この記事では、後悔の念に押し潰されそうな人に向けて、人生を前向きに生きられるようになる考え方を伝えるよ!
当時、僕は過去のある決断について、死ぬほど後悔していたんだ。
- 「なんで俺は今、こんなに苦しいんだろう…」
- 「もう一つの選択肢を選んでいたら、きっと毎日が楽しくなっていたんじゃないか…?」
- 「俺の人生っていったい何の意味があるんだろう… 」
毎日、こんなことばかり考えていた。
正直、かなり苦しかったよ。
- 仕事中に思い出して、苦しくなって、仕事が手につかなくなることもあったし
- 産まれたばかりの娘を見ては、「コイツがいなければ…」って何度も思った
当時の僕は、負のオーラを全身にまとっていたかと思う
そんな状態が1ヶ月近く続いてたある日、本屋に立ち寄ってみたときに、ある本を見つけたんだ。
それが、ゆうきゆう先生の「マンガで分かる診療内科~アランの幸福論~」
僕はこの本にかなり救われたし、負の連鎖から抜け出すキッカケを与えてもらった!
今回解説する内容は、この本で解説されてた内、特に僕の印象に残った部分になるよ!
もし今回の内容で少しでも響くものがあったのなら、ぜひ実際に本を購入することをオススメするよ!
この記事で紹介する内容の何倍も素晴らしい気付きが手に入るはず!
ランチ一食の値段で、ボロボロのメンタルが回復するキッカケになるなら安いものじゃない?
そもそも「アラン」って誰?
本題に入る前に、この本で取り上げられているアラン先生について解説するよ。
簡単に解説すると、
世界三大幸福論の一人!
もともと高校の哲学教師が仕事だったアランは退職後、65歳頃~83歳までの間、新聞へコラムの投稿をしたんだ!
そしてそのコラムのうち、幸福に関する内容まとめたものがアランの「幸福論」!
さらに言うと、それをマンガにまとめてくれたのが、「マンガで分かる診療内科~アランの幸福論~」ね!
幸福論を描いた作家は他にも2人いて、世界三大幸福論者の内訳は、
- アラン
- バートランド・ラッセル
- カール・ヒルティ
こんなかんじね!
でもね、
- ヒルティ:キリスト教の概念が強かった
- ラッセル:単純に難しかった
こんなかんじで二人の幸福論はあまり浸透しなかったんだ。
一方、アランの幸福論は、読みやすく、表現も理解しやすいから、現在まで多くの人に愛されてるんだ!
本屋で「アラン 幸福論」と検索すると、多くの本が見つかるよ
アランの幸福論は、世界三大幸福論の中でも、現在も多くの人に認知され続けている
後悔の念で苦しいときの考え方
さて、いよいよ本題。
過去の失敗を思い返して苦しんでるときに前向きになれる考え方を解説するよ。
同じことを2回以上悩む人はバカ
不幸な人の中には、
と、過去の決断を何度も何度も悔いて、苦しくなる人が多いかと思う。
でもね、アラン先生に言わせると、
同じことを二回以上考える人はバカ
だよ。
過去の行いを振り返って同じミスをしないようにするのはもちろん重要!
でもさ、2回以上同じことを反省しても、よっぽどのことが無い限り、新たな発見なんてないんだよね。
結局、同じ過ちを何度も考えるのって、ただ悲しみに浸っているだけなんだ。
悲しみに浸ることで、カラに閉じこもって自分を守ることができるからね
でもね。悲しみは「小さな快感」がある代わりに、気持ちが落ち込むから、どんどん苦しみから抜け出せなくなるんだ。
だから結局のところ、同じことを何度も考えることには価値がないんだよ。
過去の過ちを2回以上考える人はバカ
悲しみに浸る人は変態
それは違うよ。
アラン先生いわく、悲しみは、決して崇高なものでも、役に立つものでもないんだ。
過去の失敗を何度も思い出して、そのたびに悲しみに浸る人間は、
「不幸」という虫を大事にコレクションしておいて、ときどき取り出しては、抱きしめては栄養を吸わせる変態
と考えるべき!
虫が飛んできたら全力で剥がすよね?
それと同じように、悲しみに浸りそうになったら、自分の力で剥がさないといけないんだ!
虫に引っ付かれて、「僕ってなんて悲劇的…(悦)」なんて思う人はいないよね?
悲しみに浸るのが好きな人は、「不幸」という虫をコレクションしては、ときどき栄養を吸わせる変態
精一杯悩んで選んだ選択肢が間違いなはずがない
そんな人に向けて、アラン先生はこう断言しているよ。
間違った選択も悪い運命も存在しない
誰もが自分の人生にはたくさんの小さな別れ道があると思ってるから、
- 「あの時の選択はあれで良かったのだろうか…」
- 「あの時、別の選択をしていたら人生が変わっていたんじゃないだろうか…」
こんなふうに悩んでしまいがち。
でもさ。
人生において、枝分かれした小さな道なんて存在せず、実は大きな一本の道に過ぎないんだよね。
そもそもさ、今は後悔してるかもしれないけど、決断した当時の自分は、
なんて思って行動したわけではないよね?
悪気はなかったし、考えてなかったわけでもなかった。
ただその時の自分が、精一杯に悩んで、一生懸命に選択した結果に過ぎないんだ!
だからもう、必死に頑張った過去の自分を責めるのはやめよう。
僕が後悔していることも、何度も声を出して泣きながら決めた決断だったんだ
この考え方は、未来について考えるときも一緒!
今、過去の失敗に捉われて動けないままでいるなら、今のあなたが考える未来の自分が1番喜ぶことをしよう!
そうすれば、ただ未来のことを心配するだけで何もしないより、よっぽど未来を幸せにできるはず。
大事なのは過去や未来を気にする間に少しでも行動をすること。それが、幸福になる唯一の方法なんだ!
そして、もし人生に失敗が1つだけあるとするならば、
「実は何も失敗なんてしていなかった」
と言う真実に気づかず苦しみ続け、死の間際にその事実に気付くことじゃないかな。
過去の自分が、必死になって、精一杯考え抜いて出した結論が間違っているはずがない
後悔の念に苦しむ人に
冒頭で説明したとおり、この本に出会ったとき、僕はものすごくメンタルが弱っていた。
そんなときに偶然、ゆうきゆう先生の本を見つけたんだ。
元々、先生の本が好きだったし、「気晴らしに買って帰ろうかな…」くらいの気持ちで買って帰ったんだ。
でもこの本は、気憂さ晴らしどころか、塞ぎ込んでいた僕が回復するキッカケを与えてくれた!
だからもし、あなたが今、
- 過去の後悔の念に押し潰されそうなほどに苦しい
- 「俺の人生って一体なんなんだろう…」と悩んでる
こんな状態にあるなら、ぜひこの本を手に取って欲しい!
ここまで読んでるあなたはきっと、当時の僕と同じ悩みを抱えてるんだと思う。
そんな人は絶対に後悔をしないし、人生を好転させるキッカケをくれる一冊だよ!
この記事と先生の本が、少しでも今のあなたの役に立ったのなら嬉しいな。
それでは!