ライフハック

【すぐ感情的になる人へ】感情は何らかの「目的」を達成するために生まれるものって話

ちょっとした事で他人にキレるクセを治したい…

こんな人に向けて、「感情は目的を達成するために生まれるもの」って話をするよ!

この記事を読めば、

  • すぐにキレる人の気持ち
  • すぐに泣く女の子の気持ち
  • 彼女の悪い部分ばかりが目につくようになる理由

こんなことを理解できるようになるよ!

また、今回の記事は「マンガで分かる心療内科~アドラー心理学編~」を参考にしたよ。

今回紹介する内容以外にも、役立つ知識が学べる一冊になっている。

少しでも興味が湧いたら、ぜひ買って読んでみてね!

ソウ

これ一冊で「アドラー心理学」をおおよそ網羅できるよ

感情は「原因」ではなく「目的」から生まれる

感情にも「目的」がある

多くの人は、感情が湧きおこるには、何かしらの原因があると考えてしまうもの。

例えば、

  • 部下がミスを連発して、カッとなった
  • 彼氏にきつく言われて、悲しくて泣いた
  • 「勉強しろ」と言われたので、やる気が出ない

こんなかんじね。

でも、これはアドラー心理学に基づけば間違った考え。正しくは、

感情は目的を達成するために沸き起こるもの!

だよ。

すぐキレる人は、キレる目的をいつも探している

心は一つしかないことを解説

例えば、部下がミスをして怒鳴ったとき、

部下が失敗ばかりしてるから、ついキレてしまう…

こんなふうに考える人はいるかと思う。

でも、これは間違い。

何度もミスを繰り返しても怒鳴らずに、淡々と注意できる人もいるからね。

人の心は一つしかない

怒ったらダメというのは理解できるけど、つい感情的になってしまって…

確かにその気持ちは分かる。

その理論で言うと、人間の心には、

  • 理性:キレてはダメ
  • 感情:でもキレたい

こんな二つの心が存在することになる。

ソウ

人間には右脳(感情)と左脳(理性)があるわけだし、もっともな意見に聞こえるよね

でも、これはアドラー心理学に基づいて考えれば間違いで、

人間には「理性」や「感情」なんて区分は存在せず、一つの心しかない

これが正しい認識になる。

なぜなら、人間の心は一つしかなく、

  • 理性 vs 感情
  • 意識 vs 無意識

こんな対立構造は存在しないんだ!

キレる人の深層心理

じゃあどうしてすぐキレる人が存在するの?

それは「目的」を達成するためだよ。

キレる人の「目的」を挙げるなら、

  • 怒鳴ってストレスを発散したい
  • 人を攻撃したり、支配したい

こんなかんじね。

これらの目的を達成するために、部下のミスという「理由」にキレてるに過ぎない。

ソウ

もっと言えば、キレやすい人は「普段から八つ当たりしたい人」ってことになる

人が感情に支配されることは無い

もう少しイメージを膨らませてみよう。

もし、部下に対してキレてるときに、お客さんが目の前に現れたら、その上司はどうなるだろう?

もし本当にキレてるなら、お客さんを目の前にしてもキレ続けるはず。

でも実際は「怒り」なんて感情はどこかに吹き飛ばして、「接客モード」に切り替わってるよね。

こんなふうに、すぐキレる人は何らかの「目的」を達成するために「怒り」の感情を生み出してるんだ。

他の感情も目的が先にある

女性が泣くことについて

今は「怒り」を例にしたけど、これは別の感情も同じ。

すぐ泣く女性の心理

悲しいことがあると、すぐに泣いてしまいます…

こんな人も「目的」を達成するために「泣く」という行動を選択してると考えられる。

例えば口ゲンカをして、すぐ泣く女性について、アドラーに言わせれば、

「相手を自分の思い通りに動かす」という目的を達成するために泣いている

こんなふうに考えることが出来る。

ソウ

大抵の男性は、女性が泣くと、それ以上は何も言えなくなるからね

でも、そこまで考えずに泣いてしまう女性もいませんか…?

もしそう思うようであれば、それは、

「泣くことでトラブルが結構解決した」という成功体験から、「泣く」ことが体に染みついている

こういうことに過ぎない。

彼女の嫌な部分が目に付く場合の心理

「好き」や「嫌い」といった感情も一緒。

アドラー心理学的に考えれば、

「別れる」という目的のために、「嫌いになりたい(嫌いな理由を見つけたい)」という心理が働いている

こういうこと。

ソウ

「〇〇が嫌いだから別れたい」ではなく「別れたいからアラを探している」ってこと

感情的になったら冷静になること

感情的になった人への対処法

結局、感情的になってしまう場合はどう対処すればいいの…?

まずは湧き上がってきた感情をグッと堪えよう。

その上で、自分は「キレたいと思ってる」と自覚をすること。

それだけで、少し冷静になる自分に気付けるはず。

結局のところ、

  • 怒り

これらで相手を従われるのは、暴力で従わせたり、泣き叫ぶ子供と全く変わらない。

これでは、短期的には効果があっても、長期的には必ず損をする。

なので大事なのは、

  • 「ミスが目立つから、次からは〇〇をして欲しい」
  • 「〇〇をされると悲しいから、今度は××をしてほしい」

こんなふうに「言葉で」説明すること。

ソウ

感情ではなく言葉で説明するのが、成熟した大人の行動だよね

参考:感情的な相手への対処法

ちなみに感情的な相手に対処する際は、

  • 「ミスは本当に申し訳ありません。ただ大声は出さないでください」
  • 「〇〇は本当にゴメン。ただ泣くのはやめてほしい」

こんなふうに冷静に話すようにしよう。

あなたが何かをやったのは紛れもない事実かもしれない。

でもだからと言って、相手の「怒り」や「涙」を再現なく受け入れる義務は無いはずだよね。

キレやすい人は「実はキレたがってる」ことを自覚しよう

「まとめ」と書かれた画像

今回は「感情は目的を達成するために生まれるもの」って話をしたよ。

何かイヤなことがあると、それを理由にカッとなってしまいがち。

でもここで「自分はキレたいだけ」と考えれば、少し冷静になれるはず。

マイナスな気持ちが生まれてきたときは、ぜひ実践してみてね!

さて、今回の記事は冒頭で説明したとおり「マンガで分かる心療内科~アドラー心理学編~」を参考にしたよ。

本書ではアドラー心理学の他テーマとして、

  • トラウマなんて存在しない
  • 劣等感があるから人は努力できる
  • 嫌われても気にする必要はない

などを分かりやすく解説してくれている。

なので、今回の記事や他テーマに興味を持ったら、ぜひ本を購入してみてほしい。

ソウ

たった数百円で買えて、色んなことが学べるので、かなり満足できるよ

この記事と今回紹介した本が、あなたの人生に良い影響を与えることを願ってるよ。

それでは!