今回はこんな人に向けて、「劣等感やコンプレックスがあっても問題ない」という事について解説するよ!
劣等感は生きてる限り、誰もが持ってるものだし、苦しいもの。
でも、劣等感があるからこそ人は頑張れるとも捉えることができる。
この記事を読んだら、きっと自分の劣等感に自信を持てるようになるんじゃないかな!
また、今回の記事は「マンガで分かる心療内科~アドラー心理学編~」を参考にしたよ。
この記事に少しでも興味を持ったら、ぜひ実際の本も買ってみてね!
売ってない本屋さんも多いので、ネットで買うのがオススメだよ
目次
アドラーって誰?

アドラーはオーストラリアの精神医学者で、
- アドラー
- フロイト
- ユング
これら三人で「心理の三大巨頭」と呼ばれたりするよ。
フロイトやユングなどと比べ、知名度は低いけど、多くの心理学者がアドラーの影響を受けたとされてるんだ。
「7つの習慣」を書いたコヴィーもその一人だよ
ということで、アドラーについて簡単に解説したところで、本題の「劣等感」について解説してくよ。
劣等感があるから人は頑張れる

劣等感と聞くと、何となく「苦しく、悪いもの」という認識があるかと思う。
でもアドラーに言わせると、
むしろ劣等感があるからこそ、人は頑張れるんだ!
具体的には、
- 〇〇だから仕事をできるように頑張ろう
- ××だから絶対に痩せてやる
- △△のために、何とかお金を稼いでやる
こんなかんじね。
空腹感があるからこそ、食事をして成長できるようなものだね!
そもそも完璧な人間なんかいない。
全ての人は劣等感を持っていて当然だし、むしろ劣等感があるから頑張れる。
だから劣等感を恥じる必要は一切ないんだ!

努力ではどうしようもない劣等感

確かに、努力で変えられない劣等感もあるように思える。
例えば、
- 身長が低い
- 若くない
- ハゲている
これらのものが相当するかと思う。
でも、これらは表向きの劣等感に過ぎないので、
「それがあると何が困るか?」
こんな視点で考えてみてほしい。
そうすると、根本的な劣等感が分かるようになるし、解決のための具体的な行動をとることが出来るんだ。
例えば先ほどの例で言うなら、
- 身長が低いからナメられる → ナメられないように格闘技を習う
- 若くないから結婚できない → 結婚に向けて出会いのチャンスを作る
- ハゲてるからカッコよくない → ファッションを極めてカッコよくなる
こんなかんじね!
「劣等感が強すぎて攻撃的な人」の捉え方

そんな人は「劣等コンプレックス」に陥ってる可能性があるよ。
アドラーは、「劣等感」と「劣等コンプレックス」を
- 劣等感:前向きに頑張るためのエネルギー源
- 劣等コンプレックス:劣等感を行動で解消することを諦め、歪んだ心になること
こんなかんじで、明確に区別しているよ。
ちなみにこの「劣等コンプレックス」は、
- 攻撃
- 自慢
- 不幸のアピール
これらに分類することができる。
これらの劣等コンプレックスについて、簡単に解説するよ
①攻撃
例えば「成功できない」という劣等感がある人が、
- 「アイツは悪いことをしたから成功してるんだ」
- 「失敗した。ざまあみろ」
こんなふうに、成功者に嫉妬したり悪く言うのが該当するよ。
「社会で話題になりたい」って劣等感から犯罪を起こす人もこのタイプ
②自慢
こんなふうに、自慢をする人は「優越コンプレックス」に分類されるよ。
この手の人は、自分は優れているとアピールすることで劣等感から目を逸らそうとしているんだ。
でも残念ながら、本当に成功している人は自慢なんてしない。
自慢というのは劣等感の裏返しであり、劣等感から目を逸らしている証明でもあるんだ。
不幸のアピール
こんなふうに、劣等感をあえて口にする「不幸のアピール」の背景には、
- 「気にしてない」と自分を装いたい
- 「大変だね」と言われて劣等感を少しでも減らしたい
こんな思いがある。
不幸のアピールをすると、「不幸になるだけの理由があるんだな」と受け取られてる可能性があるので要注意。
こんなかんじで、劣等感の先にある「劣等コンプレックス」が問題なんだ
大事なのは行動すること

ということで結論。
これまで解説してきたように、劣等感自体は悪いものではないよ。
でも、劣等感から目を逸らすと「劣等コンプレックス」になり、様々な弊害が生じる原因になってしまう。
だから大事なのは、
自分の不完全さから目を逸らさない勇気を持って、行動すること!
これこそが唯一、そして最大の劣等感を解消する方法なんだ!
劣等感を行動へのエネルギー源にしよう

今回の内容をまとめると、
- 劣等感があるから人は頑張れる
- 「劣等感があるけど行動できない」って人は根本的な劣等感に目を向けること
- 「劣等感」と「劣等コンプレックス」は全くの別物
- 劣等感から目を背けずに、行動すれば、人は成長していける
こんなかんじ!
さて、今回の記事は冒頭で説明したとおり「マンガで分かる心療内科~アドラー心理学編~」を参考にしたよ。
本書ではアドラー心理学の他テーマとして、
- トラウマなんて存在しない
- 「幸せ=貢献」である
- 嫌われても気にする必要はない
などを分かりやすく解説してくれている。
なので、今回の記事や他テーマに興味を持ったら、ぜひ本を購入してみてほしい。
数百円で買えるのに色んなことが学べるので、個人的にはかなりお得かと思う。
この記事と今回紹介した本が、あなたの人生に良い影響を与えることを願ってるよ。
それでは!