こういう悩みを持っている方は多いのではないでしょうか。
今回はそんな方に向けて『社会人が勉強すると毎日が刺激的になる』というお話をさせていただきます。
社会人生活を退屈に感じているアナタにとって、きっと役にたつ内容になるかと思うので、最後までお付き合いをお願いします。
毎日を「つまらない」と感じている社会人の方
- 社会人の勉強は楽しいという話
- 社会人が勉強すると圧倒的に差がつくという話
- 何から勉強したらいいか困っている人へのアドバイス
つまらないのは刺激がないから
社会人になって毎日がつまらない理由は、端的に言えば、刺激が足りないからです。
それは、人の脳には次のような特徴があることが背景にあります。
- 「充実感」や「快感」といったプラスの刺激に常に飢えている
- どれほどの刺激を与えたところで、必ず慣れてしまう
要するに「どれだけ強い充実感を感じても、新しい刺激がなければいずれ退屈を感じる」ということです。
分かりやすい例としては
- 「この人が最高!」と思える女性と結婚したけど、時間の経過とともに、他の女性が魅力的に見えてくる
- 小学生の頃、ゲームを買うことは一大イベントだったけど、大人になったら、何気ない日常の一コマになった
こんなかんじですね。
しかし社会人になると、会社と自宅の往復になり、刺激の足りない毎日になりがちです。
そうなると、毎日が途端に退屈なものになってしまいます。
これが社会人になると毎日が退屈になる原因です。
このあたりは次の記事で詳しく説明しているので、よければ見てください。
勉強って実は刺激的
『勉強』って聞くと、学校のテストや受験勉強などのイメージが先行して、退屈なイメージがあるかもしれませんが、実はものすごく刺激的で楽しいものです。
- 机に向かう必要はない
- 自分で勉強する内容を選べる
- 世界の見え方が変わる
これらの観点から、社会人になってから勉強することの楽しさをお伝えします。
机に向かう必要はない
勉強 = 机に向かって参考書を使って行うもの
こんなイメージが先行しがちですが、これは必ずしも正しくありません。
正しくは、
勉強 = 知識を蓄えること
ですよね。
この点さえ押さえていれば、勉強の方法は何でも構いません。
実際、僕が行っている勉強は、
- 通勤時間にYoutubeやVoicyを聞き流して音声学習
- 昼休み中にUdemyを活用してスマホで動画学習
- ネットに転がっている情報を活用して、プログラミングやブログを実際に自分の手でやってみる
こんなかんじで、勉強する際は机と参考書を使いません。
いずれも僕らが子どもの頃は絶対に出来なかった勉強方法ですよね。
IT技術の進歩には本当に感謝です。
また、勉強する際に意識したいのが、
実際に自分の手で試してみる
ということです。
- 「ああでもない、こうでもない」と考えながら試行錯誤をして、
- 必要に応じて本や動画で勉強をしたり、誰かに相談して少しづつ知識をつけ、
- ある日当然、ブレイクスルーが起きて、全体像を理解できるようになる。
こういったOJTな勉強方法は学習効率もいいですが、何よりも、子どもの頃に夢中になって秘密基地を作っていた感覚を思い出して、物凄く楽しいです。
ですので、本を読んだり動画を見て終わるのではなく、自分の手で色々と試すようにしてみてください。
自分で勉強する内容を選べる
勉強する分野を自分で選べるというのも社会人の勉強が面白い理由の一つです。
社会人になれば、学校のテストのように勉強すべき内容は指定されていないので、
- 銀行員 → プログラミングを勉強する
- 警察官 → 日本の伝統芸能の勉強する
こういうので全然OKなわけですね。
小学生の頃、次のような経験はないでしょうか。
- ポケモンの種類・特徴・技・弱点などを知るのが楽しくて攻略本をひたすらに見てた
- 学校の図書室にあった『子ども不思議大百科』など、生活に関する雑学が網羅された本を読破した
好きなことを勉強しているときの感覚はこれに近いものがあります。
子どもの頃、クリスマスや誕生日に「好きなゲームを好きなだけやっていいよ!」と言われた最高に嬉しかった思い出はありませんか?
