こんな悩みを持つ人に向けて、この記事では、
- コンタクトやメガネでボクシングは可能か
- 視力が悪いプロボクサーの存在について
- オススメな視力回復の方法
などについて解説するよ。
ちなみに、僕自身はボクシング歴が2年以上で、計4か所のジムにお世話になったけど、
- 裸眼(視力0.1)の状態
- コンタクトを付けた状態
- レーシック手術後(視力1.5)
など、色んな状態でボクシングを行っていたので、それなりに参考になるはず。
記事では「ボクシング」って解説しているけど、どの格闘技にも通ずる話かと思うので、他の格闘技をする人も参考にしてね
なるべく正しい情報の解説に努めてるけど、この記事で解説する内容は「傾向」なので、ジムに確認することを忘れずにね。
目次
コンタクトやメガネでボクシングは可能か
結論としては次のとおり。
- メガネ:使用禁止 or 参加可能な練習に制限あり
- コンタクト(ソフトレンズ):使用可能&スパーリングや試合に出場も可能
それぞれ解説していくよ
僕の実体験ベース
まず、実際に4か所のジムで練習をした僕の実体験をベースに、
- メガネの使用可否
- コンタクトの使用可否
それぞれについて解説するよ。
メガネについて
まずメガネについて。
多くのジムでは、メガネは使用禁止か練習に制限を設けていた。
理由はシンプルに、「危険だから」
これは少し考えれば分かるかと思う。
顔面を殴り合う格闘技であるボクシングでは、眼の周りに装飾品があると眼をケガするリスクが上がってしまう。
だから、基本的にはどのジムでもメガネはおことわりをしていた。
また、メガネの使用が可能なジムもあったけど、その場合であっても、
- スパーリング
- マスボクシング
など、攻撃を受ける可能性がある練習に参加できないと申込書には書かれていた。
ボクシングの醍醐味である「殴り合うこと」が制限されれば格闘技としての魅力は半減する。
なので、ボクシングに限らずどんな種目であっても、格闘技をするのであれば、
「基本的にメガネは使えない」
って考えておくのがよいかと思う。
グローブをはめてるとメガネがずれても直せないしね
コンタクトについて
次にコンタクトについて。
これは使ってるコンタクトが、
- ハードレンズ
- ソフトレンズ
どちらのタイプなのかで答えが変わった。
①ハードレンズのコンタクトの場合
僕が入会した全てのボクシングジムでは、「コンタクトはソフトレンズに限る」という一文があったと記憶している。
ハードレンズの場合、メガネの場合と同様、ほぼ確実に対人練習は出来ないと考えた方がいい。
パンチの衝撃でコンタクトが割れる可能性があるし、安全第一で考えるジムとしては当然の判断かと
②ソフトレンズのコンタクトの場合
一方、ソフトレンズのコンタクトの場合、ハードレンズと違って全ての練習に問題なく参加できた。
僕以外にも多くの練習生がコンタクトで練習してた
とは言っても、方針はジムによって異なるし、眼の状況は個人によると思うので、
- ジムのトレーナー
- 眼科医
入会前に、これらの人に相談するのを忘れずに。
それともう一つ、コンタクトでボクシングをする際に注意したいのが、
「必ずワンデイタイプのコンタクトを使用する」
ということ。
というのも、スパーリングで相手に殴られた際にコンタクトが吹っ飛ぶような事故って実は多いんだ。
そんなときに、2ウィークタイプのコンタクトだと慌てることになる。
なので、コンタクトはワンデイタイプがオススメ
プロボクシング団体の見解
ここまで、僕の実体験をベースに解説してきたけど、
「でも、それってあなたの個人的な感想ですよね」
って考える人もいるかと思う。
そこで、ボクシング団体としての統一的なルールについても確認を試みたよ。
日本プロボクシング協会の見解
プロボクサーがいる全てのジムは日本プロボクシング協会(JPBA)って団体に加盟する。
そして、このJPBAを統括しているのが、日本ボクシングコミッション(JBC)なんだ。
なので、JBCでなにか規制してないか確認を試みたよ。
JBCに従わないと、JPBAの脱退を命じられるしね(プロボクサーが育成できなくなる)
ただ残念ながら、JBCの規定はルールブックを購入しない限り確認できないようなので、分からずじまい。
ということで、そもそものルール自体は確認することができなかった。
アマチュアボクシング団体の見解
次にアマチュア界のトップである日本ボクシング連盟(JABF)の規則を確認してみた。
JABFの競技規則を確認してみると、次のとおり、コンタクト(ソフトレンズ)を使って試合に出場することを認めてる。
5 コンタクトレンズ
競技者はソフトコンタクトレンズを装着して競技を行うことができるが、その他のコンタクトレンズは使用することができない
「日本ボクシング連盟 競技規則」より引用
こんなふうにアマチュアのボクシング団体がコンタクトを認めてることを踏まえると、
「アマチュアボクサーならコンタクト(ソフトレンズ)を使って練習や試合をしてもOK」
って大半のジムが考えていると推測できるかと思う。
とはいっても、実際のところはジムによるので、入会前にジムへの確認はお忘れなく
- メガネ:使用禁止 or 参加可能な練習に制限あり
- コンタクト(ソフトレンズ):使用可能&スパーリングや試合に出場も可能
プロボクサーの視力やコンタクト事情
次に、「視力が悪いとライセンス取得に影響を及ぼすか」について解説するよ。
僕自身はプロテストは受験してないけど、この記事を読む限り、プロテストの受験には視力0.4以上は必要らしい。
考えてみれば、当たり前の話かと。
