ライフハック

毎朝3時起きも可能?!今夜から出来る早起きのコツを紹介!

早起きをしたいんですが、長続きしません。

早起きしている人はどうやって早起きができるようになったんですか?

ソウ

僕も今は3時に起きてますが、完全に早起きが習慣化するまでは半年くらいかかりましたね。

今回は、僕が早起きできるようになるまでの過程と、その過程で見つけた早起きのコツについて説明しますね。

この記事の想定読者
  • 早起きができるようになった人の体験談を知りたい人
  • 早起きをするコツを知りたい人
この記事で得られるもの
  • 早起きが出来るようになるまでのリアルな体験談
  • 早起きを実際にして感じる良い点と悪い点
  • その過程で得た早起きをするためのコツ

こんにちは、ソウです。

早起きはメリットがたくさんあると聞きますが、実際に早起きを続けるのは大変ですよね。

僕自身、現在3時に起きて、ブログや筋トレなどに取り組んでますが、実際に早起きが習慣化するまでは半年ほどかかりました。

その過程では、寝坊したり、途中で夜型の生活に戻ったり、早起きを諦めかけたり、挫折しかけた経験は何度もありました。

そんな過程を経て、早起きを習慣化したことで、早起きの良い点を実感できましたし、早起きを失敗する原因と対策を確立することができました。

今回は、僕が早起きが習慣化するまでの道のりを簡単に説明した後、早起きが習慣になり実感しているメリット・デメリット、そして、誰でも出来る早起きを習慣化するためのコツを紹介します。

いずれも僕が色々と試行錯誤を繰り返して見つけた、実際に今も実行してるリアルな一次情報です。

あなたがもし早起きに挑戦したいと考えているようでしたら、この記事はきっと役に立つはずです。

早起きが習慣化するまでの過程

きっかけはプログラミング

僕が早起きをはじめたのは、エンジニアに転職したいと思ったことがきっかけでした。

話はエンジニア転職を決意する二ヶ月前のことになります。

きっかけは忘れましたが、当時の僕はプログラミングに興味を持っており、いつか勉強したいと思っていました。

そんなある日、まとまった時間が出来たので、近所のスタバへ行き、ネットに転がっていた無料のプログラミング教材を参考にコードを書いてみることにしました。

そして、教材を全てやり終え、自分が組んだプログラムがキチンと形になったのを見たとき、衝撃が走るほどの感動を覚えました。

そこから夢中でパソコンに向き合い、気が付けば一日中パソコンに噛り付いていました。

そして、この日の体験がきっかけである感情が生まれてきました。

自分にも世の中にある便利なサービスが作れるかもしれない。

そして時間を見つけてはプログラミングに触れるようになり、いつしか本気でエンジニアに転職したいと思うようになりました。

週20時間の勉強時間を確保

エンジニアに転職したいと決意したものの、一つ問題がありました。

それは勉強できる時間が圧倒的に足りないということでした。

とある現役エンジニア
とある現役エンジニア
エンジニアへの転職を目指すなら最低でも週20時間の勉強時間の確保は必須ですね。

しかし当時の僕は、仕事も忙しく、子どももまだ小さかったため、普通に生活をしていたら、パソコンに触れていられる時間は土日に1~2時間程度だけでした。

それでもどうしてもプログラミングを一生の仕事にしたいと思っていた僕は一つの結論に達しました。

「早起きをして勉強しよう!」

保育園の送迎もあり、普段から6時半に起きていたので、そこから更に早起きをするのは大変でした。

それでもどうしてもエンジニアになりたかった僕は、平日・休日問わずに4時半に起きることを決意しました。

一方、家族全員で寝る時間はズラせなかったので、寝入る時間はこれまでと変わらず11時のまま

つまり、起きる時間をズラした分だけ睡眠時間を削りました。

そこで生まれた時間に加え、通勤時間やお昼休みも全て活用し、どうにか週20時間の勉強時間を確保できる算段が立ったので、ようやく本格的に転職に向けて勉強を開始しました。

眠気との戦い、そしてベットから起き上がれない…

確固たる決意でプログラミングの学習を始めた僕でしたが、それでも早起きを始めた当初は色々な困難が待っていました。

まず何よりも眠い!

