こんな人に向けて、「感情は目的を達成するために生まれるもの」って話をするよ!
この記事を読めば、
- すぐにキレる人の気持ち
- すぐに泣く女の子の気持ち
- 彼女の悪い部分ばかりが目につくようになる理由
こんなことを理解できるようになるよ!
また、今回の記事は「マンガで分かる心療内科~アドラー心理学編~」を参考にしたよ。
今回紹介する内容以外にも、役立つ知識が学べる一冊になっている。
少しでも興味が湧いたら、ぜひ買って読んでみてね!
これ一冊で「アドラー心理学」をおおよそ網羅できるよ
目次
感情は「原因」ではなく「目的」から生まれる
![感情にも「目的」がある](https://yamaki-pme.com/wp-content/uploads/2020/07/Purpose-of-emotion.png)
多くの人は、感情が湧きおこるには、何かしらの原因があると考えてしまうもの。
例えば、
- 部下がミスを連発して、カッとなった
- 彼氏にきつく言われて、悲しくて泣いた
- 「勉強しろ」と言われたので、やる気が出ない
こんなかんじね。
でも、これはアドラー心理学に基づけば間違った考え。正しくは、
感情は目的を達成するために沸き起こるもの!
だよ。
すぐキレる人は、キレる目的をいつも探している
![心は一つしかないことを解説](https://yamaki-pme.com/wp-content/uploads/2020/07/One-heart-1024x577.png)
例えば、部下がミスをして怒鳴ったとき、
こんなふうに考える人はいるかと思う。
でも、これは間違い。
何度もミスを繰り返しても怒鳴らずに、淡々と注意できる人もいるからね。
人の心は一つしかない
確かにその気持ちは分かる。
その理論で言うと、人間の心には、
- 理性:キレてはダメ
- 感情:でもキレたい
こんな二つの心が存在することになる。
人間には右脳(感情)と左脳(理性)があるわけだし、もっともな意見に聞こえるよね
でも、これはアドラー心理学に基づいて考えれば間違いで、
人間には「理性」や「感情」なんて区分は存在せず、一つの心しかない
これが正しい認識になる。
なぜなら、人間の心は一つしかなく、
- 理性 vs 感情
- 意識 vs 無意識
こんな対立構造は存在しないんだ!
キレる人の深層心理
それは「目的」を達成するためだよ。
キレる人の「目的」を挙げるなら、
- 怒鳴ってストレスを発散したい
- 人を攻撃したり、支配したい
こんなかんじね。
これらの目的を達成するために、部下のミスという「理由」にキレてるに過ぎない。
もっと言えば、キレやすい人は「普段から八つ当たりしたい人」ってことになる
![](https://yamaki-pme.com/wp-content/uploads/2020/07/ykcl107-0004.jpg)
人が感情に支配されることは無い
もう少しイメージを膨らませてみよう。
もし、部下に対してキレてるときに、お客さんが目の前に現れたら、その上司はどうなるだろう?
もし本当にキレてるなら、お客さんを目の前にしてもキレ続けるはず。
でも実際は「怒り」なんて感情はどこかに吹き飛ばして、「接客モード」に切り替わってるよね。
こんなふうに、すぐキレる人は何らかの「目的」を達成するために「怒り」の感情を生み出してるんだ。
他の感情も目的が先にある
![女性が泣くことについて](https://yamaki-pme.com/wp-content/uploads/2020/07/Woman-tears-1024x456.png)
今は「怒り」を例にしたけど、これは別の感情も同じ。
すぐ泣く女性の心理
こんな人も「目的」を達成するために「泣く」という行動を選択してると考えられる。
例えば口ゲンカをして、すぐ泣く女性について、アドラーに言わせれば、
「相手を自分の思い通りに動かす」という目的を達成するために泣いている
こんなふうに考えることが出来る。
大抵の男性は、女性が泣くと、それ以上は何も言えなくなるからね
もしそう思うようであれば、それは、
「泣くことでトラブルが結構解決した」という成功体験から、「泣く」ことが体に染みついている
こういうことに過ぎない。
彼女の嫌な部分が目に付く場合の心理
「好き」や「嫌い」といった感情も一緒。
アドラー心理学的に考えれば、
「別れる」という目的のために、「嫌いになりたい(嫌いな理由を見つけたい)」という心理が働いている
こういうこと。
「〇〇が嫌いだから別れたい」ではなく「別れたいからアラを探している」ってこと
感情的になったら冷静になること
![感情的になった人への対処法](https://yamaki-pme.com/wp-content/uploads/2020/07/Tell-calmly.png)
まずは湧き上がってきた感情をグッと堪えよう。
その上で、自分は「キレたいと思ってる」と自覚をすること。
それだけで、少し冷静になる自分に気付けるはず。
結局のところ、
- 怒り
- 涙
これらで相手を従われるのは、暴力で従わせたり、泣き叫ぶ子供と全く変わらない。
これでは、短期的には効果があっても、長期的には必ず損をする。
なので大事なのは、
- 「ミスが目立つから、次からは〇〇をして欲しい」
- 「〇〇をされると悲しいから、今度は××をしてほしい」
こんなふうに「言葉で」説明すること。
感情ではなく言葉で説明するのが、成熟した大人の行動だよね
参考:感情的な相手への対処法
ちなみに感情的な相手に対処する際は、
- 「ミスは本当に申し訳ありません。ただ大声は出さないでください」
- 「〇〇は本当にゴメン。ただ泣くのはやめてほしい」
こんなふうに冷静に話すようにしよう。
あなたが何かをやったのは紛れもない事実かもしれない。
でもだからと言って、相手の「怒り」や「涙」を再現なく受け入れる義務は無いはずだよね。
キレやすい人は「実はキレたがってる」ことを自覚しよう
![「まとめ」と書かれた画像](https://yamaki-pme.com/wp-content/uploads/2020/04/AA55FEE1-7315-40B1-BC8C-97E120AE7571.jpeg)
今回は「感情は目的を達成するために生まれるもの」って話をしたよ。
何かイヤなことがあると、それを理由にカッとなってしまいがち。
でもここで「自分はキレたいだけ」と考えれば、少し冷静になれるはず。
マイナスな気持ちが生まれてきたときは、ぜひ実践してみてね!
さて、今回の記事は冒頭で説明したとおり「マンガで分かる心療内科~アドラー心理学編~」を参考にしたよ。
本書ではアドラー心理学の他テーマとして、
- トラウマなんて存在しない
- 劣等感があるから人は努力できる
- 嫌われても気にする必要はない
などを分かりやすく解説してくれている。
なので、今回の記事や他テーマに興味を持ったら、ぜひ本を購入してみてほしい。
たった数百円で買えて、色んなことが学べるので、かなり満足できるよ
この記事と今回紹介した本が、あなたの人生に良い影響を与えることを願ってるよ。
それでは!