こんな人に向けて、この記事では、
- 公務員を辞めるのはオススメできない理由
- 人間関係を上手く乗り切るコツ
これらについて解説していくよ。
人間関係のストレスって本当にキツいよね。
「数年で異動できるんだし、少しだけガマンしよう…」
こんなふうに、頭では分かっていても、とてもガマンできない。
僕自身、公務員時代を思い返すと、
- 先輩に会うのがイヤで朝食で吐き気を催す
- 職場に向かいながら「あー、行きたくない…」って悩む
- イヤな人と職場で遭遇すると動悸がする
こんなふうに人間関係で苦労してた。
この記事では、そんな自分の体験談を踏まえつつ、人間関係での悩みを減らすコツを解説するよ。
- 苦手な人が職場にいて、職場に行くのが本気でイヤな人
- 人間関係が最悪で、わりと真剣に転職を考えてる人
こんな人には絶対に役立つ情報になってるので、ぜひ最後までご覧あれ。
目次
人間関係が理由で公務員を退職するのはオススメしない
この記事を読んでるあなたに、一番最初に伝えたいのが、
公務員を退職するのはオススメしない
ということ。
公務員を続けた方がいい理由は次のとおり
- 大半の人は、金銭面で損するから
- 「公務員の世界は人間関係は独特(最悪)」ってことは無いから
理由①:大半の人は、金銭面で損するから
僕は基本的に公務員から転職することをオススメしない。
なぜなら、
- 現在の給与水準
- 転職後の給与水準
これらが同額程度であれば、あなたの資産価値は間違いなく減少するから。
なので、
- 今よりも給料が上がる場合
- 自分の資産価値を減らしてもやりたい事がある場合
- 資産価値が減ることを承知した上でも仕事を辞めたい場合
こういったケース以外、公務員からの転職はオススメしない。
詳しくはコチラで解説してるよ
理由②:「公務員の世界は人間関係は独特(最悪)」なんてことは無いから
ネットで調べたり、公務員の世界にいると、
- 「公務員の人間関係は独特」
- 「公務員の人間関係は最悪」
こんな話をときどき耳にするかと思う。
そして、こんな話を聞くもんだから、
「『公務員』の世界が自分に合わないに違いない」
って考えて転職する人も出てきてしまう。
ただ、公務員と民間を両方経験した僕からすると、この意見はかなり信憑性に欠ける。
ハッキリ言って、公務員も民間企業も人間関係に大差はない
考えてみてほしい。
特定のコミュニティの人間関係の良し悪しは、所属する人の「質」でだいたい決まる。
その一方、公務員は民間企業と同様、
- 筆記試験
- 面接
- グループディスカッション
これらをパスした人だけが採用される。
しかも大半の場合、下手な企業よりも公務員の方が雇用条件は良。
それならば、
- 公務員 → 変な人が集まる
- 民間企業 → 良い人が集まる
こんな関係は成立するはずがない。
だから、「公務員だから人間関係が悪い(独特)」なんてあり得ないんだ。
ちなみに、
「公務員は勉強しかできないコミュ障が多く採用されてる」
↑こんな話もウソ。
試験の採点比率を見れば、公務員って組織が人間の質を重視してることが分かるはず。
だから、人間関係を理由に公務員という道を捨てるのはもったいない。
むしろ下手に転職すると、もっと人間関係に悩まされる可能性も…
それでも職場の人間関係がイヤな場合の対策
とはいえ、
- 人間関係は「相性」による部分が大きい
- 一定数の「ヤバい奴」が存在するのは事実
など、職場の中に「どうしても好きになれない人がいる」ってケースも多いかと思う。
そんな人間関係で悩んでいるときにオススメしたいのが、次のいずれかの行動。
- 言い返す
- 自分から歩みよる
- ストレスをエネルギーに変換する
対策①:言い返す
あなたがイヤな人には、
- ネチネチと細かい指摘をしてくるタイプ
- 権力を振りかざすパワハラ系タイプ
- すぐイライラする感情的なタイプ
など、色々なタイプがいるかと。
正直、「うるせえなぁ…」と思って、言い返したくなるかと思う
ただ、そういう人に対して、言い返すことはオススメしない。
というのも、
- そういうタイプの人は言い返された恨みを忘れないから
- 反撃が100倍になって返ってくるから
など、デメリットが多いから。
とはいえ、どうしても言い返したい場合もあるかと思う。
そんなときは、「少しだけ言い返す」という意識が大事。