早起きを始めた当初は体も慣れておらず、眠気とうまく付き合うコツも確立していなかったので、日常生活をまともに送ることに苦労しました。

通勤中にウトウトして膝がガクッとなって前にいた人をビクッ!とさせてことや、勤務時間中にボーっとしてしまうこともありました。

特に午後は眠気がピークを迎え、その時間の会議は何を話したのか忘れてしまうこともしばしば…

とりあえず眠かったことはよく覚えています。

また、どうにか目は覚ましたけど、ベットから起き上がれず、そのまま二度寝をすることもよくありました。

なにかと理由をつけて「今日は頑張らなくても別によくない?」と心のどこかで考えてしまっていたからです。

今振り返ると、モチベーションの設定方法を間違えていたと思っていますが、当時は、そういった方法も分かっていなかったので、とても苦労しました。

今は3時に起きてブログ書いてます

その後、どうにか勉強を続けた結果、かなり苦労はしましたが転職活動は無事に成功し、複数のweb系企業から内定をいただくことができました。

ソウ

ただ、家庭の事情により、僕はその後、全ての内定を辞退することになりました。記事の内容とは関係ないのでここでは割愛します。

内定を辞退した後、色々な紆余曲折があり、僕はこのブログを書くようになりました。

そして、早起きのメリットに気づいた僕はそのメリットを更に享受するために、起きる時間は更に早くなり、今では3時に起きるようになりました。

そして現在に至ります。

これが僕が早起きをすることになったきっかけです。

早起きは習慣化するまで大変でしたが、完全に習慣化した今、思うのは、早起きが出来るようになって本当に良かったと思っています。

早起きをするようになって、僕の世界がガラリと変わりました。

良かったと思う点・メリット

メリット1:自由に使える時間が増えた

早起きして一番良かったと思っていることは、自由に使える時間が増えたということです。

例えば僕の場合、6時半に起きて出勤の支度をしているのですが、3時に起きていることで、毎日3時間半も自分の時間を確保できています。

わざわざ早起きしなくても、その分夜更かしすればいいのでは…?

確かに数字だけでみればそういう考え方もできなくないですが、深夜よりも早朝の方が何倍と効率よく活動することができます。

ある研究によると、深夜の残業はお酒を呑んだときと同等の作業効率になるようですし、僕も体感値としてそのように感じています。

事実、一流企業の伊藤忠商事では、夜遅くまでの残業を減らすために朝残業を推進した結果、作業効率アップがしたと話題になりました。

そのようなことを考えると、やはり早起きをすれば実質的に自由な時間が増えると言えるのではないでしょうか。

ソウ

早起きをするだけで好きなことを出来る時間が毎日増えるなんてワクワクしませんか?

メリット2:自信がついた

当たり前ですが、4時〜5時に早起きしても大半の人は眠ってます(僕がTwitterでフォローしてる人はみんな4時とかに起きてますが…)。

社会がまだ寝ている時間に早起きして自分を高めるための活動を開始することで、「自分は他の人よりも頑張ってるんだ」という気持ちになり、自信がつきました。

それに早起きをして勉強や筋トレをしてる人ってなんか尊敬しませんか?

僕はそうやって朝活をして頑張る人を尊敬していました。

そんな尊敬する人物に自分が近づいたことで、尚更のこと、自信に繋がったのかもしれません。

早起きして何かに向かって頑張るだけで自信が持てるようになるなんて、とても素晴らしいメリットですよね。

メリット3:成果を出せるようになった

早起きするようになって気づいたのですが、成果を出すのって実はそこまで難しくないんですよね。

というのも、大半の社会人は努力らしい努力をしてないからです。

事実、厚労省が調査したところによると、社会人が一週間で自己研鑽に充てる時間はたったの6分程度だそうです。

要するに、成功に1,000時間の努力が必要だとしても、大半の人は1日に6分しか努力していないわけですから、成果なんて当然出るわけがないですよね。

じゃあなぜ大半の人は努力をしないのでしょうか。

色々な理由があるとは思いますが、「努力する時間がない」が一番の理由ではないでしょうか?

