そんなあなたに向けて、この記事では「『やりたい事』の見つけ方」を著書「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」を参考に解説するよ!
現在、本書の作者である八木さんは、
- 「今日もやりたい事をやるぞ!」とワクワクしながら目覚めて
- 昼間はずっとやりたいことに夢中になって
- 夜は「今日やりきった…」と充実感を持って眠る
こんな理想的な毎日を送っているらしい。
そんな作者の八木さんも、昔は、
- やりたいことが分からず
- ベットに寝転んで
- スマホでYouTubeを見続ける
こんな自堕落な生活をしてたらしい。
じゃあ、なんで毎日が激変したのかというと、「ただ、「やりたいこと」を見つけただけ」とのこと。
そんな八木さんが考案した自己理解の方法が非常に参考になるので解説していくよ。
参考になった人はぜひ本書も読んでみてね!
ちなみにだけど、この本は、Amazonの「Kindle Unlimited」ってサービスを使えば、スマホで無料で読める!
「Kindle Unlimited」の詳しい解説は別記事で解説してるので、この記事で少しでも興味の湧いた人はぜひご覧あれ。
目次
結論:やりたいことは3つの視点で考える
「やりたいこと」は、
- 好きなこと
- 得意なこと
- 大事なこと
の3本柱で考えろ!
これがこの本の結論だよ。
「①好きなこと」と「②得意なこと」を組み合わせると、「やりたいこと」が見つかる。
でも、これだけだと不完全。
ここに「③大事なこと」を組み合わせ、
- 好きなこと
- 得意なこと
- 大事なこと
これら3つの柱を明確にすることで、「本当にやりたいこと」が明確になるんだ。
ただこの説明だけだと、
「好きなこと」のイメージは「業界」
まずは一つ目の柱の「好きなこと」について。
本書では、
「好きなこと」=「自分の情熱のある分野」
こんなふうに定義してるよ。
具体的な事例を挙げるなら、
- 心理学
- 環境問題
- ファッション
- デザイン
- …
こんなかんじ。
社会人なら、「業界」という言葉の方がしっくりくるかと
また、八木先生は「好きなこと」の特長もまとめてくれているよ。
- 興味があってもっと知りたいと感じる
- 関わるだけで面白い
- 「なんで?」「どうして?」などの問いが湧いてくる
こんなふうに「自分が興味を感じ、関わりたい情熱をそそられる分野」のことを「好きなこと」と言うんだ。
後ほど解説するけど、「あなたの中にある「好きなこと」を探すための問い」も八木さんはしっかり準備をしてくれている。
なので、今はいったんその悩みは置いておいて、次に進めるよ。
「得意なこと」のイメージは「特性」や「才能」
次に二つ目の柱である「得意なこと」について。
本書では、
「得意なこと」=「人よりも上手くできて、やっていて苦なく心地よいこと」
こんなふうに定義してるよ。
「才能」や「特性」って言葉に置き換えてもOK!
「得意なこと」を具体的な例を挙げるとしたら、
- 相手の立場に立って考えること
- 人と競うこと
- 勉強すること
- 情報を集めること
- …
こんなかんじ。
ちなみに、この「得意なこと」と混合されがちなのが、「スキル・知識」といったもの。
- プログラミング
- 英会話
- マーケティング
- …
本書では両者の違いを詳しく解説してるけど、ザックリ言うなら、
- 得意なこと:どんな仕事でも使える汎用性のあるもの
- スキル・知識:特定の仕事でのみ活用可能なもの
こんなかんじ。
「自分のやりたいこと」を理解する上で重要なのは「得意なこと」なので、混合しないように要注意!
