こんな悩みを持つあなたに向けて、この記事では「30代という年齢は、挑戦する上で決して遅くない」ということについて説明します。
具体的には、
- 40代からプロスポーツの世界に挑戦した人の実例
- 「30代からの挑戦は遅い」という考えの根底にあるもの
- 前向きに挑戦するための考え方
- あなたに読んでほしい一冊
こんな内容を解説していきます。
僕は本当に大嫌いな言葉があります。
それが、
「いい歳なんだから」
という言葉です。
実際にあなたも、
こんなふうに言われて、挑戦を諦めようと悩んでいるかもしれません。
ですが僕は、この世界は希望と楽しいことに満ち溢れてると思ってます。
それこそ30歳になるまでのたった30年間では味わえ尽くせないほどに
そんな中、「いい歳だから」と新しい世界に挑戦したり、新しいことを学ぶことを否定するのは本当にバカな行動だと思っています。
この記事に辿り着いてくれたあなたは、
- 「●●に挑んでみたい」「●●を学びたい」って熱い気持ちと
- 「30代からの挑戦って遅くないかな…」という弱い気持ち
この両方が入り混じっていることかと思います。
僕は挑戦するあなたを全力で応援するとともに、一歩を踏み出す勇気を与えたい。
そんな思いを込めてこの記事を書きました。
だからこそ、年齢を理由に挑戦を諦めるか悩んでるあなたにとって、きっと役立つ内容になっているはず。
ぜひ最後までお付き合いください。
挑戦したいこと・勉強したいことがあるけど、自分の年齢がハードルにならないか不安に感じている30代の男性
新しいことを始める自信
目次
30代から新しいことに挑戦するのは全く遅くない
冒頭から何度も言ってますが、この記事で一番伝えたいことなので、もう一度伝えます。
『30代から新しい挑戦をしたり、勉強をすることはどんな分野でも遅くない』
もちろん、資格試験などのように、制度的に年齢制限があるものは例外的に「遅い」ということはあるかもしれません。
しかし、そうでなければ勉強や挑戦を始めるのに年齢は関係ありません。
実際に僕が知ってる「30代以降に新しい挑戦を始めた人」としては、
- 40歳でプロのサッカー選手になった人
- 82歳でITエンジニアとしてデビューをした人
- 64歳で医師になった人
こんな人がいます。
このように、30代はおろか、40代以降から新しい分野に挑戦して成功した前例はいくらでもあります。
なので繰り返しますが、あなたが今30代ならば「もう遅い」ということはありえません。
挑戦する人は「成功するか不安」
そもそもどうして、多くの人は年齢を理由に挑戦を諦めるのでしょうか。
これについて、僕自身が挑戦したときの話をすると、「成功するか不安」という気持ちが根幹にありました。
- 「挑戦の難易度が20代より上がった」
- 「失敗したら恥ずかしい」
- 「家族がいるので失敗は避けたい」
こういったネガティブな考えが頭をよぎったときにどう考えるべきなのか、少し掘り下げていきます。
①ハードルは想像以上に低い
『世の中で「難しい」と言われることのハードルは想像以上に低い』
実際に色々なことに挑戦をした経験をもとに僕が感じていることです。
ではどうして、実際よりも挑戦のハードルが高く見えてしまうのか。
その理由は次の2つだと考えています。
- 人は本質的にネガティブなので、未知のものを大きく見てしまう
- 中途半端な挑戦で挫折した人が、自分を正当化するためにハードルを上げた
挑戦の難易度は、現実とイメージで大きな格差が生じています。
つまり、一見高く見える山も、実際に登り始めると、意外と低かったり、登りやすかったりします。
ですので、挑戦を不安に思う気持ちは分かりますが、まずは行けるところまで進んでみてください。
実際に進んでみると、最初の想像より、ずっと先に進めるかと
②年齢は必ずしもマイナス要素ではない
僕が未経験からITエンジニアに転職する際に感じたことが、
『年齢は必ずしもマイナス要素ではない』
ということでした。
あなたが一生懸命生きてきた30年間の中で得たものは、これから挑戦する分野でも必ず生きてきます。
例えば、プロのスポーツ選手でもそうです。
先ほど紹介した、40歳で初めてプロのサッカー選手になった方(安彦考真さん)ですが、彼も自分自身の一番の武器を、
「人生経験に基づく”人間力”」
こんなふうに答えています。
ちなみに、僕がエンジニアに転職した際も、
- 現職で培った様々な関係者との調整力
- 筋トレを3年以上続けてる実績
- 独学でプログラミングを学んだ実績
こういった、単純なプログラミングスキルとは別の分野でPRして内定を勝ち取りました。
確かに30代は、20代と比較して「可能性」や「体力」では勝てないかもしれません。
ですが、それなら違う方法で戦っていけばいいだけのことです。
あなたのこれまで生きてきた人生そのものが武器になります
③家族がいても小さく始めれば問題ない
こんなふうに挑戦を諦めようとしているのであれば、「小さく始める」ということを意識してみてください。
例えば、「エンジニアに転職したい」という挑戦であれば、次のような方法が考えられます。
- 自宅のパソコンで、参考書を片手に、簡単なプログラムを作成する
