この記事では、「仕事ができずにつらい思いをしてる公務員がすべきこと」について解説するよ。
僕は元々、仕事が全くできない公務員だった!
だから、あなたのツラい気持ちはすごく分かる。
実際、僕が公務員だったときは、
- 上司に「同期の●●は仕事がデキるのに!」と怒られたり
- 会議資料の説明が下手すぎて委員長から「もういいよ」と言われたり
- ミスを直したら別のミスをして、そのミスを直したら更に別のミスをしたり
こんな仕事ができないヤツだった。
あのときの気持ちを思い返すと、今でも胸が痛くなる…
そんな僕でも、地道に、一つ一つ改善を繰り返し続けたら、
- 上司から「成長したな」と褒められたり
- 会議終了後に出席者から「説明が分かりやすい」と褒められたり
- 知事表彰をされたり
これくらいには成長できた。
この記事では、仕事がマジで出来なかった当時の自分と同じ悩みを持つあなたに向けて解説するよ。
もし、あなたが、
- 「公務員の仕事すら出来ないなんて…」
- 「自分は本当にダメなヤツだな…」
- 「もしかしたら脳に障害でもあるのでは…?」
こんなふうに、当時の僕と同じ悩みを抱えてるなら、ぜひ最後までこの記事を読んでほしい。
絶対に、今の状況を打破する手助けになるはずだよ!
目次
まずメンタルを安定させる
この記事に辿り着いたあなたに、まず確認して欲しい。
「今、あなたのメンタルは安定してますか?」
人間、ミスが続くとメンタルが落ち込んで、身にまとうオーラすらもドンヨリするもの。
そんな状態では、
- 焦ってミスを続ける原因になる
- ミスに対する精神的ダメージがデカい
- 「反省」ではなく「自己否定」をしてしまう
こんなかんじでロクなことがない。
なので、まずは健康なメンタルを取り戻すために充分な休息をとるように意識しよう。
ちなみに、休む際はただボーっとするんじゃなくて、
- 筋トレ
- ランニング
こういった「頭はほとんど使わない&身体をしっかり動かすよう事」をするのがオススメ。
その中でも、筋トレは本当にオススメ!
実際に筋トレを2~3ヶ月も続ければ実感するけど、
- メンタルが安定する
- 自分に自信が手に入る
- 活動的になれる
- 自分のことを好きになれる
など、弱ったメンタルにはマジで効果抜群!
僕自身、筋トレのおかげで、メンタルが一気に健康になったよ!
筋トレとメンタルの関係は、別記事で詳しく解説してるので、メンタルが安定しない人はぜひ読んでみてね!
「公務員の仕事すらできない」と悩む人へ
メンタルの関係でもう一つ確認したい。
「公務員の仕事すらまともに出来ないなんて、俺はどこ行っても役立たずに違いない…」
こんなふうに考えてないよね?
公務員の実態をよく知らないヤツが、
- 「公務員の仕事はお役所仕事」
- 「サービスの質はクソ」
こんなネガティブな話ばかりするから、自分の仕事に自信が持てないのはよく分かる。
ただ、断言するけど、公務員の仕事ってけっこうレベル高い。
実際に公務員から民間に転職した僕が断言するよ
「公務員の仕事”すら”」はひと昔前の話
ひと昔前の公務員の世界は、確かに「公務員の仕事”すら”まともにできない」と言われる世界だった。
その時代の痕跡は今も残っていて、
- まともに仕事ができない上司
- グチばかりで一切仕事をしない50代
こんな「ヤバい公務員」がどこの職場にも、一定数いたりする。
でも今の公務員の仕事のレベルは全く違うよね。
一歩下がって公務員の仕事を見てみると、
- 窓口対応一つとっても、実は制度がすごい複雑
- 膨大な量をこなさないといけないのに、ミスが許されない
- 異動直後に専門家の会議に参加することも
こんなかんじだったりする。
今の公務員は、質・量ともにレベルが高い。
だから「公務員の仕事すら」なんて考える人は、認識を改めるべきかと。
少なくとも、この記事を見てる努力家のあなたは、間違いなく「ヤバい奴」とは違う
ネガティブ思考に効く一冊
そもそも「公務員の仕事すら」って考えてしまう人は、基本的にネガティブ思考。
そしてネガティブ思考の人はだいたい自分のことが嫌い
そんな人に読んでほしいのが、「マンガで分かる心療内科(ネガティブ思考とポジティブ思考編)」という一冊。
この本は、現役の心療内科医が、ネガティブ思考について解説をしたマンガ。
この本を読むことで、
- ネガティブな自分を好きになれる
- 正しいネガティブの取り扱い方が分かる
- 無理にポジティブになろうと思わなくなる
など、考え方にかなり変化があるはずなので、自己嫌悪に陥りがちな人にはぜひ読んでほしい。
僕も基本はネガティブ思考だけど、この本のおかげで自分が好きになれたよ
本の概要は次の記事で解説してるので、買う前にぜひチェックしてみてね。
「仕事ができない」の改善策
ある程度、メンタルが安定したら、仕事ができない原因を分析しよう。
