こんな人に向けて、この記事では糖質制限を続けるためのコツを状況別に解説します。
- どうしても○○が食べたくなったとき
- ご飯を食べても物足りなく感じてしまうとき
- イライラしてしまうとき
これらの状況は、僕自身が糖質制限をした際に、挫折しかかったポイントであり、多くの人にとっても心が折れるポイントかと思います。
この記事を読んで、事前に考え方を理解しておくことで、糖質制限を続けられるようになるかと思います。
状況1:どうしても◯◯が食べたくなったとき
普段、当たり前のように摂取していた糖質を制限するのだから、このような反応は自然なことです。
こういったとき、基本的には我慢すべきですが、どうしても食べたいならば、食べてしまっても問題ありません。
一食抜いても痩せないのと同様に、一食食べてしまったところで、急に太ったりはしません。
食べたいと思っている物を少しだけ味わうように食べたら、また糖質制限をするようにしましょう。
ただ、タガが外れると際限なく食べてしまうので、「これだけにする」という気持ちを忘れないように注意が必要です。
ちなみにですが、
こんな風に「◯◯だけはやめられない」という理由で、そもそも糖質制限をやらない人がいますが、
「それならラーメン食べていいから他の糖質をやめろよ」
という話です。
どうしてもやめられないメニューがあるなら、それだけは継続してもいいから、それ以外の炭水化物をやめれば、それも十分に糖質制限になります。
そもそも、どれだけ糖質を制限しようとしても、ドレッシングや野菜にも糖質は含まれているので、完全に0にすることは不可能です。
糖質制限は「100→0」ではなくて、「100→20」にするものです。
「20」という数字が「30」や「40」になっても効果は十分に見込めるということを理解しておくようにしましょう。
糖質制限はオールオアナッシングではないので、どうしても食べたいものがあるなら食べてもOK
ご飯を食べても物足りなく感じてしまうとき
こんなふうにならないための対策は2つあります。
- 対策1:大豆系の食べ物を食べる
- 対策2:ゆっくり噛んで食べる
当たり前のような事かもしれませんが、出来てない人は多いようです。
対策①:大豆系の食べ物をたべる
「「糖質制限って効果あるの?」そんな男性こそ見て欲しい!糖質制限の具体的なやり方」という記事で紹介したとおり、糖質制限の基本は主食(ご飯・パンなど)を抜くことです。
そのため、糖質制限を始めたばかりの頃は、「ご飯系のものが食べたい」と物足りなさを感じる場合があるかと思います。
そんなときは、大豆系(豆腐・油揚げ・おから等)の食材を積極的に食べるとお腹が含まれて食事に満足することが出来ます。
大豆系なら何でもいいかと思いますが、僕は冷ややっこを食べてます。
パッケージを破ればそのまま食べれるし、1丁100円以下で買えるので、お財布にも優しいです。
一人暮らしの人なら、ご飯を炊く手間もかからないというメリットもありますね。
さらに言えば、大豆系の食材は調理してご飯もどきも出来るので、少し手間をかければ、
- 豆腐 → 代用チャーハン
- 油揚げ → 代用ピザ生地
- おから → 代用ポテトサラダ
- しらたき → 代用パスタ
こんなふうにオリジナルレシピを作ることも可能です。
対策②:ゆっくり噛んで食べる
小さい頃に学校で教わったかと思いますが、あれです。
「噛む」という行為は、満腹ホルモンと呼ばれるホルモンの分泌を促進するため、満腹感を満たしてくれます。
学校食事研究会という団体が子どもたちに噛むことの大切さを教えるために作った標語があります。
「ひみこのはがいーぜ」
少し強引な語呂合わせではありますが、「とりあえず噛むことって大事なんだな」と感じていただけたらと思います。
- ひ「肥満予防」満腹中枢が刺激され、少量でお腹がいっぱいになるため
- み「味覚の発達」…よく味わうようになるため
- こ「言葉の発音向上」…表情筋が鍛えられるため
- の「脳の発達」…噛むことで脳が刺激されるため
- は「歯の病気予防」…唾液に殺菌作用があるため
- が「ガンの予防」…唾液中の酵素が発ガン物質の作用を消すため
- い「胃腸を促進」…消化酵素がたくさん出るため
- ぜ「全身の体力向上」…歯を噛み締めることで力が湧くため
特に男の人は早食いの人が多いように感じます。ゆっくり味わってご飯を食べましょう。
ご飯を食べても物足りないと感じるときは「①大豆系の食材を摂る」「②ゆっくり噛むことを意識する」と満足あkんが得られる
状況③:イライラしてしまうとき
糖質制限を始めた直後にイライラする人は多いようですが、
「1週間だけガマンする」
これが解決策になります。
ところで、「控えるようになったらイライラする」ってどこかで聞いたことがありませんか?
そう、タバコやお酒です。
タバコやお酒を摂った直後は、気分が良くなりますが、時間が経過すると、イライラしたり落ち着かなくなります。
これはニコチンやアルコールに体が依存しているから起きる反応です。
糖質制限を始めてイライラするのも同様で、体が糖質に依存しているから起きる反応になります。
「人は甘いものを食べたあと20分は幸福感を抱くが、1時間経つと食べる前よりも気分が不幸になっている」
こんな調査結果もあったりします。
食べた直後の幸福感を得たくて、糖質を更に食べてしまうのは、依存体質になっているとも言えるかと。
では、どうしたら依存体質から抜け出すことが出来るのでしょうか?
これは、時間が経って身体が慣れるのを待つしかありません。
イライラは時間が解決してくれます。
禁煙や禁酒と同様に、最初はツラいかもしれませんが、1週間もすれば収まってくるので、ゆっくり体が慣れるのを待ちましょう。
禁煙や禁酒と同様、糖質制限もじきに身体が慣れるので、1週間だけガマンしよう
まとめ
今回の記事で説明した「糖質制限を続けるコツ」について振り返ります。
- どうしても○○が食べたくなった場合 → 食べても問題ない
- ご飯を食べても満足しない場合 → ①大豆系の食材を食べる、②ゆっくり噛んで食べる
- イライラする場合 → 1週間程度で収まるのでガマンする
ザッとこんなかんじです。
冒頭でも説明したとおり、この辺りの悩みが解決されたら、糖質制限を途中で挫折する可能性もグッと減ることかと思います。
健康的な体を手に入れるためにも、頑張って糖質制限を続けてみましょう。
それでは!