公務員

【100h→5h】定時で上がりたい公務員に残業を減らす具体的なコツを解説するよ!

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残業が多い部署にいてツラい。定時で帰りたい…

そんな公務員のあなたに向けて、この記事では、

  • どうして定時で帰れないのか
  • 残業を減らすための具体的な考え方

これらについて解説していくよ。

公務員って部署によっては本当に多忙だよね。

僕が公務員の頃は、

  • 休日出勤は当たり前
  • 残業時間は100時間を超える
  • 締め切り前日に大幅な修正が入って徹夜で資料作成

こんなかんじで本当にサービス残業まみれだった。

ソウ

仕事に行きたくなくて、朝食を吐きそうになったりもした

そんな僕も、ある日、残業時間がグッと減らすことが出来た、最終的には残業時間は5時間程度にまで減らせた

それは、仕事を覚えたことも要因の一つだけど、やっぱり一番は「考え方が変わったこと」が大きい。

そんな考え方のコツについて、この記事では解説していくので、ぜひ参考にしてね。

ちなみに、今回の記事は「なぜ、あなたの仕事は終わらないのか」という本を参考にした。

この本の作者である中島聡さんは、

  • 元マイクロソフトのプログラマー
  • Windows95の開発者
  • パソコンの「右クリック」や「ドラック&ドロップ」の概念を世に広めた

という、とんでもない経歴を持つ人。

もしこの記事に興味を持ったら、ぜひ本書も参考にしてみてね。

この記事の想定読者

「定時で帰りたい…」と切望する残業続きの公務員

この記事で得られるもの
  • 会社から早く帰れるようになる
  • 多すぎる仕事もスムーズに捌けるようになる
  • 仕事に追われる感覚がなくなり、ストレスが減る

どうして仕事が終わらないのか

「定時で帰りたい」と思うあなたが、どうして残業続きなのか。

本書では、「仕事が終わらない」理由として次の3つを掲げている。

仕事が終わらない理由
  1. 仕事を安請け合いしてしまう
  2. ギリギリまで仕事にとりかからない
  3. 計画の見積もりをしない

この中でも個人的に特に多いと感じるのが、「ギリギリまで仕事にとりかから(れ?)ない」ということ。

ギリギリまで仕事にとりかからないと、

「実際にどれくらいの時間を要するか分からない」

という問題が生じてくる。

例えば、次のようなことは職場で思い当たらないだろうか?

月曜日:

「これ、金曜日までにでよろしく」

あなたは上司から新たな仕事が任されました。

5日もあれば、その仕事は確実に終わるでしょう。

しかし、あなたは他にも明日が締め切りの仕事を抱えています。

そこであなたは頑張って、その明日が締め切りの仕事を今日終わらせました。

火曜日:

火曜日に頼まれた仕事に取り掛かろうか悩みましたが、

「まぁ、他にも仕事はあるし、明日頑張ろう」 と思い、その仕事はいったん脇に置き、他の仕事を進めていきました。

もちろん、その間も、新規の仕事をどう終わらせるかイメージを膨らませていきます。

水曜日:

期限まであと2日。

いよいよ、実際に作業にとりかかります。

しかし、スケジュールを考えていたとはいえ、頭の中で考えるのと実際にやるのは違います。

「ヤバい…これじゃ終わらないかもしれない…」 と予感したあなたは、他の仕事を放棄して、あと2日しかない仕事に本格的に取り組むことにしました。

木曜日:

締め切り前日。

メールの返信や緊急の打ち合わせなどで時間をとられ、ついにあなたは徹夜で仕事をしなくてはならなくなりました。

締め切りまであと数時間。あなたは必死に仕事を進めていきます。

金曜日:

「例の件、終わった?」

あなたは上司からこう尋ねられました。

背筋に寒気が走り、冷や汗が額を伝いながら、あなたはこう言います。

「すみません…、他の仕事もあり、まだ終わってません…。もう1日いただけないでしょうか?」

ちなみにこれは僕が本当にやらかした事例のうちの一つ。

忙しい部署にいると、締め切り間近の火事場のばか力を使って、締め切り間際にどうにか仕事を捌く人は結構いる。

ただ、締め切り直前の仕事は、締め切りが迫っているプレッシャーや焦りもあり、効率や質は大幅に低下する。

ソウ

「まぁ、最後はどうにかなるっしょ」は仕事が終わらない原因

残業をせずに定時で帰るコツ

定時で帰れない理由が分かったところで、どうすれば残業をしないで済むか。

定時で仕事を終えるためには、

  1. 最初の2割の期間で仕事の8割を終える
  2. 「絶対に定時で帰る」と心に強く誓う

この2つが効果的。

ソウ

それぞれ解説していくよ

コツ①:最初の2割の期間で仕事の8割を終える

仕事を早く終わらせるコツとして、本書では、

「最初の2割の期間でそのタスクの8割を終える」

ということを推奨している。

メリットとしては、

  1. 正確な見積もりが出来る
  2. 依頼元に質問や調整がしやすい

こんなかんじ。

①正確な見積もりができる

そもそも、どうしてギリギリまで仕事にとりかからないと、残業するはめになるのか。

それは一言で言えば、見積もりが甘いから。

仕事を引き受けた瞬間って、

「あ、だいたい〇日くらいかかるかな~」

って考えて、必要な日数を見積もるよね?

