今回はこんな人に向けて、
- すぐに勉強を始められて
- 高い集中力も保てる
こういった集中法を解説するよ!
誰でも今日からすぐに実践できる方法なので、ぜひ最後まで読んで試してみてね!
解説前に伝えておくと、今回の記事は、現役医師のゆうきゆう先生が書いた「マンガで分かる診療内科19」を参考にしたよ!
「19巻」と書いてあるけど、これ一冊で完結する内容なので、今回の記事で興味が湧いたらぜひ買ってみてね!
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目次
勉強をめんどくさいと感じる理由
集中力を高める方法を解説する前に、そもそもの「勉強をめんどくさいと感じてしまう理由」について解説するね!
勉強が面倒だと感じてしまう理由は、
- 勉強を始める前に気合いを入れるから
- ちょうどよい目標を設定できていないから
この2つのいずれかである場合が多いんだ!
それぞれ解説していくよ!
理由①:勉強を始める前に気合いを入れるから
多くの人にとって、「勉強=やるべき事」って義務的な要素があるかと思う!
「やるべき事」は誰もが「面倒くさい」と感じてしまうものだけど、
こんなふうに気合いを入れてしまうのは問題!
なぜなら人の脳には、
『気合を入れると、好きなものはより好きになり、イヤなものはよりイヤになる』
こんな性質が備わっているんだ!
「気合いを入れる」ってことは、当然「イヤ」という気持ちの方が強い状態にある。
だから、下手に気合いを入れると、心の中の「イヤ」という感情が強化されていってしまうんだ!
この辺は、「行動できない時の対処法」って記事で解説してるから、ぜひ読んでみてね!
理由②:ちょうどいい目標設定ができていないから
こういう人は設定した目標が大きすぎる可能性がある!
大きな目標はもちろん大事だけど、それしか目標がないと、どうしていいか途方に暮れてしまうかと思うんだ
例えばTVゲーム(RPG)って、最終目標までの道のりが果てしなかったりするけど、飽きないで最後まで楽しめるよね?
それは大きなゴールまでの道のりがしっかり細分化されているからなんだ!
具体的には、
- エンディングを迎えるには魔王を倒す必要がある
- それには魔王城に入るカギを手に入れる必要がある
- それにはカギを持っている魔王の手下を倒す必要がある
- 魔王の手下を倒すには伝説の武器を入手する必要がある
- 伝説の武器を入手するには…
- …
こんなかんじね!
これは勉強も同様!
勉強の目標達成までの道のりが長すぎるようなら、小さく・短く分けてあげる必要があるんだ!
勉強がめんどくさいときの心理テク
それじゃあ本題。
勉強がめんどくさいと感じるときに試したいのが、
「勉強に制限時間を設定すること!」
これだけ!
一般的には「ポモドーロ・テクニック」と呼ばれる有名な集中法だよ!
具体的やり方としては、
- 25分の作業時間+5分の短い休憩 =1セット
- 4セットほどこなしたら、15~30分の長い休憩をとる
こんなかんじ!
確かに合わない人もいる可能性は否定できない。
でも1日だけでいいからとりあえず試してみて欲しい!
少なくとも僕はものすごく効果を実感した!
最初は半信半疑だったけど、驚くほどに勉強に集中できるようになって、かなり驚いてる
試してダメでも、
- お金を取られる
- 膨大な時間を無駄にする
こんなことにはならないよね?
騙されたと思って1回だけ試してほしい。
きっと効果を実感できるはず!
ポモドーロ・テクニックを実践するコツ
ということで、勉強に集中する方法として、ポモドーロ・テクニックを紹介したよ!
ただ、これを実践する際にはいくつかのコツがあるから、解説するね!
コツ①:制限時間は15~25分程度
ポモドーロ・テクニックを実践する際、1回の勉強時間は15~25分の間で設定するようにしよう!
理由としては、
- 「とりあえず・少しだけ」の精神で始められる分量なので、始める前に気合いを入れないで済む
- 「15~30分程度」と言われている人間の短期的な集中力の範囲内に収まるから
こんなかんじね!
コツ②:「始めること」を目標にする
「時間内に終わらせよう」と考えると失敗するよ!
