「ボクシング」と聞いたら、間違いなくイメージするのが、「リング上で戦うボクサー」だよね!
今回はそんなボクシングに欠かせない「リング」に関するあれこれについて解説をしていくよ!
リングに関する雑多な情報(大きさ、床の素材、ロープ、コーナー、由来など)
まぁ雑学だと軽い気持ちで楽しんでくれたら嬉しいな!
目次
リングの大きさ:実は広さに明確な基準はない
まずリングの大きさについて!
日本ボクシングコミッション(JBC)によると、リングの大きさに厳格な規定はなくて、
リングの一辺の長さ:約5.47m~7.31m
こんなかんじで大きさはかなり曖昧なんだ!
サッカーや野球に馴染んでる人からすると、少し意外だよね!
そして、規定がこんなふうに柔軟なので、
- 大柄な選手が多い国 → 大きなリング
- 軽い選手が多い国 → 小さめのリング
リングの大きさにもこんな違いが表れるんだってさ!
ちなみに言うと、リングで囲われた外のスペース(「エプロン」)は61cm以上という決まりもあるらしい
リングの床:靴が滑らないような素材
当然だけど、リングの床にも規定は存在するよ!
具体的には、
- キャンバス(床面)の厚さは2.5インチ(国際単位では約6.35センチ)以上
- リングを縁取るロープの外側(「エプロン」)0.61メートル)以上
こんなかんじ!
それから「規定」ってほどじゃないけど、
- キャンパスを構成する素材はフェルト(動物の毛や化学繊維で作られた不織布)が推奨
- 畳や同程度の柔軟さを持つ素材が下敷きに用いられる
こんな慣例もあるよ!
特にアウトボクサーにとって「リングの床」は、生命線であるフットワークに直結するから、かなり気になるところ!
ちなみに言うと、プロのリングではスポンサーの企業名などがキャンバスに描かれることがあるから使い回しはあまりされないよ!
リングのコーナー:どっちの色になるかはランキングで決まる
プロのボクシング中継を見ていると、
的な言葉を試合前にリングアナウンサーが言ってるのを必ず聞くよね!
あの「赤」と「青」にも実は決まりがあるんだ!
具体的には、
- 赤コーナー:ランキング上位、タイトル王者
- 青コーナー:ランキング下位、挑戦者
こんなふうに分かれているよ!
そして各コーナーに設置される階段も、コーナーの色に合わせた色で塗られることが一般的だよ!
また、どちらの色でもないコーナーを「ニュートラルコーナー」と呼ぶよ!
例えば、相手をダウンさせたときに、
とレフェリーに指示をされたりするよ!
これは、試合中に自分のコーナーに戻るとセコンドの指示が聞こえてしまい、優勢になるっていうのが理由みたい!
まぁ、ニュートラルコーナーにいてもセコンドの指示はバッチリ聞こえるんだけどね
ちなみにローブロー(金的に当てた攻撃)の場合も、ニュートラルコーナーで待機することになるよ。
リングのロープについて:反動を利用した攻撃は禁止
リングを囲むロープは4本が主流だよ!
昔はロープの本数は3本だったんだけど、リングからの落下防止のために4本になったみたい!
過去にリングから落下して死亡したボクサーもいるみたい…
ロープはコーナーに金具で固定されていて、金具がボクサーに当たらないようパッドが設置されるんだけど、
プロのリングでは、床だけじゃなくて、パッドやコーナーにもスポンサーの企業名がよく飾られるよ!
まぁ視界に入りやすい場所だし当然だよね!
ちなみに、よくボクシング漫画にある、
- ロープを掴んで攻撃をする
- 故意にコーナーやロープにもたれて相手を待ち構える
こういったことは「反則」や「ダウン」とみなされる場合があるらしい!
でも、「はじめの一歩」で誰かこんな攻撃してなかったっけ…?笑
リングの値段:意外と買えそうな価格設定
考えてみたら当たり前なんだけどさ、
ボクシングのリングって買うことができるんだ!
ソウ
それこそ、リングを専門的に取り扱う業者もいたりするみたい。
誰が買うんだろうって思ったら、試合で使う以外にも「映画やドラマの撮影用」という目的で購入・レンタルをするんだってね。
お値段は大体50万~150万くらいで、リングの大きさに応じて値段も変わるみたい。
その気になれば自宅の庭にボクシングのリングを作ることも出来そうだね!
オリンピック級サイズが一番大きくて、一番値段もかかるよ
リングの由来:語源や四角い形について
最後に、
- 「リング(輪っか)」という名称なのに、なぜ四角い形なのか
- 「リング」という名称の語源
これらの由来について解説するよ!
今からずっと昔の時代、
ボクサーは現在のようなステージではなく、観衆がグルリと囲んで作った空間の中で試合をしてたんだって!
今の僕らからすれば、まさに「ストリートファイト」…
そして、その観衆が取り囲むかたちが輪っかのようだったから、
ボクサーの戦う空間 = リング(ring=輪っか)
と呼ぶようになったって説が有力らしい!
その後、観客が見やすいように、高いところでボクサーが戦うようになったんだ!
ただ、高いところで戦うとなると、ボクサーが転落する可能性があるから、ロープを張るようしたらしいんだけど、
その際、ロープを張りやすいように、リングの形が四角になったんだって!
そして名前はそのまま「リング」が残ったんだってさ!
まとめ:リングについて知ってボクシングをもっと好きになろう!
今回は「ボクシングのリング」に関して色々な情報を解説をしたよ!
僕のブログでは他にも、
- どうやったら強いパンチが打てるようになるの?
- ボクサーはプロテインを飲むべき?
- ボクシングって独学でも学べるの?
こういった「ボクシングに関する様々な情報」を発信してるから、ぜひ他の記事も読んでいってね!
それでは!