「好きなこと」×「得意なこと」=「やりたいこと」
今解説した「好きなこと」と「得意なこと」を組み合わせると、「やりたいこと」が見えてくるんだ。
例えば、あなたが、
- 好きなこと:ファッション
- 得意なこと:物づくりをすること
こんな人ならば、「ファッション関係の物づくり」が「やりたいこと」なのかもしれない。
ここで大事なのが「好きなこと」だけで「やりたいこと」を考えないこと。
「好きなこと」だけで「やりたいこと」を考えると、
それもそのはず。
いくら好きなことでも、求められる役割が「得意なこと」でなければ、それは苦痛にしかならない。
だから、たとえば、「俺、本が好きだから本屋の店員になる!」みたいに考えることはあまりオススメしない。
好きなのは「本を読むこと」で、「本を売ること」ではないからね
「やりたいこと」と「なりたいもの」は別物
そしてもう一つ注意したいのが、
- 「やりたいこと」
- 「なりたいもの」
これらを混合しないこと。
これらは全く別物だし、なにより「なりたいもの」を探すのは少し危険。
というのも、「なりたいもの」を中心に考えてしまうと、自己実現の手段が限定されてしまうんだ。
分かりやすい例としては、「野球が大好きでプロ野球選手になりたい」って考える人かな。
狭き門のプロ野球界にも関わらず、仮にプロになれなければ、自己実現の手段は全て閉ざされてしまう。
でも、「やりたいこと」を軸に考えていれば少し話は変わってくる。
たとえば、プロ野球選手になりたいって考える人が、
やりたいことは「大勢の前で自分のワザを披露したいすること」
こんなふうに考えていれば、「パフォーマー」として生きていくって方法も考えつくはず。
「なりたいもの」で考えてしまうと、人生の充実度が下がりかねない。
だからこそ、
- 「やりたいこと」
- 「なりたいもの」
これらはしっかり区別する必要があるんだ。
「大事なこと」は「価値観」
「やりたいこと」は「①好きなこと」と「②得意なこと」を組み合わせれば見つけることができる。
でも、これだと不十分。
この「やりたいこと」に「大事なこと」を組み合わせれば「本当にやりたいこと」が見えてくるんだ。
「大事なこと」を一言で解説するなら「価値観」
例えば、
- 自由に生きたい
- 人に優しくありたい
- 穏やかに生きたい
- 安心して生きたい
- …
こんなかんじ。
ただ「やりたいこと」だけを追求していると、
- 家族との時間を大事にしながら働きたいのに、残業ばかり
- 仕事に全力を注ぎたいのに、職場のみんなが仕事とプライベートを完全に分けてる
こんなふうにモヤモヤした働き方になってしまうもの。
こうならないためにも、「大事なこと(自分の価値観)」を明確にすることは、「本当にやりたいこと」を見つける上ですごく大事なんだ。
「『本当にやりたいこと』を探す方法」のまとめ
ここまで解説したことをまとめると、
- やりたいことは「好きなこと」「得意なこと」「大事なこと」の3つの視点で考える
- 「好きなこと」と「得意なこと」だけでも「やりたいこと」は見つかるけど、自分が望まない状態になる可能性がある。
- 「やりたいこと」に「大事なこと」を掛け合わせると「本当にやりたいこと」が見えてくる。
こんなかんじ。
ここまでの説明で、やりたいこと探しの方法について、少しだけイメージが湧いたかと思う。
ということで、次はこれらの3本の柱をどうやって明確にするか、その方法を解説していくよ。
「大事なこと」の見つけ方
3本の柱を説明する際は「好きなこと→得意なこと→大事なこと」の順番で解説したよね。
ただ、実際にそれぞれの柱を明確にしていく際は逆に、
- 大事なこと
- 得意なこと
- 好きなこと
この順番で探していくのが効率がいいんだ。
ということで最初は「大事なこと」の探し方を解説するよ。
「大事なこと(自分の価値観)」を探すための具体的な方法は、次の5ステップ。
- 質問に答えて価値観のキーワードをリストアップする
- 価値観をマインドマップにまとめる
- 他人軸な価値観を自分軸に転換する
- 価値観に順位を付ける
- 仕事の目的を決める
具体的な手順は本書で確認して欲しいけど、ここでは①の中でも特に重要だと個人的に思った質問を2つだけ解説するよ。
「大事なこと」を探すための質問
「大事なこと」を探すために、個人的に重要だと思う一つ目の質問が、
あなたの尊敬する人は誰か?その人のどんな点を尊敬してるのか?
というもの。
あなたが尊敬してる人は、あなたの価値観を体現してる人である可能性が高い。
だから「どうして〇〇さんは魅力的なんだろう…?」と考えることで、自分の価値観が見えてくるんだ。
ちなみに僕の場合、「自由」や「没頭」などが「大事なこと」なんだけど、この質問に回答してみたら、
- ホリエモン
- 両学長(リベ大)
- testosterone
- 学生時代の友人W
こんな結果になったので、「確かに自分の価値観を体現してる人だなぁ」って印象だった。
そして、個人的に重要だと思う2つ目の質問が、
今の社会に何が足りないと思うか?
というもの。
この質問への答えのイメージとして、
- 「もっと自由に生きればいいのに…」
- 「もっと自分のやりたい事をやればいいのに…」
- 「もっと健康を大事にすべき」
こんなかんじかな。
不満に感じるということは、あなたの中に「より良い社会」が見えているということ。
理想があるのに実現されてないから不満を感じてるってことね
そして、この「理想と現実の差を埋めること」があなたのやりたいことだと本書では解説されてるんだ。
これに僕の考えを補足するなら、
あなたはどんな人がキライですか?