凶器扱いされる「格闘家の拳」が飛び交うリングに上がる許可を与えてよいかを判断するためのテストにおいて、
「視力が悪いんですが、ライセンスをもらえませんか?」
って言われたら問答無用でNGを出すのは正しい判断かと思う。
なので、もしライセンス取得も視野に入れてボクシングを始めたいのであれば、視力回復に努める必要があるといえるね。
ちなみにだけど、
- プロテスト受験時は視力に問題なかった
- でも、その後視力が悪くなった
こんな状況であっても、プロボクサーがコンタクトをつけて試合に出るのはあり得ない。
同じジムに所属するプロボクサーに聞いた話によると、
「コンタクトを付けて試合に出ると罰則がある」
とのことで、プロボクサーはみんな裸眼らしい。
実際、ボクシングではないけど、格闘家の青木信也さんは、視力は0.1だけど裸眼で試合に出場してるようす。
そんな青木さんはインタビューの中で次のように発言してる。
五感ってよく言われますよね。五感なんです。目だけで見るわけじゃなくて、感覚の問題だから。だから僕はそんなに(視力の)質は関係ないんじゃないかと思います
「SPREAD」の記事より引用
格闘家ってやっぱりすごい…
視力が悪い格闘家にオススメの視力回復法
ここまで解説したように、アマチュアボクサーであれば視力が悪くとも、
- 裸眼
- コンタクト
いずれかの方法でも問題ないので、メガネを使ってる人以外は安心してボクシングを始めてほしい。
とはいえ、
- コンタクトはスパーリング中に吹っ飛ぶことがある
- 裸眼だと本当に視力が悪い人(0.01とか)は困る
- ライセンスが欲しい場合、そもそもプロテストが受験できない
など、視力が悪いままだと格闘技をやる上で不便なことが多いのは事実。
なので、個人的には、
- 視力回復に努めつつ
- ボクシングを始める
というのがよいかと思う。
視力が良い方がボクシングのレベルも上がるし、生活の質も明らかにアップするからね
なので、最後にボクサーが検討すべき視力回復法について解説するよ。
視力回復法①:レーシック手術
「視力回復」って聞いて一番に思いつくのが、レーシック手術。
僕自身もレーシック手術を経験済
実際、効果はすごくて「視力0.1→視力1.5」なんてよくある話なので、お金に余裕があればぜひ試してみてほしい。
ただ、当たり前だけど「手術」なので非常に高額。
この記事を読んでるあなたとしては、
「ボクシングに興味があるけど、視力ってハードルにならないかな?」
くらいかと思う。
なので、求めてる方法とは少しレベル感が違うかと思う。
視力回復法②:目の緊張や疲労の回復グッズ
そこでオススメなのが、目の疲れやコリをほぐして視力を回復するって方法。
「絶対に視力が回復します」って言えないのはネックだけど、眼の疲労が原因で視力が下がってるケースはあるらしい。
ちなみに僕も眼精疲労を回復したら視力が回復したよ
なので視力を回復したいなら、眼精疲労を取り除くように努めるべきかと思う。
そして、眼の疲れを除くためにまず試してほしいのが、「メグリズム」。
目の周りをポカポカと温めてくれるので、装着するとかなりスッキリするし、ピントが合いやすくなるのを実感できるはず。
アイマスク的な使い方をするので、
- お昼休み
- 寝るとき
など、小休憩の際に使ってみてね。
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また、よく見かける「ピンホールメガネ」も目の疲労を取り除く効果があるみたい。
ホットペッパービューティの記事によると次のとおり。
水晶体の厚みを調節している毛様体筋をさほど使う必要がなくなるため、疲労していた毛様体筋が活力をとりもどし、遠くにピントを合わせやすくなる
「ホットペッパービューティー」より引用
こちらのピンホールメガネは目を開けたまま使用することができるので、
- スマホを操作するとき
- 仕事中
- 本を読むとき
など、何か作業をするときに使ってみてね。
コンタクトやメガネを使ってボクシングができるか解説したよ
今回の内容についてまとめるよ。
まず、何よりも伝えたいのが、
「コンタクト(ソフトレンズ)であれば、アマチュアの試合に出場が可能」
ということ。
なので、ボクシングに興味があるけど、視力の悪さをハードルに感じてる人は、ぜひジムに申し込んでみてほしい。
ボクシングに必要な道具はこちらの記事を参考にしてね
一方、プロテストを受けたいというのであれば話は別。
ある程度の視力は必要になるので、0.1程度の視力しかない人は視力の回復に努めなければいけない。
その際、個人的なオススメの方法は、
「目の疲れやコリをほぐして視力を回復する」
という方法。
「絶対に視力が回復します」って言えないのはネックだけど、眼の疲労が原因で視力が下がってるケースはあるらしい。
ちなみに僕も眼精疲労を回復したら視力が回復したよ
なので視力を回復したいなら、眼精疲労を取り除くように努めるべきかと思う。
そして眼の疲れへのケアとしてまず試したいのが「メグリズム」。
装着して一休みするとスッキリするし、ピントが合いやすくなるのを実感できるはず。
また、よく見かける「ピンホールメガネ」というのも目の疲労を取り除く効果があるらしい。
目を開けたままでいいので、日々の生活に取りいれてみてね。
こんなかんじかな!
この記事を最後まで読んでくれてありがとう。
こんなかんじで僕のブログでは、
など、ボクシングに関する様々な情報を発信してるので、よければ覗いてみてね。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
それでは!