない。
ただ「オーラのある人」は一定数いるよ。
この人たちのそばにいるのは正直ビビる。笑
まぁこういう人がいるのは「ボクシング」というスポーツの性質上、ある程度はしょうがないかと思う。
ただ、そういう人たちは、
- プロボクサー
- プロテスト直前の練習生
こういう人たちが大半で、入会して最初の1年は、対面で練習することは基本的にありえない。
しかもこういう人たちに限って、礼儀正しいし優しい。
ジムで一番強い人に「ボクシングって大変だけど続けてたら絶対に伸びるから頑張って!」って優しい笑顔で言われたらマジ惚れるよ。笑
「邪魔だ!どけ!」みたいなことは間違っても言われないから、その点は安心して平気だよ!
まとめ:ボクシングジムにヤンキーは存在しないから安心して大丈夫!
今回説明した内容をまとめると、
- ボクシングジムにヤンキーは存在しない
- プロ選手やプロテスト目前の選手はいるし、オーラが出てる
- でも、そういう人はアマには本当に優しい
こんなかんじ!
まぁ、要するに、
一見怖い人(オーラのある人)はどんなジムにも多少いるけど、入会したての練習生には本当に優しいから気にしないで大丈夫!
こういうこと!
ボクシングジムに入会しようか悩んでる人の参考になったら嬉しいな。
それでは!