ボクシング中継では、セコンドが選手に大量のワセリンを塗ってるし、ワセリンに効果があるのはなんとなく分かる。
でも、いざワセリンを買うとなると、
- 「そもそもワセリンを塗る目的って何?」
- 「ワセリンってどこに売ってるんだろう?」
- 「オススメのワセリンが知りたい」
など、色んな疑問が湧くかと思う。
そこで、この記事では、
- ワセリンを塗る目的
- 試合中にワセリンを塗っても反則にならないのか
- 安い&ボクシングにおすすめのワセリン
こんなことを解説していくよ。
目次
ボクサーがワセリンを塗る理由
ボクシングの中継を見てると、インターバルの最中にセコンドがボクサーの顔にワセリンを塗りたくってる。
そんな様子を見てると、
「いやいや塗り過ぎでしょ!」
ってツッコミを入れたくなるレベル。
そんな「ワセリン」は保湿剤のひとつで、石油から摂れる炭化水素類の混合物を脱色して作られてるんだ。
とりあえずザックリと「油性の軟膏」くらいに考えておけばOK
さて、そんなワセリンだけど、ボクサーが顔に塗る理由は主に2つあるんだ。
- 止血をするため
- ダメージを減らすため
ワセリンを塗る理由①:止血するため
ボクサーがワセリンを塗る一つ目の目的は「止血」。
プロボクサーの試合では結構な頻度で出血するんだけど、
- 血が目に入ると距離感が掴めなくなる
- 出血が酷いと審判は試合を一時中断される
- 最悪の場合、出血を止めないとTKO負け
こんな理由から、出血は試合中のボクサーにとっては一大事。
だから、ボクシングでは出血を避けたいし、少しでも出血があれば必死で血止めをするんだ。
そして、その際に使用するのがワセリン。
- 血管収縮剤のついた綿棒で圧迫止血する
- ワセリンで傷口に蓋をする
こんなかんじで、傷口にワセリンを塗ることで止血を試みるんだ。
どうしてワセリンだけが、試合中に使うことを認められたのか、その理由は分からない。
ただ、推測するに、
- 試合中にガーゼや絆創膏の使用は公平性の観点から認められない
- ワセリンなら汗で流れにくく、止血効果も期待できる
こんな理由があったんじゃないかな。
余談だけど、ワセリンの治療を担当するセコンドを「カットマン」って呼ぶよ
ワセリンを塗る理由②:ダメージを減らすため
ボクサーがワセリンを塗るもう一つの理由は「ダメージの軽減」。
さっき説明したとおり、ワセリンは油性の軟膏だから、顔にグローブが当たっても滑ってくれる。
そしてグローブが滑る結果、クリーンヒットが減ってダメージ軽減の効果が期待できるんだ。
とはいっても、顔を殴られたらやっぱり痛い…
ワセリンを顔に塗るのは反則か?
テレビ中継されてる中、あれほど塗りたくってるので、当然、ワセリンを顔に塗っても反則ではない。
まぶたや眉などを負傷した場合、インスペクター(審判的な人)から許可をもらえば、ワセリンを顔に塗れるんだ。
厳密に言うと、ルール上は顔に油脂類を塗ってはダメなんだけど、そこは「暗黙の了解」だね
ワセリンはボクシング以外でも使用される
ちょっと余談。
ボクシングをやってる人にとっては、
「ワセリン=ボクシングに使うもの」
って認識が強いと思うけど、実はワセリンって元々は化粧などに使うのが一般的なんだ。
↑これもワセリンの一つ。
化粧品としてワセリンを使う場合、具体的な用途は、
- くちびるや顔の保湿
- 手やかかとの乾燥防止
- 整髪料の一種
- マッサージクリーム
こんなかんじ。
油脂性の軟膏なので、乾燥予防や保湿が目的で使用することが多いらしい
ボクサーからすると、「ワセリン=格闘技で使う応急処置の薬」って認識だから、少し意外だよね。
ワセリンはWEBで買うのがオススメ
ワセリンの買い方としては、
- 格闘技の専門店で買う
- ドラックストアで買う
- AmazonなどのECサイトで買う
この3つがある。
このうち、オススメはAmazonなどのECサイトで購入すること。
- 実店舗よりも安く買える
- 他の商品との比較がしやすい
- 手間がかからない
理由①:実店舗よりも安く買える
ネットで経由で商品を買う場合、実在する店舗で買うよりも安く済む場合が多い。
特にAmazonの安さは異常…
ワセリンは消耗品だし、少しでも安く買える方法で買いたいところ。
理由②:他の商品との比較がしやすい
そんなときに役立つのが「商品レビュー」。
ECサイトの商品レビューは、実際に買った人の声だから、店員さんのアドバイスより客観的な情報が確認できるんだ。
ちなみだけど、ワセリンは「実際に商品を見て選ぶ」って買い方が無意味だってことも知っておいて欲しい。
なぜなら、
- ネットでも「ワセリンの成分」や「容量」などの基本情報は確認できるから
- 「使いごこち」などは、実際に商品を使わないと分からないから
こんな理由があるから。
理由③:手間がかからない
そして何より、AmazonなどのECサイトで商品を購入すると、圧倒的に楽!
