こんな人に向けて、この記事では「ボクサーのパンチ力がいかに凄いか」を解説するよ。
ちなみに、「パンチ力をアップさせたい」って人は次の記事を参考にしてね
目次
パンチングマシンでは正確なパンチ力を測定できない
「パンチ力」って聞くと、パンチングマシーンを想像するけど、あれでは正確なパンチ力を測定できないんだ。
パンチングマシーンは殴り方次第で中学生でも800~900㎏が出せるオモチャだよ!
ちなみにいうと、体重が100㎏級でトップクラスのラガーマンによるタックルの衝撃が大体800㎏
パンチングマシンはパンチ力をまともに測れる様な精密な機械じゃないってことは、
こんなふうに言っていても実際は600㎏も出てないってことだからね。
まともなパンチ力を測りたい場合、普通車の衝突したときの衝撃を測るような機械を使って計測する必要があるよ!
まぁ実際は企業が一個人にそんな機械を貸すわけがないから、大抵の人は自分の性格なパンチ力を知るすべは無いんだ。
ボクサーのパンチ力が測定された例
とはいえ、人間のパンチ力がどの程度なのかは気になるところ。
まともな精密機械で測定をした事例もあるみたい!
そのときの結果としては、
- アメリカの平均男性:40㎏~70㎏
- バンタム級トッププロ:176㎏
- ウェルター級、スーパーライト級の世界チャンピオンでハードパンチャーで有名な「リッキー・ハットン」:400㎏
- ライトヘビー級:800㎏超
こんなかんじ!
とりあえず、「体重が増えるにつれ、パンチ力が増えていく」というのがよく分かる結果だね!
以前、「パンチ力はどのように決まるか」で解説したように、
パンチ力 = 1/2 × 体重 × パンチの速さ × パンチの速さ × 衝撃を逃がさない力
この公式でパンチ力は決まるから、まぁ妥当だよね!
更にいうと、「素人とプロボクサーの間にはパンチ力に大きな差がある」ってこともよく分かる!
アメリカの平均男性の体重は90㎏前後!
肥満患者が平均体重を引き上げてるにしても、少なくとも75㎏くらいが平均的な体重かと思う。
一方のバンダム級は、53.52㎏以下!
要するに、
- 体重75~90㎏程度の素人:40~70㎏
- 体重55㎏程度のトッププロ: 176㎏
これだけの差があるってこと!
ボクサーのパンチが「凶器」としてみなされるのも納得の数値だよね!
ちなみにヘビー級のパンチは1tを超えるとも言われているよ!まともに食らえば首から上が吹き飛ぶ…
ボクサーのパンチ力を分かりやすい例で例えてみた場合
「じゃあ、この数値がいったいどれだけ凄いのか」って話だよね。
これは様々な例で紹介することができるよ!
ゴリラで例えた場合
「普段は温厚だけど、ものすごい怪力でキレさせたらヤバいヤツ」の代名詞でも有名ななゴリラ。
ゴリラのパンチ力は5~7t以上って言われてるよ!
ウワサでは、腹を立てたゴリラはジャガーを殴って半分に叩き折る事ができるらしい…
カバで例えた場合
カバって子どもの体重が大体800㎏なんだ。
だから、
ライトヘビー級のパンチ = カバの子供に踏まれた感覚
こんなふうに捉えることができるよ!
ちなみに大人になったカバの重さは4,500㎏…
自動車で例えば場合
軽自動車の重さは大体、「600㎏~1000㎏」くらいになるみたい!
その中でいうと、スズキのハスラーは810㎏!
そんなことから考えると、
ライトヘビー級のパンチ = スズキのハスラーを顔に乗せる感覚
こんなふうに表現することもできるかもね!
「馬に蹴られた」感覚
あるボクサーが元ヘビー級王者マイク・タイソンのパンチを食らい、
と、その衝撃力を例えたらしいね!
マイク・タイソンのパンチは「ガードの上からダメージを受ける」と言われていたし、多くのボクサーが納得したんじゃないかな。
素人がプロボクサーのパンチを受けたときのダメージ
とりあえずボクサーのパンチ力がすごいことが分かったところで、まともにパンチを食らった場合の影響を考えてみようか。
とりあえず確実に言えそうなのは、
素人がまともにプロボクサーのパンチを食らえば骨折する!
ってことかな!
人間の顔の骨は、人によって違いはあるけど、だいたい70㎏程度の衝撃を受けると、ヒビが入ったり折れたりするよ!
一方のプロボクサーのパンチは、日本人の平均体重よりも軽い55㎏程度ですらトッププロになれば176㎏!
- 人間の顔を骨折する衝撃:70㎏程度
- 軽量級のプロボクサーのパンチ:176㎏
ボクサーの中では非常に弱いパンチの部類でこれだからね。
まぁ、ほぼ確実に骨に支障をきたすよ!
ボクサーのパンチには数値以上のダメージがある
更に追加すると、ボクサーが素人にパンチをした場合は、数値以上のダメージを与えることができる。
というのも、
ボクサーのパンチはモーションがマジで少ない!
これが理由ね。
それこそ素人からしたら文字通り、「知らぬ間に殴られてた」って状態になる可能性もあり得る。
そして、この「知らぬ間に殴られてた」って状態が人間に与えるダメージを増やすんだ!
日常の例でいうと、「階段を踏み外したときにヒザにガクンと衝撃がくる」あの感覚かな!
人間は普段、衝撃を吸収するために、衝撃のタイミングに合わせて無意識に筋肉を収縮しているみたいんだ。
それが、階段を踏み外すと、筋肉で衝撃をうまく吸収することが出来ない。
そうすると、たった数10センチの階段を踏み外しただけでも「ガクン」ってなるんだ!
これはパンチも同じで、予知できるのと、できないとでは、ダメージが全く変わってくる。
ボクサー同士がリング上で殴り合う場合、
- 肩の微妙な動き
- 踏み込みの強さ
- わずかなリズムの変化
- 長年の勘
こういったものに反応してパンチを見切っている。
でもこれは素人にはまず不可能だから、全く予想していないパンチを食らうことになるんだ!
つまり、
- 歯を食いしばる
- 腹に力を入れる
- 全身を硬直させる
こういった準備をすることも出来ず、身体にモロにパンチが突き刺さる!
だから、ボクサーのパンチを素人が受けた場合、数値以上のダメージを追うことになるんだ!
ボクサーのパンチ力を様々な視点から解説したよ
今回の記事では、「ボクサーのパンチ力」について色々な視点から解説をしたよ!
「ボクサーの拳は凶器と同等の扱いを受ける」なんて話も納得できる話かと思う!
今回の記事が参考になったら嬉しいな!
ということで、この記事はここでおしまい。
ここまで読んでくれてありがとう。
こんなかんじで僕のブログでは、
こんなボクシングに関する様々な情報を発信してるので、よければ覗いてみてね。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
それでは!