「仕事ができない」と言っても、
- 最低限のレベルの仕事がこなせない
- 超優秀な周囲と比較して仕事ができない
いずれの状況かで考え方は変わってくる。
ここでは、当時の僕と同様、「最低限レベルの仕事がこなせない」と悩む人に向けて説明するよ。
僕が「仕事がデキない公務員」だったときの課題である、
- 凡ミスが多い
- 仕事を処理速度が遅い
- クレーム対応が苦手
- 他部署や関係団体との調整が苦手
これらについて対策を解説していくよ。
問題1:凡ミスが多い
- 「あっ、資料を送付するのを忘れてた!」
- 「勘違いしてた…。何度も確認したはずなのに…」
- 「うわっ、計算ミスしてる…今月で3度目だよ…」
こういった凡ミスはメンタルへのダメージが地味にデカいし、自己否定をしたくなるもの。
でも、こんなときに「自分はダメなヤツだ…」と悩むのは間違っている。
なぜなら、こういった凡ミスの原因は、
- 記憶力
- 注意力
- コミュニケーション力
- 判断力
これらに問題があるわけではないから。
というのも、人間の脳は「ミスを起こしやすいメカニズム」になっているんだ。
もちろん、経験不足や能力不足によるミスがないわけではないけど、それはほんの一部でしかない。
実際、経験が豊富な中堅やベテランになれば必ずミスが減るわけではなく、増えることもある。
「先輩」という立場にいる人だからこそ、若手からはミスが見えないことが多い
じゃあ、ミスが起きやすい脳の仕組みを理解した上で、どうやって凡ミスを減らしていけばいいか。
それを理解するためにオススメの一冊が、「仕事のミスが絶対なくなる頭の使い方」という一冊。
本書では仕事のミスを4つに分けて、それぞれのミスが起こるメカニズムとミスを防ぐ根本的な対策を解説している。
- 「忘れた!」(メモリーミス)
- 「見落とした!」(アテンションミス)
- 「伝わっていない! 聞いていない!」(コミュニケーションミス)
- 「判断を間違えた!」(ジャッジメントミス)
また、この本では、
- 悩めば悩むほどミスが起こるワケ
- 「ミスするな!」という注意がミスを引き起こす?
- 「思い出しやすい」=「よく起こっている」という誤解
など、凡ミスに悩む人にはかなり有益な情報が盛り込まれている。
ちなみに、この本には、
「なんて斬新な方法なんだ!まさに目から鱗が落ちた!」
こんな凡ミス対策は書かれていない。
この本に書かれてる凡ミス防止対策は、
- 一度は上司や先輩から指摘されたであろうアドバイス
- 様々なビジネス書に書かれている王道テクニック
こういった内容になっている。
それでも僕がこの本をオススメするのは、「どうしてその手法が有効なのか」という理由がしっかり書かれているから。
読んでみたら、
この一冊が、凡ミスを減らすキッカケを与えてくれるかと
問題2:仕事の処理速度が遅い
- 考えを整理するのに時間がかかる
- 関係する法律や制度を理解してない
- データの場所がどこにあるか分からない
- そもそも原因がよく分からない…
- …
こんなふうに仕事のスピードが遅い原因は色々あるので、一概に「●●で解決!」とはいかない。
ただ、どんな原因にせよ絶対に仕事のスピードを速くする方法が存在する。
それが、
「パソコンのショートカットキーを覚えること」
だよ。
こんなふうに思った人のために具体例で考えてみるよ。
例えば、「コピー&ペースト」をマウスで行う場合と、ショートカットキーで行う場合の時間を比較すると、
- マウス:3~6秒
- ショートカット:0秒
こんなふうに数秒の差が生まれる。
この差をたかが数秒とあなどるなかれ。
- コピー&ペースト
- データ保存
- 画面の切り替え
- …
こういった、1日に何度も行う作業は、だいたいショートカットが設定されてる。
仮にこれらのショートカットを50個覚えて、それぞれを1日6回行うと仮定すれば、
3~6秒×50個×6回×20日(1ヶ月)=300~600分
なんと1ヶ月で5~10時間も業務時間を減らすことが出来るんだ!
ショートカットを覚えるだけで、残業をこんなに減らせるってすごくない?
実際はここまで計算どおりいかないかもしれないけど、確実に時短に繋がるし、覚えた分だけ仕事が早くなるのは事実。
だからこそ、仕事が遅いと悩むようであれば、一つでも多くのショートカットキーを習得して欲しい!
ショートカットキーを覚えるためにオススメの一冊が「ショートカットキー時短ワザ大全」
この本では実用的なショートカットキーが数多く紹介されてるだけでなく、
- パソコンの壁紙に設定できる「デスクトップ壁紙」
- 職場の机に置いて参照できる「切り取りシート」
こんな特典もついてくるので、一読した後は、職場で実践を通してショートカットを覚えることができるんだ!