- 現役エンジニアとの繋がりを作る
- 転職活動を行う前に、転職に関する情報収集だけを行う
失敗しても致命傷にならないよう、少しずつ挑戦すれば、子どもがいても問題ないはずです。
それに小さく始めれば、仮に途中で挑戦を止めたとしても、「経験」という貴重な財産を手に入れられます。
僕は今も、子どもに「挑戦する父親」の背中を見せているつもりです
④失敗が恥ずかしいなら他言は無用
こういう人は結構いるかと思います。
そういう人は、
「(家族含め)成果が出るまで他人に話す必要はない」
と考えてみてください。
誰にも話さなければ、
- プログラミングに興味があったのでスクールに入会した
- でも、自分に合わず、一か月で退会した
こんな結果になったとしても、恥ずかしい思いをすることはありません。
スクール生も1か月後にはあなたのことを忘れているはずです
もし、失敗が恥ずかしいのであれば、成功するまでは他言を控えましょう。
⑤年齢を「挑戦を諦める言い訳」に使わない
もしかしたら耳が痛い話かもしれませんが、
「年齢」や「家族」を言い訳にしてるけど、本当は挑戦したくない」
こんな人は意外にも多いものです。
何かに興味を持ったとしても、
- 実際に行動に移すのは大変そう
- 挑戦を始めても継続することができない
こんなふうになってしまう人の気持ちはよく分かります。
それこそ、
「何かに興味を持った人が10,000人いても、挑戦するのは100人で、継続するのは1人しかいない」
こんなふうに言ったりもしますので。
もちろん、その人の人生なので、「挑戦をしない」という選択をするのも本人の自由です。
ですが、
「挑戦できなかった自分を正当化するために、これから挑戦する人にネガティブな言葉をかける人」
こんなネガティブおじさんにならないよう注意してください。
- 挑戦のハードルは想像以上に低い
- 年齢は必ずしもマイナス要素ではない
- 家族がいても「小さく」始めれば問題ない
- 失敗が恥ずかしいなら他言は無用
- 年齢を「挑戦を諦める言い訳」に使わない
30代の今が一番若いとき
もし、こんなふうに思うなら、次のように考えてはどうでしょう?
- あなたが30歳で寿命が90歳と仮定する
- 「現在のあなた」「31歳のあなた」「32歳のあなた」と1年ごとに仮想の「あなた」をつくる(つまり60人の仮想のあなたが出来る)
- その60人の「あなた」に対して、「もういい歳だから」と言った状態を想像する
現在のあなた以外の60人の「あなた」はなんと言うでしょう?
きっと、全員が口を揃えて、
「今のお前が一番若いのに、『歳だから』とか言ってんな!今やれ!」
こんなふうに若干キレ気味に言ってきたのではないでしょうか?
今日が人生で一番若い日です。
少しづつでいいから、着実に前に進むことが未来のあなたの望むことなのではないでしょうか?
そもそも、人が死ぬときに一番後悔することは何かご存じですか?
心理学者のTom Gilovich氏によると、
「理想の自己として生きることが出来なかった後悔」
だそうです。
もちろん挑戦をしたからといって、理想とする自分になれるとは限りません。
ですが、挑戦しなかったことは、いつまでも心に残り、あなたを苦しめます。
いつか死が迫ったとき、ベットの上で挑戦しなかったことを後悔しないよう、少しだけ動きだしてみてください。
僕たちは100歳まで生きます
「30代から挑戦するなんてもう遅いかな…」なんて考えている人に、もう一つだけ伝えておきたいことがあります。
それが、
今30代の50%は100歳まで生きる
ということです。
これから説明することは僕の推測ではなく、「LIFE SHIFT」という本の中で、データとともに解説されている内容です。
言葉通り「人生100年時代」を生きる術が書かれたと名著なので、ぜひ読んでみてください
世界規模で見ると、過去200年のほとんどの間、平均寿命は右肩上がりで伸びてきました。
その理由は本当に色々で、
- 医療技術の進歩
- 栄養の改善
- 世界経済の成長
- …
など、一概に言えるものではありません。
ただ、事実として言えることは、
「10年ごとに平均2~3年のペースで平均寿命は延びている」
ということです。
例えばアメリカの平均寿命は、
- 1900年:49歳
- 1960年:70歳
こんなふうに伸びています。
日本でも、明治・大正時代の人の平均寿命は43歳程度だったとか
「10年ごとに平均2~3年のペースで平均寿命が延びる」
この現象はどこかで頭打ちはするかもしれません。
ですが、本書で示された統計を見る限り、現時点では、このペースは鈍くなってる様子は一切ありません。
そして、このペースで寿命が延びた場合に我々が何歳まで生きるかが、本著では示されており、それが、
「1987年生まれ:98~100歳」
という結果でした。
僕らより平均寿命が20~30年ほど低い、祖父母やその上の世代なら、人生の折り返し地点目前の30歳は「いい歳」と呼べたかもしれません。
ですが、今は文字通り「人生100年時代」。
まだ寿命の半分も生きてない若造が、「もう30歳だから挑戦するのは止めた」というのは、あまりにも勿体ないのではないでしょうか?
