何かに挑戦を始めたら1日でも早く成果が出て欲しいところですよね。
そういう風に考えているときって、なかなか成果が出ずに焦りますよね。
そこで今回は、
- 継続することさえ出来れば成功に限りなく近づける
- 継続したいものを好きになることが大事
という話をします。
新しいことに挑戦したばかりの人にとって、きっと役に立つ話になるかと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。
新しいことに挑戦を始めたけど、思うように成果が出ないで焦ってる人
- コツコツ続けることの重要性
- 継続するために必要なこと
大半の人は物事を続けることが出来ない
当たり前ですが、継続することって、ものすごく大事です。
なぜなら、大半の人が途中で止めていくからです。
興味を持つ人が10,000人いても、挑戦する人は100人しかおらず、継続できる人は1人しかいない
こういう言葉を耳にしたことはないでしょうか。
これって意外と的を得た数字なんじゃないかと個人的に思っています。
あなたの周囲を見渡しても、こういう人っていませんか?
- 「どうせ無理だから」や「今は〇〇はオワコン」と言って、挑戦すらしない人
- 失敗を恥ずかしがって、挑戦をしようとしない人
- 挑戦はするけど、辛くて、1年も持たずに挫折してしまう人
こういう人は本当に多いです。
しかし、挑戦や継続ができない人が大半だからこそ、継続することさえできれば、それだけで小数派の人になることができます。
実際、僕が興味を持っている事でいくつか挫折率を調べてみたのですが、
- ブログ:1年で9割はやめる
- 筋トレ:1年で99%の人はやめる
ザっとこんなかんじでした。
いずれにせよ、『物事を継続できる人はほとんどいない』と断言してよいでしょう。
10,000時間の練習でプロになれる?!
ただ一方で、
こういう意見もあるかと思います。
確かに、
- 運
- センス
- 努力の方向性
こういった要素も絡んでくるので、どれだけ長く続けても成果が出ない可能性があるのは間違いありません。
しかし、成果を出すには時間が必要なこともまた一つの事実です。
実際、心理学者アンダーズ・エリクソンが多くの音楽家を調べた結果、
プロがこれまでに行ってきた練習時間は必ず10,000時間を超えている
ということが判明しました。
繰り返しますが、大量の時間をかけたからといって、確実に成功するわけではありません。
しかし、才能だけでプロになった人はいないという事実から分かるように、才能を開花させるためには、大量の時間を投下する必要があるといえます。
練習を楽しむことの重要性
成功に時間が必要なことは先ほど述べたとおりです。
しかしそれ以上に、
成長の過程を楽しむこと
これが大事になってきます。
心理学者ベンジャミン・ブルームが、主要な国際コンクールでトップだったピアニスト21人に調査を行いました。
その結果、彼らには次のような共通点が見つかりました。
- 子どもの頃から才能があったわけではない(近所の子どもより少し上手な程度)
- 教えていた先生も近所のピアノ講師だった(一流のピアニストが講師ではない)
- しかし、最初の先生は思いやりがあり親切で温かい先生だった
この他にも、ブルームは、テニスの世界ランキング10位以内のプレイヤー18人に対しても同様の質問を行いました。
そちらの調査でも同様に「最初のコーチは優秀ではなかったかもしれないが、授業は楽しかった」という回答が多いという結果がありました。
つまり、これらの調査結果から、トップクラスの人たちの根底には「好き」という感情が深く根付いていると考えることができます。
これは僕自身の経験での話になりますが、
「これくらい厳しくやらなきゃ成功しないんだ!」
と、自分の心が明らかに嫌がっているものを無理に自分に無理を課しているときは、あまり成長していませんでしたし、何より練習が苦痛で、継続することができませんした。
それよりも、
「これ楽しい!」
という思いで始めた方が、その対象と好きになって、時間をドンドン投下していったという流れで取り組んだものの方が成果が出ている印象です。
以上のような話から、
大事なことは「楽しむこと」
このように断言することができます。
楽しいと思えば、苦も無く継続することができますし、その結果、多くの時間を使い大成することができるはずです。
まとめ
今回の話をまとめると次のとおりとなります。
- 長く続けたからといって成功するとは限らない
- しかし、プロの人は皆10,000時間以上の練習をしている
- それだけの時間を投下するには楽しむことが大事
先ほど話したとおり、継続する上で一番大切なことは「楽しい」という気持ちです。
ですので、あなたが何かに挑戦をしているのなら、まずは「どうしたら楽しめるか」と考えてみてください。
そして、楽しいポイントを見つけたら徹底的にそこを伸ばしていってみてください。
そうすれば、きっと「好き」という感情は強く大きく育っていき、気が付けば自分が大きく成長していることに気付くはずです。