例えば僕の場合、格闘技の専門店に出向くとなると半日は普通にかかる。
でも、それがネットで買えば30分足らずで買えてしまうんだ。
さらに言うと、お店に出向いても、お目当ての商品が売り切れてる場合もある。
頑張ってお店に辿り着いたにも関わらず、その商品が無ければ、
と、こんなかんじで、
- 実店舗よりも安く買える
- 他の商品との比較がしやすい
- 手間がかからない
こんな理由から、ワセリンはAmazonなどのECサイトで買うのがオススメなんだ!
ボクシングに最適なワセリン
ボクシングでワセリンを選ぶ際に、種類を間違えると、
- 汗で流れてしまう
- 匂いが気になって練習に集中できない
- 高額なので、使うのをためらってしまう…
など、ちょっとしたストレスの原因になったりする。
そんな中、オススメのワセリンはユニリーバ・ジャパンの「オリジナルピュアスキンジェリー」だよ。
内容量 | 368ml |
香料 | 無香料 |
特長 | 肌にしっかり張り付く感覚 |
通ってるジムが使ってたから僕も買ったんだけど、かなりオススメ!
まず、このワセリンはかなり濃厚。
その分、一般的なワセリンと比べて少し伸ばしにくいんだけど、
- 肌に密着する感覚があり、止血や肌の保護が期待できる
- 汗をかいても流れ落ちにくい
など、ボクシングで使うワセリンとしてはかなり有用。
また、大手のボクシングメーカーと比べて、80%オフくらいの値段で買えるのも嬉しい。
実際、ウイニング社のワセリンは1個4,500円くらいするので、
- オリジナルピュアスキンジェリー:900円くらい
- ウイニング社のワセリン:4,500円くらい
比較すると、その価格差は一目瞭然!
これだけ安いと、練習でも値段を気にせず使える
- 汗で流れ落ちにくい
- 肌に張り付く感覚があるので、止血や肌の保護の効果が期待できる
- 一般的なボクシングメーカーの80%オフほどの値段で買える
- 大手化粧品メーカーの商品なので肌への影響も安心
こんなかんじでボクシングで使うワセリンとしてはかなりオススメ。
「どのワセリンを買えばいいか分からない…」
って悩む人は、このワセリンを選べばOKかと。
ワセリンを塗る理由とおすすめのワセリンを解説したよ!
今回解説した内容をまとめるよ。
まず、ワセリンは、
- 出血を止める
- パンチのダメージ軽減
という目的で使用されており、当然、ルール上も使って問題はない。
そんなワセリンは買う場合は、AmazonなどのECサイトで買うのがオススメ。
- 実店舗よりも安く買える
- 他の商品との比較がしやすい
- 手間がかからない
そして、ワセリンを買うなら「オリジナルピュアスキンジェリー」の一択。
- 汗で流れ落ちにくい
- 肌に張り付く感覚があるので、止血や肌の保護の効果が期待できる
- 400円くらいの超格安な値段で買える
- 大手化粧品メーカーの商品なので肌への影響も安心
などの理由から、ワセリン選びに迷うならとりあえずこれを試してみてほしい。
ここまで読んでくれてありがとう。
こんなかんじで僕のブログでは「ボクシング」をテーマに、
こんな情報を発信してるので、他の記事もぜひ読んでみてね。
きっと、あなたに有用な記事が見つかるはず!
この記事があなたの参考になれば幸いです。
それでは!