でも、これが残業の原因になる。

なぜなら、実際にやってみないとどれくらい時間がかかるかなんて分からない。

その点、最初にガっと処理をすることで、おおよその規模間が掴めるから、正確な見積もりができるんだ。

②依頼元に質問や調整がしやすい

仕事に取り掛かれば、

  • 「あれ、〇〇ってどういう意味だろう…?」
  • 「〇〇には××も含めるのかな…?」

こういった疑問点が浮かび上がってくる。

もし、その仕事の初歩的な質問を締め切り前日にされたら、上司はどう思うだろう?

ソウ

「いまさら…?」ってかなり悪い印象だよね?

その点、仕事を依頼した直後であれば、相手も丁寧に対応してくれるし、場合によっては締め切りの延長も検討してくれるかもしれないんだ。

注意点:仕事は最速で終わらせない

仕事を受けたら最初にガッと処理をすることの効果を伝えてきたけど、これには一点注意したい点がある。

それが、

「仕事は最速で終わらせない」

ということ。

たとえば10日後が締め切りの仕事であれば、

  • 最初の2日:業務の8割
  • 最後の8日:業務の2割

こんなスケジュールになるかと思う。

このペースだと、3日で終わらせることが出来そうだよね。

でも、ここで3日目に仕事を納品してはいけない。

それは仮にあなたが3日で仕事を終わらせると、

公務員
公務員
あ、〇〇君はこの仕事を3日で終わらせられるんだ…」
と上司の期待値が上げてしまうから。


最初の2日間、あなたは全力で仕事をしている。

もう1日くらいなら頑張ることは可能だろうし、実際にそうやって今までも体力勝負で頑張ってきたかと思う。

けれど、人間は永遠に全力で働き続けることは絶対に無理。

ソウ

それこそ、大事な場面で真の実力を発揮できなくなってしまう

だから、最初の2割で仕事の大半を終えても、そのまま仕事を納品せず、残りの日数を「流し」の期間として、

  • 残りの2割をこなす
  • 他の雑多な仕事を処理する

これらに時間を費やして、期限ぎりぎりに納品する必要があのが効果的なんだ。

対策②:「絶対に定時で帰る」という強い意志を持つ

それから、仕事のやり方を見直すだけでなく、

「何がなんでも定時に帰る!」

って強い意志を持つこともかなり重要。

公務員
公務員
そもそもの仕事が多くて終わらないんだよ…

って思いながら読んでたかもしれないけど、多少の仕事量は気持ちでカバーできる。

勤務時間中は雑談などは一切せず、仕事に専念する。

その代わりに、

  • 仕事が終わってなくても
  • 夕方に急な仕事が降ってきても
  • 周囲の人が残業をしていても

定時が来たら「すみません!家庭の事情で…」と全力で帰る。

ただこれだけ。

ソウ

ウソのように思えるけど、本当に効果はバツグン

実際、僕は子どもが産まれたことがキッカケで、

  • 誕生前:残業は月100時間以上
  • 誕生後:残業は月5時間未満

これくらい残業時間を減らすことに成功した。

別に業務分担の見直しがあったわけでもなく、変わったのは「どうしても子どもに会うために定時で帰りたい」という気持ちだけ。

僕の例に限らず、

  • 課の忘年会がある日
  • 好きな女の子とのデート当日
  • 新幹線を予約している

こんな日だったら、死ぬ気で定時で帰るよね?

この情熱を毎日続けるだけ。

「やる気があれば何でもできる」なんて言葉があるように、

「何が何でも定時で帰る!」

って本気で思うことが、実は定時退社には重要なポイントになんだ。

定時で帰るコツを知って残業0を目指そう

「まとめ」と書かれた画像

この記事では残業まみれの公務員が定時で帰る方法を解説したよ。

定時で変える方法
  • 最初の2割の期間で仕事の8割を終える
  • 「絶対に定時で帰る」と心に強く誓う

これらが実践出来れば、どんなに忙しい部署でも、定時退庁が視野に入ってくるはず。

ただ、これらの2つを実践する上で、一つだけ重要なことがある。

それが、

「今回解説したコツを実行する」

ということ。

恐らく、あなたは「ふーん」くらいに思ってこのページを閉じる。

そして、「残業を減らすいい方法はないかな…」って他の記事を探しにいくと思うんだ。

でもね、それじゃあ何も変わらない。

アインシュタインが、

「同じことを繰り返しながら違う結果を望むこと、それを狂気という。」

なんて言葉を残したように、何かを変えたいなら、行動を変える必要があるんだ。

今の残業まみれの状況を本気で変えたいのに、どうして行動できないのか。

それは、この記事への信頼が足りないからだと思う。

ソウ

ネットで偶然見つけた記事だし、信頼なんてあるわけないよね

じゃあ、どうすればあなたはこの記事を信頼して、残業0に向けて実践することができるか。

それは、本書を自分で実際に読むことだと僕は考える。

僕のこの記事は、あくまで僕の視点で、この本の内容を要約したに過ぎない。

そうではなく、ぜひ原文を読むことで、Microsoftという超大企業で激務に追われた作者の考えを感じ取ってほしい。

僕が本書から引用した内容以外にあなたに良い影響を与える部分があるはずだよ。

この本には興味があるけど、お金がもったいなくて…

こんな人は「Kindle Unlimited」を使って、無料で読むことをオススメするよ。

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こんなかんじで、かなりオススメできるサービス。

ソウ

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定時で帰れたら、本当に人生が楽しくなる。

職場を出て夕方の空を見上げて、

「さぁ、これから今日は何をしよう!」

と思えるのは、人生の満足度が格段に上がる。

ぜひ、今回紹介した方法を実践して、少しでもあなたの自由な時間を勝ち取ってね。

この記事があなたにとって参考になれば幸いです。

それでは。