パソコン操作は一度覚えたら一生モノのスキルになるので、仕事のスピードに悩む人はぜひ読んでみてね。
ショートカットを覚えたら、マジで仕事のスピードが劇的に早くなる
問題3:クレーム対応が苦手
ダイヤモンド・オンラインの記事によると、
- 高齢化
- ネットの普及
- デフレ
理由は様々だけど、公務員に限らず、全国的に「クレーム」の件数は増えてるらしい。
仕事に集中してる最中に、キレ気味な市民が窓口に来るやいなや、
こういうクレームは急に来るからビビるし、対応の仕方を知らないとうまく処理できず、メンタルへのダメージもデカい。
厚労省のサイトでもメンタルケアの個別事例として「クレーム処理の多い職場」を挙げている
でも、クレーム対応って意外にもパターン化することができる。
例えば、クレーマーのパワーワードを整理するなら、
- 「お前じゃ話にならん。上の人間を出せ」
- 「この対応をネットに晒してやる」
- 「公務員なのにそんなことも知らないのか」
- …
など、12個くらいに大体はまとまる。
更にクレーマーをタイプ別で分類した場合も、
- 話相手を求めてるタイプ
- 正論を追求するタイプ
- 意思疎通や理解が不可能なタイプ
- …
こんなかんじで、いくつかのパターンに分けることができる。
これらのタイプの傾向を理解しておけば、急なクレームに対しても、
それらを分かりやすく解説したのが、「公務員のためのやっかいなクレーム対応」という一冊。
この本には先ほど紹介したパターンのほかにも、
- クレームからメンタルを守るためのマインドセット
- チームでクレームに対応する技術
- クレーム対応でやってはいけない●●
など、クレーム対応に悩む公務員の参考になる情報が網羅されてるよ。
個人的に気になった箇所は別記事でまとめたので、買う際の参考にしてみてね。
クレーム対応が苦手な人であれば、読んでおきたい一冊
問題4:他部署や関係団体との調整が苦手
こういう人は公務員にけっこういるかと思う。
調整事が苦手な人に共通してるのが、
- 単純な準備不足
- 「説明力」が圧倒的に足りない
この2つ。
まず準備不足の件について。
調整が苦手な人は、調整相手と接触する前に、
- 自分の仕事をしっかり理解する
- 最終的なゴールは何か
- 相手はどんなふうに考えてくるか
- それに対してどこまで譲れるか
- …
こういう一つ一つの準備が単純に足りないケースが多い。
「事前にどれくらい準備すればいいのか?」
これに関する正解はない。
とはいえ、調整事は苦手だと感じてるのであれば、
「準備できることは全てやりきった!これでダメならもう知らん!」
ってレベルまで徹底的に準備することをオススメするよ。
しっかり準備すれば8割くらいの問題は解決するよ!
一方、説明力が圧倒的に足りないケースの場合。
これに関しては別記事で「説明力と情報収集力を鍛える方法」を解説してるので、そっちを参考にしてほしい。
ただ、一言ポイントを言うとすれば、
「全く何も知らない人」に説明するつもりで説明する
こういう心構えを持つと、説明力が足りずに調整がうまくいかないことは減るはずだよ!
「仕事ができない」を理由に転職することについて
こんなふうに考えたことは一度くらいあるかと思う。
僕自身、失敗続きだった頃はいつも考えてた
僕の場合、転職活動をする前から転職サイトに登録だけはしてた。
実際に登録してた経験から言うと、これは割とオススメできる。
転職サイトに登録すると、内定をもらえそうな会社があるか見るじゃない?
そこで自分の条件にマッチする企業を見ると、
「本気でイヤなら、公務員はいつでも辞められるんだ!」
とメンタルの安定に一役買ってくれた。
ちなみに転職サイトなら「ミイダス」ってサイトがオススメだよ。
僕がミイダスをおすすめする理由としては、
- 質問に答えるだけで「自分の市場価値」を測れる
- 企業から「面接確約オファー」を受けれる
こんなかんじ。
特に、①に関しては、20~30の質問に回答するだけで知ることができる。
公務員が市場価値を測る機会ってなかなか無いし、ミイダスを試すことをオススメするよ!
ちなみに登録は無料だよ!
仕事ができずに苦しいときの対策を解説したよ!
今回は「仕事ができずにつらい公務員がすべきこと」を解説したよ!
- 「仕事ができない」って悩む人はまずは休もう
- 「公務員の仕事すら…」って考えない
- 具体的に考えて、具体的に行動しよう
- 転職サイトに登録すると心の安定に繋がる
「自分は仕事がデキないヤツなのでは…?」って思いながら日々を過ごすのは本当にツラいよね。
でも、今回解説したように、自分のダメな部分を細分化して、しっかり対応すれば、必ず仕事は出来るようになる。
ダメ公務員の典型だった僕が言うんだから間違いない!
数年後に今を振り返って、
「あのときに行動しておけばよかった…」
なんてことがないように、何か一つでもいいので、この記事を読んだら、ぜひ行動してみてほしい。
この記事が仕事がデキずに苦しんでるあなたにとって役に立てば幸いです。
それでは!