こんにちはソウです!
今回は、ボクシングを始めたばかりの人が抱えるこんな疑問に答えていくよ!
質問に答える前に、僕のボクシング歴を話すと次のとおり!
- 週5のジムワークを2年継続
- 対外試合に出場した経験あり
- お世話になったジムは計4か所
こんなかんじの低レベルボクサーだけど、試合の出場経験もあるし、駆け出しボクサーの人にとっては少しは参考になるかと思うから、最後まで見ていってね!
プロボクサーになる野望を心の奥に秘めた、ボクシングを始めたばかりの10~20代の男性
目次
結論:選ぶジムを間違えたら3ヶ月頑張っても成長しない
ボクシングジムに3ヶ月通ったときにどれくらい成長するかはジムによる!
これが記事のタイトルに対する答えだよ!
もう少し詳しく説明するね!
練習頻度の差や才能の差は影響しないの?
もちろん極端に差があれば成長するスピードは変わると思うよ。
たとえばさ、
- 練習に全く来ない(週1以下)&才能が微塵も感じられない選手
- 毎日ジムに通う&才能が見え隠れする選手
これくらいの差があるなら、成長する速度や教わる内容に差がついて当たり前だよね。
でもボクシングジムに通う大半の人は、
- 学生時代に運動部経験のある人が
- 週に3~5回ほどジムに通って
- 毎日1時間~1時間半ほど練習をする
こんなかんじだと思うんだ!
だから、3ヶ月程度なら「才能」や「練習頻度」は成長速度にあまり関係ないかな。
それよりもジムの方針によって成長するスピードは全く変わると思った方がいいよ!
ジムによってどれくらいの差が出るのか
じゃあ、ジムによってどれくらい差があるかというと、
- 積極的なジム:ワンツーやボディなどの基本的な攻撃のほか、ディフェンスも一通り教わってスパーリング開始
- 消極的なジム:ワンツーのミット打ち、サンドバックのみ
これくらいの差があるよ!
もちろん実力差もこれくらい開いてると考えていいと思う。
「まずはじっくり基礎を固める」という考えは間違ってる
ただ、こういう話をすると、
こんな反論が出るかもしれないけど、僕はそれは違うと思ってる。
結局のところ、ボクシングって対人スポーツだからさ、人と向き合って殴り合うことで、
- 動く的の殴りづらさ
- 反撃されるかもしれない中で攻撃すること
- 相手に反応されないパンチの出し方
こういうものを学ぶんだよね。
そして、実践の中で色々なことを感じ取るからこそ、基本的な動きの重要性を更に深く理解することが出来る。
そしてその結果、基本となる動きがより実践的で意味のある形で身につくと思うんだ。
しかも新しいことを教えてくれるジムの場合、ジャブ一つをとっても、
- 早いジャブ
- 重いジャブ
- タイミングを変えたジャブ
- 角度の違うジャブ
こんなふうに基本のジャブが出来てるか確認しつつ、様々な技術を教えてくれる。
こんなふうに教えてくれたらただのミット打ちやサンドバックが楽しくなるのって想像つくよね!
だから、3ヶ月もすれば、
- 新しいことを積極的に教えてくれるジム
- 新しいことを教えるのに消極的なジム
両者の間で実力の差は生まれ始めているんだよね。
つまり結論としては、
ボクシングジムに3ヶ月通ったときにどれくらい成長するかはジムによる!
こういうこと!
だからボクシングを本格的にやるならジム選びは超大事!
ワンツーだけをずっと練習しててもフォームは多少キレイになって、少しはボクシングっぽい動きにはなるんだけどね!
参考:週5で3ヶ月ジムに通えば痩せるよ
余談だけど、週5で3ヶ月もジムに通えばまず痩せると思うよ!
- 基本的にボクシングは有酸素運動
- ずっとフットワークを刻むので、下半身には刺激が入り続ける
- ミットにパンチを打つと衝撃が返ってきて、それが普段動かさない筋肉を刺激する
- 「ボクシングをやってるから」って理由でランニングや食事制限に興味を持つようになる
理由としてはこんなかんじかな!
ランニングの方がサクッと始められるっていうのはあるけど、ボクシングはサンドバックを殴れるのが気持ちいいよね!
ちなみに、ダイエットに興味があるなら、糖質制限に関する記事も用意してあるから見てみてね!
積極的にボクシングの技術を教えないジムの言い訳を想像してみた
さて、話を本題に戻すよ!
さっきも説明したとおり、
選手の成長を考えるなら、ドンドン実践に近い形の練習をさせるべき!
それなのになぜ新しいことを積極的に教えないジムが存在するのか。
考えられる理由をいくつか検討してみるね。
ボクシングは基本が大事。まずは基礎を固める必要がある
この考えへの反論はさっき説明したとおりだね。
基本はものすごく大事だけど、一度実践を行って重要性を深く理解した方が、その後は効率的に成長できる!
野球で考えてみようか。
- 1,000回バットを素振りするけど、向かって来る球を打ち返す練習は一切しない
- 100回しかバットを素振りしないけど、向かってくるボールを打ち返す練習も100回する
9回裏ツーアウト満塁の場面ならどっちを打席に立たせたい?
言うまでもなく②だよね。
「基本が大事」だっていうなら、まずは実践をやらせた方がいいはずなんだ!
そもそも、ほとんど何も教わらずにひたすら鏡の前でワンツーを繰り返してたって強くなれるわけがないよね…
ボクシングに慣れてない選手をリングに上げるのは危険
だったら、ワンツーをサクッと教えた次はディフェンスをひととおり重点的に教えろよって話だよね。
護身術って観点から考えても、相手を殴る技術を磨くよりも、致命傷を食らわない方法を学んで逃げた方がよっぽど効果的じゃん!
それに練習生が最初のスパーリングで使うグローブはミット打ちに使うグローブと比べて、
- 一回り大きいからパンチのスピードが遅くなる
- クッションが分厚いから当たってもそこまで痛くない
こんなかんじだから、ケガをする可能性はかなり低い。
しかも練習生が最初に行うスパーリングは「マスボクシング」といって軽く当てるだけのメニューであることが多い。
要するに、相当に差のある相手と練習しなきゃケガしないよ。
結局はネガティブな理由だと思う
じゃあなんで毎日毎日ミット打ちやサンドバックを使った練習しか出来ないのか。
教えてるトレーナーさんの会話の節々から察するに 、
- 昔からの体育会気質な慣習を改める気がないから
- 単純に教えるのがめんどくさいから
- 全選手に対人練習をやらせたら練習が回らないから
- そもそも何も考えていない
こういう事なんだろうなって思う。
だから少し極端かもしれないけど、
対人練習に早めに経験させてくれないジムは本気で選手を育てる気が無い!
こんなふうに考えて別のジムに移籍したほうが、選手でいられる貴重な時間を無駄にしないで済むかもしれない!
まとめ:3ヶ月ジムに通った際の成長はそのジムの方針で決まる
繰り返すようだけど、
ボクシングジムに3ヶ月通ったときにどれくらい成長するかはジムによる!
これが僕の答え。
もし、今通ってるジムが新しいことを教えてくれないようなジムなら速攻でジムを変えた方がいいよ!
この記事を読んでるってことは少しでも早く成長したいと思ってるんだよね。
今のままだと、ずっとワンツーをやらされて、ボクシングがイヤになって辞める未来が待ってるかもしれない。
楽しいボクシング人生を歩むためにも、ジムを間違えたと思うのなら、早めに他のジムに移ることをオススメするよ!
それでは!