僕自身、エンジニアに転職すべく、毎日早起きをして勉強を続け、内定をもらい実感しました。

社会で「難しい」と言われていることは本当に難しいのではなく、ただ必要な努力量が少し多いだけだと。

早起きをすれば努力をするための時間が生まれます。

だからこそ何かに挑戦することが出来るし、そこに多くの時間を投下できるようになるので、結果として、成果を出せるようになります。

メリット4:他人からの評価が上がる

これは思ってもいなかったメリットでした。

僕はリアルの世界では周囲に早起きしてることは伝えておらず、Twitterで毎朝早起きした投稿をしているだけです。

それでもフォロワーさんから「ソウさん凄い!」と言っていただけるので、それが地味に嬉しいです。

悪かったと思う点・デメリット

デメリット:職場や友達との付き合いが悪くなった

早起きが習慣になって悪かったと思うことを考えた結果、唯一のデメリットがこれでした。

次の日も朝が早いことを考えると、同僚や友達と飲みたいという気持ちよりも、早く帰って家事を片付けて眠りたいと思う気持ちの方が先行してしまい、飲み会は基本的に断るようになってしまいました。

また、幹事を任されたなどの理由で、どうしても参加しないといけない飲み会であっても、お酒は一杯程度しか飲みませんし、二次会には間違いなく参加しなくなりました。

お金は貯まるようになったし、休日を二日酔いで無駄にすることもなくなったし、結果的にはメリットなのですが、付き合いが悪くなったことはデメリットなのかもしれません。

早起きを習慣化するためのコツ

失敗する原因はシンプルに二つ

早起きを失敗する原因って結構シンプルで

  • 早起きしてやりたいことがない
  • 単純に眠い

この二つのどちらかだと思っています。

そもそも睡眠欲って人間の三大欲求の一つと言われているわけですよね。

だから、特に明確な理由もなければ早起きせず、ずっとベットでウトウトしていたいですし、眠ければそちらを眠ることで頭の中がいっぱいになることはごく普通なことです。

例えば早起きしたけど、ベットから起きられず、こんなこと考えた経験ってありませんか?

早起きをしたAさん
早起きをしたAさん
早起きしたらランニングすることにしてたけど、なんかかったるいし、今日はやめてベットで寝てよーっと

早起きをしたBさん
早起きをしたBさん
早起きしたはいいものの、眠い…。日中に支障をきたしそうだから今日は早起きするのは止めよう…

こんな感じで大抵の人は睡眠欲に打ち勝つのは非常に難しいことかと思います。

だから、早起きのコツとしてネットでよく見かける次のような方法、

  • 複数の目覚ましをセットする
  • 起きたら目を覚ます行動をする(水を飲む、シャワーを浴びるなど)
  • SNSなどで早起きすることを宣言する
  • カーテンを開けて寝る
  • 飲みに行かない

これらは、一時しのぎにはなるかもしれませんが、根本的な問題解決にはなっていません。

先ほどもお伝えしたとおり、人間は明確な理由がなければ早起きすることを止めてしまいますし、眠ければ睡眠を優先してしまうからです。

だから、もし早起きを習慣化したいのであれば、根本的な課題である「早起きしてまでやりたいことが無い」と、「単純に眠い」を解消する必要があります。

早起きのコツ1:やりたいことを明確に!

早起きを続ける方法は単純です。

「早起きしたらやりたいことが出来る!」と寝る前と、起きてからすぐに考える。

これだけで、早起きはほぼ確実に成功するし習慣化します。

早起きするだけで、どうしてもやりたいことが毎日できるようになるので、早起きするのが苦痛になるわけがありません。

断言します。このマインドセットがあれば早起きはほぼ確実にできます。

でも、僕はランニングがしたいと思っているのに早起きが全くできませんよ…

もしかしたらあなたはこう思ったかもしれません。その気持ちはよく分かります。

正直、ネットでも一度くらい見た方法かと思います。

でも、一度だけでいいので、自分の胸にしっかり問いかけてみてください。

それは本当にやりたいことですか?

もしかしたらあなたがやりたいことは別に何か目的があって、その手段のためにやりたいのではないでしょうか?

例えば、上で例示した男性の場合、本当にやりたいことはランニングではなく、「カッコよくなって、女性からモテたい」かもしれません。

だから、もしあなたが例示した男性のようにランニングを続けられないのであれば、

女性にモテて〇〇や××をするために痩せてカッコよくなる。そのために俺は走るんだ!

