ライフハック

社会人になって「つまらない」と感じてる人は「行動」で人生が激変するという話

決意を固める女の子

社会人って本当つまらない。学生の頃の方が楽しかったなぁ…

今回はこんな社会人に向けて、『行動すれば世界が輝いて見えるようになる』という話をお伝えします。

この記事の信憑性についてですが、

  • 現役の精神科医が書いた「マンガで分かるストレスクリニック」を参考にした
  • 人生をつまらないなと感じてけど、 行動し続けて世界の見え方が一変した僕の実体験

こんなかんじです。

そのため、今回の記事に興味を持ったら「マンガで分かるストレスクリニック」を買うことをオススメします。

あなたの退屈な毎日を打破するキッカケになるはずです。

ぜひ最後までお付き合いください。

この記事の想定読者

社会人になって「毎日がつまらない…」と感じている人

この記事から得られるもの
  • 毎日がつまらない理由
  • 行動力を高めるコツ

人はつまらないと感じる生き物

つまらないのは「慣れる」から

まず知っておいていただきたいのが、

人間は本質的に「つまらない」と感じてしまう生き物

ということです。

人の心は、快感・達成感・充実感など、心がプラスになる感覚に対し、いつも飢えるという性質があります。

例えば、

なんかよく分からないけど、いまいち満たされない…

こんな感情、誰もが一度は感じたことがあるかと思います。

そして悲しいことに、この『満たされない感覚』が完全に消えることはあり得ません。

言い換えれば、人間はどんな幸せも、必ず飽きるようにできています。

例えば分かりやすいのは次のような例でしょうか。

  • 例①:もの凄い美人をゲットしたのに浮気をするイケメン
  • 例②:会社を一部上場させた後も新しい挑戦をしている社長

いわゆる大成功をしても、更なる幸せを求めるのは、人は「幸せ」に飽きることを表していると言えます。

身近な例としては、あなたにも同様の経験はないでしょうか、

  • 大好きな女の子と付き合えたのに、時間の経過とともに、熱が冷める
  • 大好きなゲームだったのに、何度もクリアして飽きた

こんな例から分かるとおり、人間はどんな幸せにも時間の経過とともに慣れてしまう生き物なのです。

人が幸せに慣れる理由

人間が幸せに慣れてしまうのは、進化学的に考えれば当然の流れだったといえます。

原始時代、我々の先祖は厳しい生存競争の中にいましたが、生存競争では、ほんの少しでも上に出た方が有利になります。

例えば、生き残りやすいのはどちらだと思いますか。

  • Aさん:何があっても満足せず、更に上を目指す人
  • Bさん:どこかで満足し、それ以上は目指さない人

恐らくAさんですよね。

なぜなら、例えば鳥の群れを見つけたとき、

  • Aさん →とにかく可能な限り捕まえる
  • Bさん →1羽を得ただけで満足する

両者の行動はこんなかんじに分かれます。

このとき、もし獲物を突然の出来事で失った場合はどうでしょう。

  • Aさん →他の食料を食べることで生き延びる
  • Bさん →食べるものがなく、最悪の場合、死ぬ

さらにAさんの場合、多くの近親者も助けることが出来るので、似た遺伝子が更に生き残りやすくなります。

要するに、生き残ることを考えた場合、『欲深い方』が望ましく、『慎み深さ』なんて邪魔にしかなりません。

そして、僕たちはそんな生存競争を生き残った人類の子孫なので、

  • 欲深く、決して満足しないこと
  • 常に「物足りなさ」や「慣れ」を覚えること

これらはやむを得ないといえます。

学生の頃は楽しかったと思う理由

次に、なぜ学生の頃は楽しかったと感じてしまうのか。

これらについて解説していきます。

昔を美化してるから

いわゆる「思い出補正」というものですね。

人の脳は都合よくできており、

  • 嫌な思い出・辛い思い出: なるべく制御
  • 楽しい思い出・美しい思い出: なるべく残す

こういった傾向があります。

嫌な思い出や辛かった思い出を思い出すことは人にとっては大きなストレスです。

「快感」を求めて行動する人間の脳がそのように出来ていることは何ら不思議ではないかと思います。

だから、冷静に学生時代を思い出してみると、

  • 部活の先輩や同級生との人間関係が嫌だった
  • 周囲の人間関係で精神的にいつも疲れていた
  • 毎日が暇で、家でダラダラしてただけだった

実はこんなことで埋め尽くされていて、今とあまり大差がなかったかもしれません。

刺激が多かったから

とはいえ、学生生活(特に小学校~高校生)は社会人よりもイベントが多く、新鮮な刺激が多かったことも、事実だと思います。

上のリストは僕がパッと思いついたものです。

この他にも多くのイベントやトラブルがあったかと思います。

また、クリスマスやバレンタインなど、社会人でも体験するイベントであっても、若い頃は経験が少なく、新鮮味があったかと思います。

学生時代は良くも悪くも、刺激が与えられやすい環境でした。

そのため、社会人になると相対的に刺激が減ってしまうというわけです。

社会人の「つまらない」を解決する方法

とにかく行動

社会人が今を楽しくする方法はシンプルで、

自主的に行動して、新鮮な刺激をたくさん作る

これだけです。

といっても、これだと説明が足りないので、

  1. 片っ端から動く
  2. やりたい事のさがし方
  3. 「とりあえず少しだけ」