興味のある分野を勉強するってまさにそんな感覚です。
僕は小さい頃、ドラクエが大好きだったのですが、そのときの感覚と照らし合わせて言うならば、
- 調べものをしているとき ⇒ 新しいダンジョンの謎解きをしているときの感覚
- 難しい内容を理解した瞬間 ⇒ 会心の一撃でボスを倒したときの感覚
こんなかんじですね。最高に楽しいです。
世界の見え方が変わる
勉強を続けることで、 普段何気なく見ているものに対しても、色々な興味が湧くようになりました。
例えば、僕はブログを書き始めてまだ日が浅いですが、それでもブログを書くようになって、
- 他人のブログを読むとき ⇒ デザインや表の使い方を観察するようになった
- テレビを見るとき ⇒ テロップや演出を観察するようになった
- 文庫本を読むとき ⇒ 執筆中の作者の感情が想像できるようになった
こんなかんじで、世界の見え方が大きく変わりました。
大半の社会人は勉強していない
ところで、社会人になって勉強をすると、圧倒的な少数派になれることをご存じですか?
大半の社会人はビックリするほど勉強していません。
事実、総務省が公表した「平成28年社会生活基本調査」から、
社会人の1日の平均的な勉強時間は6分
という調査結果が出ています。
しかも、どの世帯状況・ライフステージであろうと、学習時間の平均が15分を超えることはありません。
- 最長:12分(35歳未満の独身者)
- 最短:4分(子育て期のひとり親)
もちろん平均なので、みんなが6分勉強しているわけではなく、
- 全く勉強しない大多数派
- 熱心に勉強する極小数派
と二極化されていると考えられます。
考えてみたら、通勤電車の中で周囲を見渡すと大半の人は、寝てたりゲームをしていて、本気で勉強している人は10%もいないですよね。
要するに、通勤電車の中で勉強することを習慣化するだけでも、少数派になれるということです。
もっというと、早起きして毎日1時間でも勉強しようものなら、周囲と物凄いことになるのは容易に想像できるかと思います。
もし、「もっと勉強して、周囲に圧倒的な差をつけてやるぜ!」という熱い人はこちらの記事が、勉強時間を確保するヒントになるので、ぜひ参考にしてみてください。
社会人は何を勉強したらよいか
具体的に社会人は何を勉強したらいいのか。
もし興味のある分野があるなら、それを突き詰めていくことが一番だと思います。
ただ、何から勉強していいか悩んでいる勉強初心者の方であれば、
お金を稼げる分野
これに特化して勉強することをオススメします。
かの有名な福沢諭吉も、著書「学問のすすめ」の中で、「実用性のないものは後回しにして、生活に役立つ実学(物理学や経済学など)を一生懸命勉強すべき」と説いています。
もし、本業に関連して勉強したい内容があるならそれを勉強すればいいし、特に勉強したい分野がないなら副業に関する勉強をオススメします。
今でいうと次のような分野かと思います。
- プログラミング
- せどり
- マーケティング
- ブログ
- 動画編集
- Youtube
「会社に頼らず自分だけの力で稼げるかもしれない」という思いは強烈なモチベーションになります。
ちなみに、副業が禁止されてるのであれば、お金を稼ぐ一歩手前まで学習を進めてみてください。
まとめ
これまでの話をまとめると次のとおりとなります。
- 退屈な社会人は勉強すると毎日が楽しくなる
- 勉強は机に向かう必要はなく、どこでも出来る
- 興味のある分野を突き詰められる
- 勉強すると世界の見え方が変わる
- 社会人になって勉強をすると圧倒的に少数派になれる
- 何から勉強していいか悩むなら「お金を稼げる分野」から
こんなかんじですね。
もし、毎日が退屈だと感じているなら、勉強を開始する一つのいいキッカケかもしれません。
少しづつで構わないので、勉強をして、毎日を充実したものにしていきましょう。