初心者ボクサーのこんな悩みに回答するために、「ボクシングのスタミナを鍛える方法」について解説するよ!
先に僕のボクシング歴を解説すると、
- 週5のジムワークを2年継続
- 対外試合に出場した経験あり
- お世話になったジムは計4か所
こんなかんじ!
僕自身、スタミナ不足にずっと悩んでいたので、きっと役にたつ情報が見つかるんじゃないかな!
まだ試合経験の無い初心者ボクサー
ボクシングでのスタミナの強化法
目次
ボクシングではスタミナが想像以上に重要

ボクシングってシンドイよね。
それこそ、スパーリングなんか、実際にやってみると、想像の何倍もツラいことが分かるかと思う。
でも、そんな初心者ボクサーに伝えておきたいことが一点。
スパーリングでスタミナ切れを起こしている人は試合で確実にスタミナ切れを起こすよ!
というのも、試合って、
- いつもと違う不慣れなジム
- 対戦相手が未知数
- 大勢の人に囲まれている
こんな状況だから、スパーリングよりもずっとスタミナを消耗するんだ!
だから、もし今、スパーリングでスタミナ切れを起こしているようであれば、スタミナ強化は喫緊の課題だよ!
すぐに最優先事項として強化していこう!
練習中にスタミナ切れを起こさなければ、頭を使って練習ができるから、練習効率も上がるしね!
ロードワークや縄跳びではスタミナは強化されない

こんなふうに考えている場合は要注意!
そもそもだけど、時速7~8㎞程度のいわゆるランニングではボクシングに必要なスタミナは一切身につかないよ!
というか、もっと言うと、「走るスタミナ」と「パンチを打つスタミナ」は全くの別物!
フルマラソンを何度も完走した僕が言うんだからこれは間違いない
また、縄跳びもランニングと同様に、パンチを打つスタミナとは別物!
縄跳びもロードワーク同様に、心拍数は上がるんだけど、パンチとは別の動作だからね。
だから、スタミナを強化したいなら、ロードワークや縄跳びではなく、他のメニューに目を向けよう!
パンチのスタミナはラッシュで鍛える

じゃあ、「パンチのスタミナ」はどうやったら付くのかって話だけど、
パンチに必要はスタミナはラッシュ系のメニューでしか身につかない!
スタミナ不足の原因をロードワークや縄跳びに転嫁しがちだけど、素直に事実を認めよう
そして、その上で有効な練習としては、
- サンドバック打ち:3分間、ひたすらに連打する
- ミット打ち:トレーナーの出すミットにとにかく素早く反応する
- スパーリング:相手の3倍以上は多くパンチを打つことを目標にする
こういったラッシュ系のトレーニングがあるよ!
上のレベルのボクサーであれば、いずれも練習に取り入れているかと思う
それから大事なのは、セット数ね!
- セット数が少ない:スタミナ向上が期待できない
- セット数が多い:途中でダレる・メンタルが折れる
こんな問題が起きるので要注意。
どれくらいのセット数を取り入れるかは個人差があるけど、
僕の実感値では、3~5ラウンド!
筋トレで一つの部位を鍛える場合、これくらいのセット数でトレーニングをするんだ!
スタミナも心臓を中心とした様々な筋肉のトレーニングだと考えるなら、それくらいで十分だと思うよ!
繰り返すけど、基本的にパンチのスタミナはラッシュ系の練習でしか身に着けることができない。
なのでランニングや縄跳びに逃げることなく、積極的に練習に取り入れていこうね!
走ってスタミナ強化を目指すなら800m走

とはいえ、
走ることでボクシングのスタミナが鍛えることができないわけじゃないよ!
この点は要注意!
冷静に考えてみれば、「走るスタミナ」も「パンチのスタミナ」も、基本は心肺機能がベースになってるんだしね。
それにジムの練習は長くても1時間半程度だけど、スタミナ不足に悩むボクサーからしたらもっと練習したいかと思う。
走ってスタミナ強化を目指すなら800m走がオススメ!
まぁ別に800m走に拘る必要はなくて、
- 最後まで全力ダッシュできる距離
- 完走に1分以上かかる距離
この条件を満たす距離であれば別に何mでも大丈夫!
心拍数をガンガン上げてスタミナを強化していこう!
そうそう。中距離走では練習場所に悩むかと思うので説明しておくと、
- 大きな公園
- 河原
- 工場地帯
こういった場所の付近には、比較的、長い距離を確保できる場所が多いよ!
住んでる場所の近くにないか探してみてね!
スタミナを強化するための心拍数の目安

スタミナについて考える上で欠かせないのが、心拍数ね!
基本的には、
って感じてるなら、特に問題ないと思うけど、一応目安となる心拍数を伝えておくよ!
- 練習中:1分あたり160~180拍
- 休憩中:1分あたり120~130拍
大体このあたりが心拍数の目安になるから、参考にしてね!
余談:シャドーボクシングでスタミナ強化は難しい

最後に余談。初心者ボクサーの中には、
こういう人がいるけど、シャドーボクシングにスタミナ強化の効果は期待しない方がいいよ!
シャドーボクシングって、
- パンチを打つ動作
- 心拍数もそれなりに上がる
- ラッシュを取り入れることも可能
と、まぁスタミナ強化の効果が期待できそうな要素はあるよね。
ただ、理由はうまく説明できないけど、正直、シャドーボクシングでスタミナが強化された実感はない。
やっぱり説明したように、
- サンドバック打ち
- ミット打ち
- スパーリング
これらの練習にラッシュ系のメニューを取り入れることが現実的な方法だと思う!
スタミナ切れを起こさないためのトレーニング方法を解説したよ

今回の内容をまとめると、
- ボクシングではスタミナがものすごく大事!
- ロードワークや縄跳びは、心拍数は上がるが「パンチのスタミナ」はつかない
- ボクサーのスタミナは「ラッシュ系の練習」で鍛えるのが効率的
- 走ることでスタミナを鍛るなら800m走がオススメ
こんなかんじかな!
スタミナ強化系のトレーニングって、
- 地味
- ツラい
- 苦しい
基本的にこんなイメージが先行するけど、ボクシングにおいて「スタミナ」は本当に重要な要素になってくるんだ。
「スタミナで圧倒すれば誰にも負けない」くらいの気概を持って、スタミナ強化に取り組んでいこうね!
さて、今回は「ボクサーのスタミナ」をテーマに解説したけど、僕のブログでは他にも、
- どうやったら強いパンチが打てるようになるの?
- ボクサーはプロテインを飲むべき?
- ボクシングって独学でも学べるの?
こういった「ボクシングに関する様々な情報」を発信してるから、ぜひ他の記事も読んでいってね!
それでは!