この辺りの感覚は「言い返す技術」って本がかなり参考になるので、読んでみてほしい。
本の要約は次の記事で解説したので、買う際の参考にしてね
対策②:自分から歩み寄る
次に考えられる対策が「自分から歩み寄る」というもの。
人間には、
- 好意的な行動をされたら好意的な行動で返したくなる
- イヤな行動をされたらイヤな行動で返したくなる
こんな「返報性の原則」というものがある。
実際、多くの本では「イヤな奴には自分から心を開いて歩み寄ろう」と解説されてる
これは実際に僕も経験があるけど、人間関係の改善にかなり効果的。
公務員として働いていた頃、やたらと当たりが強い上司が職場に対して、
- 休憩中に読んで本に興味を持って質問する
- 「先輩、教えてください~」と助けを求める
- 「●●に行ってきたんで」とお土産渡す
などの行動をとったところ、上司からの反応がかなり柔らかくなった。
なので、「自分から歩み寄る」って手段に一定の効果があるのは間違いない。
ただ、実際にやれば分かるけど、
- キライな奴に自分から接点を持ちにいくのは「疲れる」
- 気に入られると、逆に「めんどくさい」
- 本当に「ヤバい奴」には、そもそも効果がない
など、問題があるのも事実。
対策③:ストレスを自己成長のエネルギーに変える
そこでオススメしたいのが、「ストレスを自己成長のエネルギーに変える」って方法。
そもそも「ストレス」って聞くと、どのような印象を持つだろうか?
恐らく大半の人が、
- イヤなもの
- 健康に悪い
など、ネガティブな印象を持つかと思う。
でも、それは単なる思い込みでしかなく、
- 健康を促進する要因になる
- 人に活力を与える
など、意外にもストレスはポジティブなものなんだ。
そもそも、人がストレスを感じたときの反応は次のいずれかになる。
- 挑戦反応:「こんちくしょう!今に見てろ!」って反応
- 思いやり反応:「誰かと繋がりたい」って反応
だから本来、ストレスを感じたときは、
「仕事でミスをした…。悔しいから次の仕事では絶対に成功してやる!」
こんなふうに、行動に繋がるのが健全な反応なんだ。
それは「ストレス=悪いもの」という思い込みが原因だよ。
「ストレス=悪いもの」って先入観が強いと、ストレスが行動にうまく結びつかず、
- 現実逃避をする
- 他人に八つ当たりをする
などのマイナス行動に走ってしまうんだ。
だから、人間関係に強いストレスを感じる場合、感情を抑え込むのではなく、
「このモヤモヤした気持ちでパワーアップしてやる!こんちくしょう!」
と開き直り気味に前向きに捉えることが重要だと言えるんだ。
ストレスの正しい取り扱い方は「マンガで分かる心療内科 ストレスコントロール編」がかなり参考になるよ
次の記事で本の概要を解説したので、ぜひ参考にしてね。
人間関係の悩みを消し去って楽しい公務員ライフを送ろう!
今回は、人間関係が原因で公務員の仕事を辞めたい人にオススメの対策を解説したよ。
人の悩みの原因の大半は「人間関係」が原因となっていると言われてる。
悩みがないと、
- 朝の日差しが気持ちいい
- 家族と食べるご飯が美味しい
- 仕事が楽しい
- 退社後の趣味の時間が楽しい
こんな些細なことが楽しめるし、全てがうまく回りだす。
そんな楽しい毎日を送るためにも、今から解決に向けて動こう
人間関係でストレスを感じたときにオススメの行動は次の3つ。
- 言い返す
- 自分から歩みよる
- ストレスをエネルギーに変換する
個人的には「③ストレスをエネルギーに変換する」が一番リスクも少なく、精神的にも健全かと思うのでオススメ。
また、ストレスの正しい取り扱い方を学ぶ上では「マンガで分かる心療内科 ストレスコントロール編」が参考になる。
このマンガには、
- 図やグラフ、絵が豊富で直感的に理解できる
- 実験結果や実際の事例などの客観的データが随所にあって説得力がある
- ギャグ要素が多く、単純にマンガとして面白い
など、僕の記事だけでは腑に落ちなかった部分も解消してくれるはず。
もちろん、この本が誰にとってもピッタリの一冊になるとは限らない。
でも、たった数百円で、ストレスコントロール法のコツが手に入るのも事実。
たった一つの思い込みを改めるだけで、辛い毎日が変わるとしたら最高じゃない?
人間関係のストレスを「イヤなもの」から「人生のスパイス」に変えていこう。
この記事があなたの参考になれば幸いです。
それでは!