今回はこんな悩みを解決するために、「ボクシングで強くなるために必要な考える力」について解説していくよ!
ボクシングに限らず、「考えてプレーをしろ!」という叱責はスポーツの世界ではよく聞く言葉かと思う。
でもさ、「考えてプレーをする」って少し分かりづらくない?
僕は「頭を使う」という言葉の意味を理解するためにずっと頭を使っていたよ。笑
今回は、この「考えてプレーをする」という言葉の本質を解説するよ!
「もっと頭を使ってプレーをしろ!」って言われてるボクサーにとっては、きっと役に立つ情報かと思う!
また、ボクシング以外のスポーツにも応用できる考え方なので、他のスポーツをやっている人もぜひ最後まで読んでいってね!
目次
「頭を使う」という言葉は2つの意味を持つ
よくスポーツの世界では、
- 「〇〇君!もっと頭を使って!」
- 「〇〇君は頭を使ったプレーが得意だよね」
こんな言葉を聞くかと思う。
実はこの「頭を使う」って言葉には2つの意味があるんだ。
具体的には、
- 熟考して考える力
- 一瞬での判断力
こんなかんじね!
これだけだと意味が分からないので、もう少し意味を解説していくね!
ちなみに、どちらの能力もボクシングで強くなるためには必須の能力だよ
「頭を使う」の意味①:熟考して考える力
「頭を使う」の一つ目の意味は、時間をかけてジックリと物事を熟考して考える力。
「熟考する力」のイメージとしては、
- 机に向かって座って、
- 頭の中で色々と考え抜いて、
- 時間をかけて、
- 結論を紙に書き出して整理する力
こんなかんじね!
熟考する力がボクサーに必要な理由
この「熟考する力」はボクシングで強くなるにあたっては、
- 目標達成までの正しい道筋を作るする力
- 練習の反省を踏まえて次の練習で修正する力
こういった力になるよ!
そして、しっかりと自分の頭で考えることができると、
- 最短距離で効率よく成長することが出来る
- ボクサー界隈の「とんでも知識」に振り回されることがなくなる
こんなふうに、ボクシングをドンドン強くなることができる!
①最短距離で成長できるようになる
- 今、自分がどのレベルにいるのか
- 目標達成には何が足りないか
- 足りないものを補うためにはどんな練習が必要か
こういったことを考え抜ける人は成長が本当に早い!
毎回の練習で着実に成長できるんだから、効率的に強くなれるのは当たり前だよね!
ちなみに、トレーナーに「練習をこなしてる」と言われた経験のある人はこの「熟考する力」が足りない可能性があるよ
この「熟考する力」があるかどうかで、ボクシングが強くなるスピードには大きな差が生まれてくるよ!
少しオタクっぽい例えだけど、感覚値としては、
- 考える力のある人:本来100の経験値でいいところ、100の経験値でレベルアップ
- 考える力の無い人:本来100の経験値でいいところ、200~500の経験値でようやくレベルアップ
これくらいの差を感じる!
目的地に向かって一直線に突っ走っているか、色々と寄り道をするかで走る距離や時間に差が出るのは当然だよね
②ボクサー界隈のとんでも知識に振り回されなくなる
どこのスポーツにも昔ながらの間違った考えは存在するけど、ボクシングには特にそれが多いように感じる!
熟考して考える力が無いと、この「ボクサー界隈のとんでも知識」に振り回されることになるよ!
「ボクサー界隈のとんでも知識」っていうのは具体的には、
- スタミナをつけたいなら縄跳びが一番効率的
- 広背筋(だけ)を鍛えればパンチ力がつく
- 初心者は、対人練習よりも徹底的にワンツーを練習する方が効率がいい
こんなかんじね!
もし「考える力」が備わっていると、間違った指導を受けた際、自分の中のアンテナが「何かおかしい」と反応してくれるよ!
熟考して考える力があることで、①最短距離でボクシングが強くなれる、②ボクサー界隈の「とんでも知識」に振り回されなくなる
「頭を使う」の意味②:判断力
「頭を使う」のもう一つの意味は「判断力」ね!
スパーリングの最中にトレーナーが、「もっと頭を使って動け!」っていう文脈で使う言葉ね。
ここで、大事なのは、
「考える力と判断力は全くの別物」だってしっかり認識すること!
ここを間違えると、色々とわけの分からない行動に走ったり、ダメなボクサーまっしぐらになるよ。
「判断力」がボクシングに必要な理由
先ほどの「熟考して考える力」と違って、何となくイメージが湧きそうだけど、一応解説するね。
例えばだけどさ、試合中に相手選手のガードが少し下がっているのを確認したときに、
こんな悠長なことを考えている余裕はないよね。
感覚としては、ガードが下がってるのを見た瞬間に次の一手が「ひらめく」かんじじゃないと、厳しいよね
こういった瞬発力のある思考力がスポーツの世界では勝敗を分けることになるから、「判断力」は必要なんだ!
判断力を磨くために必要なこと
結論から言うと、判断力を磨くために有効な練習は、
- 普段、自宅でゆっくりしてるときに、色々な状況とその対応をイメージしておく
- シャドーボクシングの際に、そのイメージを思い浮かべながら、自然に反応できるように練習をする
この2つかな!
要するに、
リング上で、一から考えて判断するのは不可能なので、知識のストックを普段から蓄えておくこと!
少し厳しい言い方をすると、トレーナーから「頭を使って考えろ!」と言われている時点で、準備不足だったってことね。
ボクシングで強くなる上で必須の「頭を使う」について解説
今回の内容をまとめると、
- 「頭を使って考える」には「熟考して考える力」と「判断力」の2つがある
- 「熟考して考える力」が無いと、無意味な練習を繰り返して時間を無駄にする恐れがある
- 「判断力」が無いと、とっさの対応ができず勝敗に大きな影響を与える
- 「判断力」を磨くためには実践練習前の準備が何よりも大事
こんなかんじ!
「頭を使って考えろ!」という言葉の意味がこれで少しは理解できたんじゃないかな!
今回の記事が参考になったら嬉しいな!
さて、今回は「考える」について解説したけど、僕のブログでは今回紹介した内容以外にも、
- ボクシングをやったらモテるって本当?
- ボクシング選手ってパンチを受けても痛くないの?
- ボクシングって独学でも学べるの?
こんな「ボクシングに関する様々な情報」を紹介してるから、よかったら見て行ってね!
それでは!