  4. ハードルは意外に低い

これらの観点から、行動する際のコツをお伝えします。

コツ1:片っ端から動く

内容は何でも構いません。片っ端から挑戦していきましょう。

下手の考え休むに似たり

なんて慣用句もありしますし、僕自身の経験上、

  • 「絶対これ楽しいはず」と思って挑戦した →やってみたら意外と微妙
  • 「とりあえずやるかな…」と思って挑戦した →楽しくてドハマりした

こういう事は結構ありました。

それに、挑戦したものが面白くなくても、それはそれで、一つの大事な経験になります。

『何もしない人より、何でもいいから行動する人の方がパワフルであり、収入も高くなる』という調査の結果もあります。

参考までに、僕がここ数年で挑戦したことをお示しすると、

  • ボクシング(キックボクシング)
  • フルマラソン
  • 消防士への転職活動
  • 漢検準1級
  • バイク免許取得
  • バイクで西日本一周
  • トレイルラン
  • 筋トレ
  • ナンパ
  • ボルダリング
  • 出会い系アプリ
  • TOEIC
  • プログラミング
  • ブログ

ザっとこんなかんじです。

内容は様々ですが、こうやって片っ端から挑戦すると、日々、新しい刺激にさらされて本当に楽しいです。

とにかく難しく考えず、ドンドン動きましょう。

コツ2:やりたい事のさがし方

もし、どうしてもやりたい事が見つからない人は、次の手順でやりたい事を探してみてください。

  1. 嫉妬する人を3人ピックアップする
  2. 嫉妬する理由を書きだす(例:モテるから、お金を持っているから…)
  3. ②を構成する要素を書き出す(例:モテるから→細マッチョ、話が面白い、優しい…)
  4. ③の要素を達成する方法を書き出す(例:細マッチョ→筋トレ、ランニング、食事制限…)
  5. ④で書いた手段で、興味があるものを片っ端から試す

僕も実際、この手段はよく使いますが、

嫉妬 = 自分のなりたい姿

なので、これに従って行動すると、なりたい自分に近づくことになります。

なりたい自分に近づいていく過程は本当に楽しいので、もし、やりたい事が見つからないのであれば、ぜひ試してみてください。

コツ3:「とりあえず少しだけ」

誰しもが、一度はこういう経験をしたことがあるかと思います。

  • 「よし、勉強しよう!」と気合いを入れる →「やっぱり勉強したくないなぁ…」
  • 「月曜日は出勤だ!」 と気合いを入れる  →「でも会社に行きたくないなぁ…」
  • 「よし、〇〇に挑戦だ!」 と気合いを入れる  →「なんか面倒だなぁ…」

これは、人の脳には、

『気合を入れると、好きなものはより好きになり、イヤなものはよりイヤになる』

という性質が備わっていることが原因です。

こうした人の性質を心理学的に『生理的覚醒による優勢反応の強化』と言います。

僕は新しいことに挑戦するのが、けっこう面倒だったりします。

もし、あなたが挑戦することを楽しんでいるなら何も問題はないですが、もし、面倒だと感じてるなら、気合いを入れず、

「とりあえず、少しだけやってみるかな」

と、サラッと考える方が実際に行動しやすかったりします。

重い物を動かすのは最初が大変であるのと同様、ドンドン行動すれば、行動することが徐々に楽になります。

なので、決して無理をせず、「とりあえずやってみるか」の精神で始めてみてください。

コツ4:ハードルは意外に低い

これは僕が今まで色々な挑戦をしてきた中で確信していることなのですが、

あなたの「挑戦」は、想像してるほどハードルが高くありません。

これ本当です。

例えば、こんな経験はありませんか?

  • 高校1年生のとき → 「3年生ってスゲー」
  • 高校3年生のとき → 「大学生ってスゲー」
  • 大学生のとき → 「社会人ってスゲー」

こんなかんじで、人間は自分がまだ到達していない場所にあるものを、現実よりかなり高く見積もるクセがあるようです。

これは「挑戦」に関しても同様で、僕自身の経験を説明すると、

  • 僕「フルマラソンなんて無理だよ」 →半年で完走
  • 僕「エンジニアになんてなれないよ…」 →半年で内定ゲット

こんなかんじですね。もちろん自慢をしたくて言ったわけではありません。

知っていただきたいのは、

  • 目標のハードルをあなたが勝手に上げてる可能性がある
  • やってみたら意外とイケるってことは頻繁にある

ということです。

「挑戦」という山を本気で1か月も登れば、自分の中で確か手応えを感じることができるはずです。

もし、無理だと思っても、臆することなく挑戦すると、人生は更に楽しくなるかと思います。

社会人の生活が「つまらない」なら行動しよう

今回の内容をまとめると次のとおりです。

今回のまとめ
  1. 人間はほっとけば「つまらない」と感じる生き物
  2. 学生時代が楽しかったのは新鮮な刺激が多かったから
  3. 人生を楽しくする方法は「行動を起こすこと」
  4. 何でもいいので、とにかく動こう
  5. 嫉妬する人をイメージするとやりたいことは見つかる
  6. 面倒になったら「とりあえず少しだけ」
  7. 目標を達成するハードルは思いの外に低い

最初の一歩は面倒かもしれませんが、これらを理解して、しっかり行動すれば、あなたの人生は間違いなく好転するはずです。

まずは「少しだけ」動いてみてください。

その「少しだけ」の積み重ねがきっとあなたの人生を好転してくれるはすです。