みたいなかんじに考えてみてください。

要するに、自分の欲望や下心をうまくコントロールしてモチベーションにしてみてください。

たったそれだけで驚くほどに早起きが得意になりますよ。

ちなみに、自分の本当の目的がいまいち分からない方は次の記事を参考にしてみてください。きっとあなたの役に立つはずです。

早起きのコツ2:パワーナップ!仮眠をして元気になる

いくら目標設定を明確にして早起きができるようになったとしても、日中に眠くてまともに活動できないなら本末転倒ですよね。

  • 顔を水で洗う
  • 外気に触れる
  • フリスクを食べる

眠気を吹き飛ばす方法は色々あるかと思いますが、個人的には正直どれも大きな効果はありませんでした。

色々試してみましたが、眠気がしたら寝ることが一番の解決策です。仮眠をとることをぜひ習慣をつけてみてください。

『日中の15分程度の居眠りは夜の1時間半の睡眠にも匹敵する』という話があるくらい、仮眠は効率の良い睡眠方法になります。

そのため、職場でもし猛烈な眠気に襲われるようなことがあったら、トイレなどに駆け込み、15分程度の仮眠をとるようにしましょう。

それだけで眠気はスッキリと吹き飛んでいくはずです。

ウチの職場は忙しいんだ。仕事中に15分も抜けられないよ

15分なんて短い時間じゃそもそも寝られないよ

そういった方も問題ありません。

仮眠は短くても(それこそ数秒でも)効果がありますし、人間が取得する情報は視覚情報が大半なので、それを遮断できるだけでも十分に効果は発揮されます。

ですので、早起きをした結果、日中に眠くなるようであれば、ぜひ仮眠を積極的にとるようにしてください。

ちなみに余談ですが、仮眠は英語でナップと訳されて、次の表のとおり秒数ごとに表現が決まっていたりします。

仮眠の名称と仮眠時間

ナノナップ 数秒程度
マイクロナップ 1分前後
ミニナップ 数分~10分の仮眠
パワーナップ 10分~20分ほどの仮眠

最初は大きさの単位だったのに、最後だけ「パワー」という単語が出てくるのは欧米人が「パワー」という単語が好きだからなのでしょうか…?

早起きのコツ3:起きたい時間の分だけ枕を叩く?!

少しウソくさい方法ですが、夜寝る前に、起きたい時間の分だけマクラを叩くという方法も早起きをするためには効果的です。

つまり4時に起きたいなら4回マクラを叩き、5時に起きたいなら5回マクラを叩いて眠る。これだけで早起きがとても簡単になります。

これは、人間は「自己覚醒能力」という、自分が起きたい時刻に起きられる能力を持っていることが理由になります。

嘘のような話ではありますが、次のような実験により効果が実証されています。

  • 被験者をAとBのグループに分ける
  • 被験者Aには「明日、6時に自分で起きてくださいね」と伝え、時計のない部屋で寝てもらう。
  • 被験者Bには「明日、9時に自分で起きてくださいね」と伝え、時計のない部屋に寝てもらう。
  • その後、双方を6時にたたき起こし、血液内のホルモンの分泌過程を調べる。
  • その結果、被験者Aは、6時の起床に向け、4時30分ごろから体が自然に起きるためのホルモンが分泌されていた。
  • 一方の被験者Bは、起床時点ではそのホルモンは分泌されておらず、起床後に一気にホルモンが分泌され始めた。

つまり、「〇時に起きよう」と意識するだけで、その時間に起きるように体内時計を調整する機能が人間には備わっているといえます。

実際、高校野球の強豪高では、1年生は先輩より早起きをして色々と練習の準備を行う必要があるのですが、その際は、先輩と同室であるにも関わらず先輩を起こしてはいけないため、ひと昔前までは、みなさん目覚まし時計を使わずに目覚めていたそうです。

まぁ、この例が倫理的にどうなのかはさておき、人間には本来、自分で目覚めたい時間に起きるための機能が備わっており、マクラを叩くという行為はその起床時間を自分により明確に自覚させるための行動ということになります。

さいごに(今も早起きしてブログ書いてます)

エンジニアになるという夢自体は、内定は獲得したものの、家庭の事情により閉ざされてしまいました。

しかし、僕はその過程で早起きをすることの素晴らしさを知り、今もこうして早起きを続けています。

今はプログラミングから少しだけ距離を置き、このブログを多くの人に見てもらい、役立ててもらうために発信活動を続けています。

もし今回の記事を読んで、自分も早起きをしたいと思った方や、一緒に早起きをする仲間を探していたという方は、Twitterでフォローやリプをいただければ一緒に頑張らせていただきます。

皆さん目標は違いますが、それぞれの目標に向かって頑張っていきましょう。