挑戦する勇気が出ないあなたに読んで欲しい一冊
ここまで「30代からの挑戦は遅くない」という話を様々な角度から解説してきました。
ですが、僕の拙い文章があなたの後押しになったと思えません。
恐らく、この記事を読み終えた後、「フーン」という感想とともに、また検索ページに戻るのではないでしょうか?
そして、他の記事を一通り眺めるも、心に刺さる記事はどこにもなく、
- 「よし、挑戦してみよう!」
- 「やっぱり、止めようかな…」
いずれにも心が動くことはなく、
ですが、僕は冒頭で言ったとおり、あなたの勇気づけたい。
「今のままじゃダメだ。少しでいいから行動しよう」
こんなふうに、あなたが心の底から思えるようにしたいと思っています。
だから僕は、あなたに一冊の本を紹介したいと思います。
それが、「あした死ぬかもよ?」という本です。
この本の良さは、説明を受けるよりも、実際に読むほうがずっと理解できるので、本書の内容を一部紹介します。
ここから先が本文を一部抜粋したものになります。
スマホでこの記事を読んでいる場合は、実際に寝転がって、心をこめて読んでください
あなたはパジャマを着て、いま病院のベッドの上にいます。
窓からは、沈みかけた日の光が差し込んできています。
病室にはあなたひとり。天井の蛍光灯の光をぼんやり眺めています。
あなたの一生は、どんな人生だったでしょうか?
いつ最後の日が来ても後悔はない。そんなふうに胸を張っていえる人生でしたか?
想像してください。あなたの魂は、あと 30秒で肉体を離れます。
電灯のスイッチを消されたかのように、体の重さが消えていきます。
あなたは、あと 20秒で死にます。
目がかすみ、もうほとんどなにも見えません。 静けさのなか、空調の音だけがかすかに聞こえてきます。
あなたは、あと 10秒で死にます。体の感覚が消えていき、空間に溶けこむかのように境目がなくなりました。
ドックン、ドックン、ドックンドックン、ドックン、ドックン……心臓の鼓動がいまにも消え去りそうです。
わずかに残っていた意識が何者かに引っ張られるかのように遠のいていきます。
「はい。あなたはたったいま死にました。」
ほんとに死んだつもりで、これから 5分間、身動きひとつせず目を閉じて、死を感じてください。
5分たったら、次の質問に回答してみてください。
「やり残したことはないですか?悔しくはないですか?」
このまま人生を終わらせるなんて、悔しくないですか?
たった一度きりの人生を、このまま終わらせるなんて、泣き叫びたいくらい悔しくないですか?
では、また 5分差し上げます。
ここで 5分間、手足をバタバタさせて、「悔しい」って、声に出して思い切り泣き叫んでください。
悔しい思いこそが、キミを追い込みます。
…
「明日死ぬかもよ」より引用
…どうでしょう。この質問を読んでもまだ、「30代からの挑戦なんてもう遅い」と思いますか?
この本は他にも27個の質問があり、そのたびに、心を大きく揺さぶられます。
「挑戦したいけど、勇気が出ない」と悩んでいる人はぜひ読んでください。
ちなみにこの本、本屋に無い場合もあるので、ネットで買うのがオススメです
ちなみに、この本は「Kindle Unlimited」なら30日間、無料で読むことができます。
「Kindle Unlimited」は、Amazonが出してる本の読み放題サービスで、
- 最初の30日は無料(翌月以降は月額980円)
- 10万冊以上の本が読み放題
- スマホ1台で読むことが出来る
- 会員登録・退会手続きがすごく簡単
こんなサービスです。
30日以内に退会すれば、実質タダでこの本を読むことができるので、
僕の人生観はこの本で激変しました!心からオススメしたい一冊なので、ぜひ読んでみてください
人生は一生が勉強。「もう遅い」は存在しない!
今回は「30代から挑戦することは遅くない理由」について解説しました。
もし、この記事を読んで、挑戦しようと考えたのなら、今すぐ行動に移すことをオススメします。
「やろう」と思ったその瞬間が一番やる気がある瞬間ですよ
行動といっても大げさに考える必要はありません。
- 無料体験に申し込む
- 関係する本を買ってくる
- 体験者に連絡を取ってみる
この程度から始めればよいかと思います。
もし、これらを試すのも難しいなら、今回紹介した「LIFE SHIFT」や「あした死ぬかもよ?」本を読んではどうでしょう?
紹介した2冊は千円ほどで買えますし、「あした死ぬかもよ」に関しては「Kindle Unlimited」を使えば実質無料で読めます。
たった一冊の本が人の人生を変えることはよくある話ですが、僕はこの2冊が挑戦をするあなたの人生を激変させると信じています。
僕と同じように、これらの本の力で自分の世界を変えていきませんか?
この記事があなたの背中を押すきっかけとなれば幸いです。
それでは!