こんにちはソウです。
いきなりですが、1月に立てた「今年の目標」って今も覚えていますか?
今回は、努力を続けることはおろか、どんな目標を立てたかすら覚えていない方に向けて、
- 目標を忘れなくなるどころか、
- 努力を楽しんで続けられて、
- 結果も出せる
といった、目標の設定方法をお届けしたいと思います。
この方法はハマれば効果抜群です。
僕は筋トレが大好きで、もう3年以上続けていますが、筋トレ開始当初は、その方法を知りませんでした。
そんな中、先日ふと思い立ったので、僕が筋トレの開始当初に掲げていた目標を思い出しつつ、今回お伝えする方法と比較したところ、ほとんど一致していて驚いたという出来事がありました。
そんな偶然が実証してくれたように、今回お伝えする方法は何かを楽しく継続する上で効果の高い方法です。
ぜひ最後まで読んでいただき、実践をしてみてください。
- 1月に立てた目標が思い出せない人
- 目標を立てても、いつも続かない人
- これから新しい何かを始めたいと考えている人
- 目標を忘れることがなくなる
- 努力が楽しくなる目標設定の方法が学べる
設定した目標を忘れる理由
僕も含め、こういう人は結構な割合でいるかと思います。
目標を忘れる理由はもの凄く単純で、
目標に取り組まなくなったから = 挫折したから
まぁ当然といえば当然ですよね。
ですので、挫折せずに努力を継続する必要があるのですが、その際に有効な方法が、
- SMARTな目標設定
- WOOPの法則に基づく準備
この二つになります。
これらについて詳しく解説していきます。
目標を達成するための必須要素「SMART」
SMARTな目標設定とは
「SMART」とは、目標を達成する上で大事なる5つの要素の頭文字を取ったもので、具体的には、
- Specific(具体的に)…明確で具体的な表現や言葉であること
- Measurable(測定可能な) …目標の内容を定量化されていること
- Achievable(達成可能な) …達成可能な現実的な内容であること
- Related(目的に関連した) …目的に関連した内容であること
- Time-bound(時間制約がある) …期限が設定されていること
こんなかんじです。
ですので、よくありがちな、
こういった目標設定だと、ほぼ100%達成できません。
見ていただいて分かるかと思いますが、「SMART」ではありませんので、もう少し具体的に掘り下げる必要があります。
例えば次のようなイメージです。
- Specific(具体的に) …ベンチプレスの扱う重量を増やしたい
- Measurable(測定可能な) … 60㎏から100㎏に増やしたい
- Achievable(達成可能な) … 成功している例はあったので実現可能
- Related(目的に関連した) … 体が大きくなれば女の子にモテるから
- Time-bound(時間制約がある) … 半年もあれば実現は可能
こういった目標設定ができると、先ほどのダメな例よりも成功しそうだというのが直感的に分かっていただけるかと思います。
一番大事にしたいのは「R」の部分
目標を設定する上で間違いなく一番大事なのが「Related」、つまり 「目的に関連した内容であるか」という部分です。
「目的」という言葉だとイメージしづらいので「欲望」と言い換えます。
要するに、
その目標を達成することは、あなたの欲望に直結しているか
と考えてみてください。
異性、お金、物欲、何でも構いません。
欲望に忠実な目標を設定すると、それが強烈なモチベーションになって、行動を促してくれます。
感覚としては、目標をイメージしてワクワクするようなら大丈夫です。
ここがうまくハマると努力がビックリするほど楽しくなります。
時間をかけてでも、しっかり考えてみてください。
ちなみにですが、自分の欲望に向き合うことが恥ずかしくて、キチンと向き合わない人がいますが、それだと目標が意味をなしてくれません。
これくらい欲望丸出しでいきましょう。
誰に見せるわけでもないので、社会的な評価は完全に無視です。
しっかりと自分の欲望と向き合って、目標と直結しているか確認してみてください。
SMARTに関する説明はここまでです。
つぎからはもう一つの大事な考え方「WOOPの法則」について説明していきます。
計画を達成する際に重要な「WOOPの法則」
「WOOPの法則」とは
「WOOPの法則」とは、心理学者ガブリエル・エッティンゲンが提唱した、何かの計画を達成する際に重要な考え方の頭文字です。
- Wish(希望) → 希望・願望をイメージする
- Outcome(結果) → 希望が叶った際の幸せな『結果』をイメージする
- Obstacle(障害) → 希望を叶える生じうる『ジャマ』を考える
- Plan(計画) → その障害が生じた際にどのような対策をとるかを明確に計画する
要するに「何かに挑戦するなら、まずは良いイメージをしてやる気を出してね。その上で起こりうるトラブルと解決策を考えてね。」と考えれば大体は間違いないかと思います。
このうち、①と②は、SMARTな目標を設定した際に固めたので、考えるべき点は③と④ですね。
例えば、筋トレを始めたいと考えている人なら、
- Wish(希望) → 筋トレをこれから始めたい!
- Outcome(結果) → 筋トレをして体が大きくなれば女の子にモテモテだ!
- Obstacle(障害) → でも、仕事が忙しくなって行けなくなったらどうしよう…
- Plan(計画) → じゃあ誰にも邪魔をされない早朝に筋トレをしよう!
こんなかんじですね。
もちろん③と④は1つではないはずなので、思いつく限り出しましょう。トラブルが発生する可能性がさらに減ります。
余談ですが、ネガティブ思考とポジティブ思考の比率は、1:3が理想と言われており、WOOPの法則はその比率にもピッタリあてはまります。
- Wish(希望) … ポジティブ
- Outcome(結果) … ポジティブ
- Obstacle(障害) … ネガティブ
- Plan(計画) … ポジティブ
少し話がそれましたが、WOOPの法則を意識するだけで、目標の実行力は大幅にアップすると言われています。先ほど説明したSMARTとあわせて、ぜひ試してみてください。