逆に「時間内はやり続けよう」と考えると、うまく集中の波に乗ることができるよ!
「終わらせよう」「やり遂げよう」って思って勉強を始めてしまうと、
- プレッシャーが大きくなる
- 決心しただけで満足する
こんなふうになってしまいがち。
このことについて、スタンフォード大学の心理学者「アルバート・バンデューラ」が行ったこんな実験結果があるんだ!
- 子どもを2グループに分ける
- Aグループには「この問題集を終わらせよう」と言った
- 一方、Bグループには「この問題集を1日6回ずつやってみよう」と言った
- その結果、期限内にやり遂げられたのは、A:55%、B:74%という結果になった
つまりこの実験から言えることは、
「終わらせよう」って決心には何も意味はなく、「始めよう」と考え、少しづつでもその場で実行することが目標達成率を上げる!
ってこと!
だから目標は「終わらせること」ではなく「始めること」にするのが正解なんだ!
コツ③:時間管理にはタイマーを使用する
時間の管理はアプリを活用して自動化しよう!
ポモドーロ・テクニックを考案者は手巻き式のタイマーで時間管理してたみたいだけどね
というのも、よくある失敗として、
休憩前にタイマーを設定し忘れて、勉強を再開しないまま時が過ぎる…
っていうのがあるんだ。
少しだけ休憩するつもりだったのに、気が付いたら夜になってるのはよくある話かと…
そんな悲しい事態を避けるためにも、休憩時間も勉強時間も、自動管理をするようにしよう!
オススメのアプリは色々とあるけど、「Focus to do」ってアプリが個人的にはオススメ!
- 自由な時間設定ができる
- 作業の実行回数を記録してくれる
- 作業中に音も出してくれる
こんなかんじのアプリなんだ!
「ポモドーロ・テクニック」で検索すれば色々なアプリが出てくるので、色々試してみてね
コツ④:ジャマが生じても作業は中断しない
勉強してると、
- 心の中で何かを思いつく
- 外部からの刺激がある
こういったかんじで「別のやるべきこと」が生じるのはよくある話。
でもね、
作業中は出来る限り中断しないこと!
実際、勉強をしていると、様々な誘惑が頭をよぎるもの。
でも、そんな誘惑が浮かぶたびにそれらを行ってしまうと、何もできずに時間が終了してしまうよ!
だから、作業中に思いついたことや言われたことがあっても、メモに残して、基本的には作業は中断しないようにしよう!
トイレに行きたくなっても、よっぽどの場合じゃない限りガマンだよ!
コツ⑥:休憩時間の過ごし方
休憩中は基本的に何をしてもOKだよ!
でも、個人的にオススメしたいのが、
- 運動をする
- 仮眠をとる
このどっちか!
仮眠をとることで集中力が回復することはNASAで実証されているんだ
コツ⑦:無理をしない
また、よくある失敗として、
- 制限時間が来たのにまだ課題が終わっていない
- 「まだ集中できそうだから」と休憩を挟まない
こんなふうに無理をした結果、どこかでスタミナが切れるってこと!
もちろん、頑張ろうとする気持ちは決して悪いものではないよ。
でも、無理をしすぎると、人間はどこかで緊張の糸が切れてしまうもの!
それに、中途半端に終わることも決して悪いことじゃないよ!
というのも、人間には「中途半端な状態だと気になって片づけたくなる」って性質があるんだ。
だから、よほどのことがない限り、タイマーに従うようにしよう!
勉強のやる気を出す方法を解説したよ!
今回は「マンガで分かる診療内科」を参考に、誰でもすぐに出来る集中法を解説したよ!
作者のゆうきゆう先生は、これ以外にも、
こんなテーマを分かりやすく解説したマンガをたくさん出してるから、読んでみてね!
店頭にはなかなか置いてない本ばかりなので、amazonや楽天で購入することをオススメするよ!
さて、今回解説したポモドーロ・テクニックだけど、勉強に限らず、コツを掴めば、
- トレーニング
- 読書
- 仕事
様々な場面で活用することが出来るんだ!
ぜひ実践してみてね!