こんなところから考えるっていうのもアリかなって思う。
というのも、「キライ」って感情の根っこには「本来は〇〇すべき」って信念があると思ってる。
だから、この質問に回答することで、先ほどの質問と同じような効果が得られるはずなので、ぜひ試してみてほしい。
こうやって自分を掘り下げることで「大事なこと」を少しづつ明確にしていくよ
「得意なこと」の見つけ方
次に「才能」なんて言われたりする「得意なこと」の見つけ方について。
本書では、
- 長所を見つけるための5つの質問
- 見つけた長所の整理の仕方
- 「短所を補う」という考えを捨てるべき理由
こんなことを解説してるよ。
その中でも個人的にすごく良いと思った、「短所と長所の捉え方」について解説するよ。
多くの人は、「自分の長所を考えてください」なんて言われると、
そんな人が自分の長所を見つけるためにオススメしたいのが、
- 自分が「短所」だと思う部分を書きだす
- その「短所」に「だからこそ、〇〇」と反論する
こんな方法。
そもそも、短所も長所もその人の「クセ」の一つに過ぎない。
だから、「短所だと思ってたクセは、実は長所だった」なんてよくある話。
例えば僕の場合、「興味のないことは全く頭に入ってこない」というクセがあって、ずっと悩んでいた。
でも、これを先ほどの方法で考えてみた結果、
自分は興味のないことは全く頭に入ってこない。「だからこそ」、興味のあることへの集中力がすごい
こんなふうに自分の長所を見つけ出すことができたんだ。
「自分には長所なんて無いし…」なんて思う人は、ぜひこの方法も試してみてね。
きっと、自分の長所に気付けるはずだよ!
「好きなこと」の見つけ方
最後は「好きなこと」の見つけ方。
そもそも「好きなこと」の定義って何なのかって話だけど、これについて本書では、
「好きなこと」=「興味・関心を感じる分野」
こんなふうに定義してるよ。
「好きなこと」=「興味・関心を感じる分野」っていうのは異性関係で考えるとイメージしやすいかと思う。
好きな女の子がいたら、
- もっとあの子のことが知りたい
- あの子ともっと仲良くなりたい
- あの子が好きな〇〇って何だろう…?
こんなふうに考えるが自然だよね?
こんなふうに「興味や関心が湧く分野」を「好きなこと」って、本書では考えているよ。
そして、この「好きなこと」についても、本書では5つの質問で回答を導き出そうとしてるんだ。
- お金を払ってでも勉強したいことはあるか?
- 本棚にはどんなジャンルの本が眠っているか?
- 「これに出会えて良かった」と思えるものはあるか?
- これまでの人生でお礼を言いたい仕事は?
- 世の中に対する怒りを感じたことは何か?
これらの質問に回答することで、自分の好きな分野が見つかるはず。
ちなみに、本書では巻末特典として更に多くの質問を用意してるので、
「やりたいこと」の見つけ方
「大事なこと」「得意なこと」「好きなこと」の3本柱を深掘りしたら、それらを元に「本当にやりたいこと」を導き出していくよ。
といっても、その方法は本当に単純。
- 「好きなこと」と「得意なこと」を片っ端から組み合わせて「やりたいこと」の仮説を複数立てる
- 実際に行動にしてみる
- 行動しつつ「大事なこと」と照らし合わせることで「本当にやりたいこと」を探す
いくら自己分析を進めても、実際に自分で体験しないと本当に自分の求めているものか分からない。
だから、3本の柱を明確にした後は、ひたすらに行動することが大事になってくるんだ。
「やりたいこと」の探し方を解説したよ
今回の方法が、あなたに100%ハマったかは分からないけど、「なるほどなぁ」と思ってもらえた部分もあるかと思う。
実際、僕自身がこの方法を試したところ、「本当にやりたいこと」の輪郭が見えてきたよ。
だからこそ言えるんだけど、この方法を実践すれば、きっとあなたも自分が本当にやりたいことが見つかるはず。
「俺の人生ってこんなものなのかな…」と漠然としたモヤモヤする感情から抜け出して、充実した毎日にしていこう。
ということで、今回は「世界一やさしい「やりたいこと」の見つけ方」を参考に「『やりたい事』の超具体的な見つけ方」を解説したよ。
もし、今回の記事に興味が湧いた人はぜひ本書も読んでみてほしい。
というのも、本書にはこの記事で紹介できなかった、
- 「やりたいこと」を探す際の注意点
- 自分を掘り下げるための多くの質問
- 自分の3本の柱を認識するためのヒント
- …
こんな内容が盛り込まれているから、あなたが「本当にやりたいこと」を探す際に、間違いなく参考になる。
じつは、この本。Amazonの「Kindle Unlimited」ってサービスで、スマホを使って30日間、無料で読めるんだ。
「Kindle Unlimited」は「こっちの記事」で解説してるので、「本を安く読みたい!」って人はぜひ確認してね。
本っっっっ当にコスパのいいサービスだと思うからぜひ確認してね
この記事があなたの人生に良い影響を与えられたら幸いです。
それでは!